企業・組織で働いていればジレンマに陥ることは多々あります。マネジャーにはどこに目をやってもジレンマがついて回るように見えます。ジレンマとは、背景と例、モデルと対処法のヒント。1on1ミーティングでの中間管理職の事例(配慮を示す:成果を求める)を対処法のヒントと共にご紹介します
継続的に結果を出していくには、粘り強さが必要です。
この記事を読む「3分ルーティン」を
ご一緒に続けながら現場で実践していきましょう。
「1on1ミーティングの道具箱 」シリーズ 第21回
現在地
はじめに
私たちは人生経験から身についた
よくない習慣に戻ってしまうこともしばしば。
それは自然なことであり、私を含む誰でもあること。
「1on1ミーティングの道具箱」シリーズで大切なことはこの3つです。
全編でご紹介する道具(方法、スキル)をジム通いをするかのごとく
一つひとつ職場で実践しながら鍛えていきましょう。
ラポール・心理的安全性を形成する
「1on1ミーティングのタイムライン」の全体図
最終章 スキルを日々実践する
ジレンマ
❕ ポイント/注意点
マネジャーのジレンマとは
マネジャーとは
ジレンマとは
辞書では
二つの 相反する 事柄の板挟みになること
会社の中では
理論と実感
企業・組織で働いていればジレンマに陥ることは多々あります。
マネジャーにはどこに目をやってもジレンマがついて回るように見えます。
まず極めてザックリとご紹介する「マネジメントの13のジレンマ」は
わたし自身が時間が経つごとに、立場が変わるごとに
しみじみとそうだったなぁ… 「実感」を伴います。
マネジャーは「ジレンマ」にどう対処すればよいのか?
結論からすると
・ジレンマの折り合いをつける
・一人ひとりが自分なりの2つの要素の適切なバランスをとる
(変化する動的なバランスをとる)
いかがでしょうか?
ピンと来るものと来ないものがあるのではないでしょうか。
マネジャーとしての年月や責任範囲によるかもしれませんが、
研修などでは扱われる機会が少ないのでヒント/参考になるでしょう。
次に新任マネジャーが認識不足の「幻想」から
「ジレンマ」に陥りやすい例を見てみましょうか。
特に注意が必要なのが「1対1の関係づくり」の幻想
一対一の関係にこだわることは、リーダーシップの基本である「グループの結束をテコに、個人の業績を改善し、やる気を高める」を無視することに。
無意識に相手によく思われたいとか、苦手だから早く済ませたいとかで、
安易に個人の要求を受けいれてしまい、それがチーム全体に悪影響を
及ぼし事態の収拾に追われる新任マネジャーが少なからず見受けられます。
ジレンマからは逃れられないとしても
「行き当たりばったりの対応」や決断のために逡巡し続けたり
そうした状況をやり過ごしているわけにはいきません。
ジレンマに直面した場合は
リフレクションは継続と改革に必要不可欠
1on1ミーティングでのジレンマ(例)
概して、中間管理職が板挟みになっていることが多い。
上層部が設定した目標を達成すると同時に、従業員の健康にも気を遣うのは
多大な労力が必要になります。
配慮を示すことをやめたくなる衝動に駆られることもあるかもしれませんが、あなたの思いやりは「自分の部下に対する投資」であり、
あなたへの有益な投資になります。
では、マネジャーが板挟みになっている上司からの要求と部下からの要求の背景をもう少し詳しく見ていきましょう。
いかがでしたか?
次回、10/16 第22回
最終章 スキルを日々実践する 「EI 感情的知性」
マインドセット/心のあり方、考え方をご一緒に考えていきます。
「1on1ミーティングの道具箱」シリーズを通して
複雑な状況をうまく処理したり、
コミュニケーション(会話/対話)を円滑に進めたりするために
一本やりではない、成熟したコミュニケーションができる「道具」を
身につけた「フレキシブルなマネジャー」を目指しましょう。
ポイント
メッセージ
with all of my thanks and friendship
お知らせ
おすすめの記事
組織運営とマネジメントについて総合的に学びたい方へ
"WorkStyle" シリーズ
本シリーズの全記事はこちらから