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実家では初めてのゆらゆらDay(休職246日目)


2022年10月6日(木)


今朝はなかなかショッキングな夢を見たから
誰とも話したくなかった。

(夢の話はこちら↓)

要約すると休職のきっかけとなった上司に


『休みすぎ』

『やる気を見せろ』

『今の部署に未練はないのか』

『あるなら残れ』


と言われた夢。


1日この夢について考えたけど
きっとその気持ちを抱いているのは私自身。

向き合いたくない言葉を苦手な上司に言わせて
改めて自分に考えさせるなんて。


なんてマゾなのかしら。


おかげさまで気持ちが落ち込んだので
朝は一人で朝ごはんを食べて
すぐに2階へ上がった。


久しぶりにピアノを弾いてみた。

5歳から12歳までの
7年間習わせてもらったピアノ。

とにかく嫌いでレッスンに出発する
30分前から練習をするだけだったピアノ。

レッスン時間は30分なのに爪を切って行かなくて
そのうち5分を爪切りに使っていたほど
嫌いだったピアノ。

その成果あって7年間習ったのにヘ音記号の譜面は
ぱっと見読むことができないピアノ。

今やト音記号の方も読めなくなったピアノ。

ピアノ習ってる勢が合唱コンクールの伴奏を
やりたがる中まるで鍵盤に触れたこともない
かのような表情で音楽の時間を過ごしていたほど
嫌いだったピアノ。

『いつか絶対やってよかったと思う日が来る』と
母に言われ「そんな日は来させない」と心に
誓っていたのにQUEENを題材にした映画
”ボヘミアン・ラプソディ“を観て
(マジでやっとけばよかった…)と
12年越しに自分を恨ませたピアノ。


高い月謝代を払ってくれていた
母には今更申し訳ないと思っている。


youtubeで”カノン 超初心者”と検索し、
ダンスダンスレボリューション式で弾ける動画を
見つけて練習した。


カノンっていいよね。


1時間くらいはやったんじゃないだろうか。



午後。

母と祖母は接客、祖父は自分の部屋にいたので
その隙を狙って1階へ。


昨日、家に大量のサツマイモがあることが分かった
ので愛知銘菓・鬼まんじゅうを作ることに。

大学時代に愛知出身の男の子が作ってきてくれて
おいしかったから何となく覚えていた。


昨日のうちに作ることを伝えていたら、
母が仕事の合間を縫って
薄力粉を買ってきてくれていた。

ありがたい。


作り方はとても簡単だった。


サツマイモを1センチ角に切って
水にさらす(5分以上)。

水を切って砂糖とはちみつを加えて10分放置。

薄力粉と片栗粉を入れて混ぜ、
形を整えて蒸せば完成。


鬼も驚きの速さ。
(鬼まんじゅうの由来はそこじゃないはず)


おいしい。

もちもち好きの私にはとても満足だった。


塩をひとつまみかけて食べると甘みが増して
さらにおいしかった。


祖父と母もおいしいと言ってくれた。

祖母もおいしいと言ってくれたけど、
実はサツマイモがそんなに好きではないらしい。


知らなかった。


そういえば祖父のもとに鬼まんじゅうを
持って行ったときにWordの使い方を聞かれた。

90歳でWordを扱っている人なんて
世界に何人いるだろうか。

ただ、聞かれることはもちろん超初心者の質問。

挿入モードと上書きモードの切り替え方、
行間の調節方法、文字の色の変え方、
保存場所が見つからない、など。


挿入と上書きの質問って誰しも一度は
したことあるんじゃないかな。

いつの間にか勝手に指が当たって
切り替わってるやつ。

それを知らなかったときは
全部打ち直していたけど
祖父もそうしていたらしい。


私の説明をメモする祖父。

Wordのマークも手書きでメモする祖父。


めげずに頑張ってほしい。


ちなみに祖父がWord(もともとはワープロ)を
始めたきっかけは”字が汚いから”。

きれいな字を書くことではなく、
書かないことを選んだところがすごいなと思う。



夕方。

スマホでやっていたアプリで
(タブレットでやったらもっと楽しいだろうな)と
思っていたものがあったのを急に思い出した。


”ぬりえ”と”ロジックアート”。


わくわくしながらアプリを
ダウンロードしようとしたら
パスワードを要求された。

嫌な予感。


案の定、母はパスワードを覚えていなかった。

メモしていたものも間違っていた(なんで)。


セキュリティの壁を突破して
ダウンロードしたものの結局やりながら
眠くなった。


ただ格段にやりやすかった。

多分実家にいる間またいつかやるだろうと思う。


少しだけ寝て起きるとまた気分が落ち込んでいた。


みんなでわいわいごはんを食べる気にならない。

でも実家でそんなことを言うわけにはいかない。


いただきます。


そしてこういう日に限って
すごく祖父や祖母が話しかけてくれる。

ちょっと泣きそうになった。


でもある質問をきっかけに話し出したら
気持ちが上向きになった。


『ナンプレ難しい』みたいな
たわいもない会話だったと思う。

なんてことのない質問。不思議だ。


その後食器を洗っているときに
1日の気持ちの変化を母に話した。


あんまり汲み取ってくれてはいなかったみたい。


その後も元気になったつもりだったけど、
母の話声が大きいことが気になったり、
みんなでカラオケに行きたいねと言われて
「私はそうでもないな」と思ったり

やっぱり気持ちは沈み気味だった。


あと、お金の貸し借りの話題になった。

私は大学在学中に海外に行ったときのお金を
母に返すことになっていた。

社会人1年目で残業をしまくっていたときは
お金に余裕があったので毎月決まった額を
返済して、ボーナスの時にもまとめて渡していた。

ただ、2年目から働き方改革と所得税や住民税の
引き落としのせいで生活するのに
精一杯になったからちゃんと返せていなかった。


今回実家に帰るときにお金を多めに下ろしていた。

計算してみると母に返すべき額と同じ額だったので
そのまま渡した。


借金が一つ減った。うれしい。

残すは奨学金。




きょうはトピックが多かった。


気持ちは沈んでいたくせに
書き始めるとポンポン出てくる。

これぞ自分のための備忘録って感じ。


さて、寝よう。

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