みまもり自動販売機＆3時4時 +

　前回の記事での【地域で夕方に放送される”曲”がもたらす効用】として皆が捉えがちな点からの連想展開をします。
　まずは表題のうちの「自動販売機」の方。
　これまで複数回、テレビで紹介されているのを観たことがあるように記憶しています。でも身近なところで当該《トップ画像の例》を実際に見掛けたことはまだありません🙅
　あ、一昨日の《硬貨例》記事でも登場した題材ですが別物です☝

　キリン社の自動販売機の中には、『生茶』のところに防犯カメラが仕込まれているタイプがあるとのこと（2018年頃～）。
　街灯近くや店舗前など、高い位置からの”撮り下ろし”ではなく、地面に設置した自動販売機の内側から、というポジションですので、記録されるフレーム（被写領域）は全く異なるものになるのだと想像できますが、どのような目的・意図でもってそのような場所に付けられたのでしょうか？貴方は推測できますか？

　

　その「答え」は、主に【前を過ぎる通学中の児童を守るため】だそうです👮
　《人の目の高さ》というのが利点となっていて、数メートル上方からの一般的な防犯カメラの画像より、表情というか〔顔面〕が広く写りそうな気がしますね。『みまもり自動販売機』と名付ける由来も分かるような気がします。
　ただ、その”名称”が機体に明示されているらしく、「ここに監視カメラがありますよ！」の旨をアピールするのがメリット／デメリットのどちらになるのか、少し気になります🤔
　隠し撮り的効用を持たせるというよりは、おそらく『抑止効果』狙いなのでしょうね🚫

　そこかしこに防犯カメラ📹がある昨今の実状を基点にして、総合的にみると、既成の形式にこだわらない施しとして、有効な要素があるのかもしれません。

《他のアピールポイント》
◆カメラ稼働のための電源の確保は問題ない - 自動販売機本体への供給環境が元からある
◆本体は明るいので夜間の照明（被写体へ当てる）も備わっている - 赤外線タイプでないと暗闇での撮影は…

　

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

　

　上記から想起した関連事項として、次のようなテレビCMが以前放送されていたのですが、どうやら地域限定（大阪府ローカル）のようですので皆さんは概ねご存知ないことでしょう🤔
※2020年頃の《公益社団法人ACジャパン・地域キャンペーン》動画が残っていました📺

《引用》
大阪府は犯罪発生率全国ワーストワンを更新し続けており、近年は特に「子どもの下校時の誘拐・性犯罪」に関する痛ましい事件も多く発生しています。そこで「子どもの安全」をテーマに、具体的な対策を提案し、注意喚起を促すクリエイティブを企画。「誰もが、それぞれのやり方で、自由に参加できる見守り活動」を提案します。

　（動画再生の手間を掛けなくても💦）その主旨を簡潔に申しますと、
【おうち周りの家事やお出かけは、ぜひ３時から４時のあいだに。
　つまり、児童の帰宅時間に合わせて行なうことで、「出るだけ防犯」に効果的だから】　というものです☝

　「確かに！」という反応がほとんどでしょうか。ACジャパンの発信はインパクトがあります。

　

でも、少し気になりませんか？

　まず、
　この時間は概ね高学年であって、『見守り』がより深く必要であると思われる低学年はもう少し早めの時間にずれているのではなかろうか…
　この点については、地域によって等、様々でしょうけれど🙉　～親が勤めに出ている等、子供の帰宅が早いよりは「低学年であっても遅くまで”学校時間”が続いた方が…」という声もチラホラ👂

　何より、
　その時間への集中を呼び掛け～実行することで、もし、
・もう少し早い下校時刻になった日
・逆に遅い日 - 『居残り課題』をしたなど
は、反動で”人の目”が薄くなってしまうことを意味するけれど…😎

--- そのような〔副作用〕を払拭する妙案はありませんか？

　

　そもそも、大勢の子供が動く「メインの時間帯」よりも、”少数派”となる「時刻レンジから外れた（概ね単独）行動になる児童」の方にこそ、向けてあげるべきところであるようにも思います🧐

　いずれの懸念に関しても、当方ごときが心配しなくとも、充分深く議論し尽くされた上での提言なのだろう、とは思いますが(;^ω^)

　

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