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確実に伝えたいサインの影響力 - 『自転車降りて』のデザイン +

 あ゛~、こうなっちゃいますか… な例に遭遇すると、見て見ぬフリをした方がよいのか、おせっかいを炸裂させた方がよいのか、葛藤に見舞われます。

 まぁほとんどの場合、仮に後者を選んで目一杯の恐縮姿勢で臨んでも、適当に片付けられて(≒歓迎されずに迷惑がられて)しまうので、概ね前者でしょうか('◇')ゞ

 

こちら。初見で何を感じ取りますか?

自転車は降りて

自転車は降りてup

 

 この場所(駅施設の建物周辺)での自転車通行を制限/禁止🚫しておくことで、交通危険度を減らす目論見であることは誰でも察しがつくと思います。もう少しだけ踏み込んで、気になる要素は無いですか?

 

 最大の命題:実際にこの場所に自転車で接近した人への視認性 については申し分なさそうです。このような形式の他には〔地面に描く〕という方法もありますが、『通せんぼ』要素も多少は含ませたいでしょうから、これがベターなのかもしれません。

 でも、副作用は無いでしょうか? ---

 

 感じ方は人それぞれでしょうが、少し”障害物感”が大きすぎるかもしれません。
 スマホ画面を見ながら歩いて接近した人が、(本来何もないはずの)この場所でつまずく。酷いケースでは同じく自転車でも存在に気付かず接触…

 「エラーのきっかけを敢えて作っている」という側面も、残念ながら否定することはできません。当該サインの向け先ではない人が”ながら”であろうとなかろうと。

 

 

 

 

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