計算を上手にするためには? - カタチ作りではなく… +
必勝法・成功の秘訣・定石・王道・常軌・メソッド・・・そのような類の【先人や成功者と言われる人が後続者に推奨する事項や方法】や【一般的に認められているもの】が悉くマッチしないタイプの当方です^^;
以前テレビ番組で紹介されていました。【東大生もが認める】あるいは【これを参考にして目指した】というバイブル的なものの話📺
とある漫画。《勉強になるポイント》《受験テクニックが満載》と紹介されていたんです。
人気・好評そのものには偽りがない事実ですし、東大生のインタビューに”やらせ”感は無いのでしょう🤔
前述の番組で真っ先に紹介された要素は
【計算ミスが無くなる!ノート&解答用紙の賢い使い方】
漫画内での設定では《東大模試を受ける前の心構え》との設定ですが、後述する視点からもそれはあまりに極端なので見なかったことにしておいて、と(~_~;)
◆計算式を書く時はまず、用紙の真ん中に線を入れて2分割しろ◆
数式は横に膨らんでいってしまい、キレイじゃないから、計算ミスをする。それを回避するために横幅を狭くせよ≒それで上手くいく、劇的な効果があるという話。
なるほど!💡と思いましたか?
学習時代にご自分も同じことをしていましたか?
あるいは全く実感しないという方もおられるでしょう。
それの効果がいかほどか、というのは本稿の着眼点ではないんです。
好効果であろうことに何ら異論はありません。
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
上述の番組内の評価。実際に役立った!とのこと。
◆自分も、用紙の真ん中に線を入れていた
◆正確な計算をするためにはその方法を推奨
という展開が多数派なのです。
東大を目指したことがない当方だからとかいう話は別に関係なくて、段階を踏む工程の長い計算の際に、
”=”は右側に付けるのではなくて段を降ろして(改行して)左下へと続けるように
という心得の話では?
※別表現にすれば、《左端に”=”を揃えるように書いていく》とも言え、ことさら〔左辺=右辺〕という形式で展開していく方程式の場合における”=”位置の揃え方にも通じます
それを、「線を引く」というカタチからの論点思考に置き換わっているのが意外でした。
横ではなく下に続けるのは小中学生の時から”当たり前”(実際に息子に訊いても「そうだ」と回答)だし、「何をいまさら」な点が1つ。
東大生ほどの面々が、このような稚拙な”コツ”を「自分も!✋」と頷いてしまう違和感も無視できません(もっと当たり前感を出してほしいという私見💧)が、《目的と手段の取り違え》をも想起させるような、「線を引く」を前面に押し出した窘めへと論点が向いてしまっている”なるほど”話の取り沙汰は、〔気付き〕でも何でもないような気がします。
⇒「だったらアナタが、そんなメディア情報に触れなきゃいいのでは?」とは仰る通りで、別に文句を言いたいわけではないです😅
本質思考も鍛錬しつつ、でないと、『詰め込み学習』と大差ない「教わったメソッド(=線を引くスタイル)を上手に踏襲できただけ」な雰囲気に寄ってしまっているようで、
◆計算というものは縦方向に続けていくのだよ
という心掛けの方を
◆まず中央線を引いて用紙を二分しなさい
の代わりに、重みを変えて、
伝えてあげられればなぁ…と🙄
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