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気になる用語について⑤ - 『他己紹介』など

 国語系のシリーズ記事は幾筋もあって、どれがどのような骨子なのか乱立して絡み合ってきています😵‍💫
 ですが、一貫していることは「独自の視点からの問題提起」でございます📖

 取り留めもない話。早速まいりましょう🙋


◆他己紹介

 新学期・新年度が始まり、多くの人が『自己紹介』をする/される に直面しがちな季節ですね🌸
 でも、ちょっと違った風情の類似したもの、がありますよね?実際に経験ありますか?

--- 他己紹介たこしょうかい

 
 これの意味/自己紹介との違い について、多くの人がご存知でしょう。
 初対面等、まだ馴染みがない面々に対して自分自身のことを述べる一般的なものが『自己紹介』であるのに対し、誰かが自分(その本人)以外の人のことを〔説明〕してあげる、という形式のもの。
 〔”自”分について〕ではなくて〔”他”者について〕だから、その一字を変換して『他己紹介』。
 辞書にも載っていたりするのでしょうか?🤔新語/流行語の類ではなく公に充分”認められている”ようです。当方が小学生の頃には既にまかり通っていたと記憶しています。

 でも、これってやっぱり、適切語法だとは思えません
 タコ🐙紹介?イカ🦑紹介? の印象だからではなく!

 ”己”って、「おのれ」ですよね?自分のこと。「自」⇒「他」は反対の文字に置き換えたものの「己」が残ったまま気にせず着地していることが中途半端で違和感です🫣

※関西の方言(?)で「youあなた」を指す口語の代名詞として「自分」という語を使う人が散見されることよりも引っ掛かります😫



◆天気が下り坂に向かう

 曇ったり雨が降ったり、という変化のことをさす比喩表現である、とは言わずもがな。

 では、①「その時」はまだ晴天の状態なのでしょうか?
 あるいは②既にやや悪化傾向(途上)なのでしょうか?

 この2つは互いに異なる意味です。「今、どこ」ですか?変化・勾配は①近い将来なのか②もう始まっているのか。

 全員が画一的な捉え方をするとは思えないのです💦

 ①だとすれば、「今は晴れ」で「これ以上好転することはない」を概ね含むので、「そりゃあ、いずれは下降するわな!」となり、『下り坂に向かう』とは本質的意味が無く、当たり前☝
 ②だとすれば、「向かう」というのは不適で「既に下り坂」。"on the way"


👇と論点が似ています



◆絶対○○

 これまでも何度が提起しました。安易に『絶対』を用いてしまう傾向について⚠
 あるテレビのクイズ番組で、2択問題の解答者が連発🎤
①絶対Aだ!
②絶対間違えられない!

これまた多用😔

 この2つの『絶対』は意味が異なるように感じたのです。
 いや、これはある意味で、「ヤバい」というフレーズが多様性ある(もはや形容に留まらなくなった)のと似ているのでしょうか🤔

 知識に無くて感覚で「Aが正解だと強く思う」確証の①の『絶対』と、「面目を保つためにここは何としても回避したい」意思ニュアンスの②の『絶対』と。頻発されすぎて聞かされているこちら側の受け取り方が麻痺しがちですが、互いに場の雰囲気が似ているだけで別のもの。

※あくまで国語素人としての本質解析によるものです🙇

 

 さぁ、ここから貴方の思考展開/連想フレーズは?


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