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#フェミニズム
ギリガン「ケアの倫理」の補助線としてのフセイン『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』
今年になってから3人でグループDMをしていた。コールバーグの「正義の倫理」とギリガンの「ケアの倫理」について語るつもりで、コールバーグを理解してもらうために私がカントから始めてしまったものだから、カントのア・プリオリの用語の説明あたりで有耶無耶になってしまった。
メンバーの1人がよんどころのない理由で立ち去らざるをえなくなり、そのままになってしまったことが残念な、穏やかで知的な場所であった。
残さ
【はじめに全文公開】「あなたが1人で、トイレで泣く日が来ないように。」女子を困らせる人を撃退する言葉の護身術! アルテイシアさん最新刊!
『モヤる言葉、ヤバイ人』アルテイシア著を2021年6月19日に発売します。
「いい奥さんになりそうだよね」「あなたは強いからいいよね」「おじさん転がすの上手いよね」「女子力磨けば結婚できるよ」「子どもを産めば、仕事の幅が広がるんじゃない?」……
モヤる言葉に出会った時、「自分が気にしすぎなのかな……?」と怒りを飲み込み、笑顔で受け流してしまった経験はありませんか? 相手の方が立場が上のため強く
書籍『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』
上野千鶴子・田房永子 2019 大和書房
経験を表現する言葉のメニューはできるだけ多いほうがいい。(中略)あらかじめ言葉を知らないことは表現できない。(中略)感情って言語化されないと経験にならないのよ。(p.147)
教育や読書がもたらすものであり、カウンセリングでしていることをすぱーんと気持ちよく表現してもらった。そういう一文に出会った本だ。
フェミニズムという言葉に対して、世代によって、
書籍『男の子でもできること:みんなの未来と願い』
国際NGOプラン・インターナショナル(文) 金原瑞人(訳)
2020 西村書店
タイトルからして素晴らしい本。
数々の写真に透けて見える、表情豊かな子どもたちの写真。
そこに添えられた文章がいい。
金原瑞人さんの訳がいいからすうっと入ってきて、考えさせられる。
最後に、上野千鶴子さんの解説が全体をまとめあげる。
男の子「でも」できること。「だから」ではなく、「しか」ではない。
女の子「だけ」で