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続・娘の結婚で気が付いた「あれ、わたしだけ 幸せじゃなくね???」モラハラ彼氏、編

このマガジン 〚 RELAX OPEN ENJOY 〛 は
人の感情に敏感だった初老女が おはようからおやすみまで己を見つめることで
自分に対する愛と信頼を取り戻していく過程を、余すことなくnote化したものである。

この note は

始まりは、編

気が付いた、編

の続きです。

よく怒る恋人は本当に、よくよくよーく!!怒っていた。
今思い出そうとしても、その動機はわからない。
もっと言えば
怒られているとき(こちらは喧嘩という意識ではない)ですら、はて・・この人は、結局なにで怒ってんの?
と思っていた。

その怒り方はネットに書かれた「モラハラの特徴」に完全に一致していた。

こういう人をモラルハラスメントを略して「モラハラ」と呼ぶらしい。
ここでその特徴を書くと長くなるので、ご存じない方は調べてみてください。


ー なにで怒っているのかわからない ー

というのは、まずひとつに
彼の中のきっかけが、そもそもわたしに伝わっていないということ。
そしてもうひとつは
話していくうちに、こちらが正しい または 彼が主導権を握れなくなると「責めるための記憶力」と「まくしたてるようにしゃべる饒舌さ」を駆使していつの間にか論点をずらし、気付けば怒りのきっかけ・・を掴もうと思っていたことすら遥か彼方。

説明を求められ答えれば
「っていうことはこの前もらったメールと話が矛盾している。そのメール探してみようか?確かあのメールには〇〇とも書いてたよね。それってもしかしてこういう意味?」と解釈を変えてこちらの意図を捻じ曲げる。

こちらが正しいとなればあっさり
「うん、わかった、それはそれでいいよ。」と受け入れたかと思えば、「じゃぁこの間のアレはどうなの?」と瞬時に切り返す。
思考や時空をコロコロと変えられ、あっちへこっちへ散々引きずりまわされ疲れ切ったわたしは、怒りのきっかけどころか、彼が今問題にしていることも見えくなる。

急いで答えれば「もっと考えろ。思い付きで答えるな。」と言い、じっくり考えると「嘘を考えているんじゃないか?」と言う。
時間すらコントロールされ、自分の居場所が分からなくなって「なんでこの話になったんだっけ?」なんて聞けば、大きなため息とともに「だからお前はダメなんだ。だから俺は怒っているんだ。」

こうやって少しずつ 怒らせてしまうわたし が出来上がる。

こちらの説明が正当であると今度は「みんなはそう思っていないと思うけど、ibitsuだけはそう思うんだね?」と架空のみんなで攻め立てる。

そして「もういいよ」と仲直りのきっかけを自ら作り「責めるための記憶」にインプット。
後日「いつだって仲直りは俺から。ibitsuはそんなことしてくれたことがない。」とまた怒るのだ。


こう書けるのも今だからこそ。あの時はこんな風に冷静に分析することなんて、とてもとてもできなかった。
ただただ、もう怒らないで欲しい。怒られたくない。
だから怒りのきっかけを探して、想像して謝ったり反省して見せたりした。


いやーーーー!! 
二度と会いたくないっすねー!!

↑ この文字もっと大きくできませんか?


でも、会えてよかった。
今はそう思う。

モラハラ彼氏は


わたしの母、そのものだったから。


そして、わたしだった、と気が付いたから。


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