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続・娘の結婚で気が付いた「あれ、わたしだけ 幸せじゃなくね???」気が付いた、編

このマガジン 〚 RELAX OPEN ENJOY 〛 は
人の感情に敏感だった初老女が おはようからおやすみまで己を見つめることで
自分に対する愛と信頼を取り戻していく過程を、余すことなくnote化したものである。

この note は前回書いた
娘の結婚で気が付いた「あれ、わたしだけ 幸せじゃなくね???」
の続きです。

結婚式は挙げず、入籍のみとしたふたりの結婚。
両家の顔合わせで

あれ、わたしだけ    幸せじゃなくね???

と思った。いや、気が付いた。という言葉のほうが近いかもしれない。

左隣には、かつて何を言っても真剣に受け止めてくれず、ただ問題がなくなるのを(わたしが諦めることを)待つばかりだった元夫。

右隣には、折れる曲げる空気を読むを拒否しては友達と喧嘩になり、挙句不登校。毎年の新学期にわたしをやきもきさせた娘。

「間違えている」「もっとひどい目に遭ってしまう」だから「わたしがなんとかしなくちゃ」

そう思っていた2人が、今この空間の幸せに溶け込んでいるように見えた。
ではわたしはどうだろう。


なんだかゴツゴツとした大きな石みたいだ。
溶け込めないならせめて、満ちている幸せを浴びて吸い込もうとするけれど、固くてどこも開かず染み込むこともできず、少しも取り込めない。
重くて動けない、誰にも動かせない。


幸せになりたい。
ずっとそう思って正しいことをしてきた。

でも、あれ?


正しいことをしているはずなのに、・・幸せじゃない。

幸せではない・・のなら、それは正しいことではないのでは?

わたしが間違っていたのでは!?


それから季節をひとつ跨いだ夏、1年半付き合った よく怒る恋人と別れた。


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