ヨーク【いつからTVはこんなことできなくなったんだ】

セクシーバラエティYouTube「いつからTVはこんなことできなくなったんだ」の猥褻カ…

ヨーク【いつからTVはこんなことできなくなったんだ】

セクシーバラエティYouTube「いつからTVはこんなことできなくなったんだ」の猥褻カメラマン/コントユニット「ギガンティックシアター」/緊縛ユニット「ご主人様とイヌ」

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小説 Like a 『春色』バトルフィールド ♯1

   ごめんなさい、と思っていた。  楽しい時、幸せな時、穏やかな時。あらゆる瞬間、僕は罪悪感に首をゆっくりと締め上げられ続けていた。被害者ぶっていたんだと思う。嫌になる。    このノートが一杯になった今も、答えらしきものは一つも出ていない。

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    • 31歳ちょっと暗い話

      ※今日のブログはほんと、僕のことがむっちゃくちゃ好きで、なんでも許せちゃう!っていう人でもない限り、買わない方がいいと思います 31歳になりました! ということで誕生日だった2月7日にも、自分の半生や内面について書こうかなとしたんですが やろうとしたことって、できないじゃないですか? 毎日本読もう、とか、運動を習慣づけよう、とか そういうのって絶対できないじゃないですか?人間って 僕も人間なんでできなかったです

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      • 4月雑感(ちょっと汚い話もあります今日)

        あっという間に4月が終わりました なんと 自転車が盗まれました ちょっとコンビニに寄っている間の出来事 盗んだ方を褒めたくなるぐらいの手際でした なので今はレンタルバイクを利用して、ウーバーイーツをしています しかしレンタルバイクは30分ごとに料金が発生するので 働けば働くほど金が減っていく心地がします ちゃんと計算すれば黒字になっているのはわかるんですが なんというかモヤモヤします 働くと損、みたいな 他にもウーバーイーツしててモヤモヤすることがあって

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        • 三月雑感

          お久しぶりになっちゃいました 所属するコント劇団の公演も無事終わり あとは前々から計画していたYouTube(日本一周企画)をスタートさせるだけ、って感じです 昔からの知り合いである同期の芸人コンビゆきちとyoutube撮ってるんですが 撮影を重ねていく中で今だに初めて知ることが多くあるのが面白いです これが吉中くん これが小路くん この前小路くん家を引き払ってんで 現在は車中泊して生きてるんですが 彼、退去日に大量の荷物を許可なく吉中くんの家に持ち込んだん

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          二月雑感

          ブログを習慣づけようとか言ってたのに全然できてないです難しい 習慣化というのはとっっても難しいことです 毎日同じことをやる、休まない、休んだ方が気持ちが悪い そこまで持っていくことがどれだけ難しいことか でもやりたいこと、成し遂げたいことは一丁前にあるので 少しずつでもまた文章を書く体に戻さないとと思いnoteを開きました 2月7日は誕生日でした 31歳になりました 今年はYouTube始めたり劇団に入ってたりで 関わる人が多いからか もらうプレゼントが多

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          2月2日 雑感

          誕生日まであと5日になりました 31になります 先日MXの「らいコレTV」に出演してきました 最近伸びてきてる芸人ティックトッカーとして! 俺より伸びてる芸人無茶苦茶いるのに なんで俺なんだというのもあったんですが 平気なツラして出てきました MCがさらば青春の光さん そこに一人出てきたんですが 僕芸人のキャリアほとんどコンビなので ああいう場で喋るって時いまだに心細いです でもまぁコンビだった時は「スベれない」というプレッシャーがあったのが ピンだと

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          1月17日 雑感

          今日もYouTubeの打ち合わせをしてきました 三人で企画出しをするんですが、なかなかどうして難しいです 三人とも、アラサーながらネットやらSNSやらには目を通していて 今、どういう企画がアウトでどこまでなら攻められるのか、という判断はできるチームであるという自信はあったんですが なかなか企画が決まらずに会議が長引いていくと焦りからそこらへんの炎上センサーが狂っていってしまう ということが今日わかりました 会議開始2時間が経過して うーんなかなか決まらないなぁ、

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          今に至る話 後編

          前回のあらすじ 同期の芸人に電話でYouTube誘われました 詳しくは省きますが 恐ろしい背水の陣でYouTubeを始める気であると それはもうとんでもないほど自分を追い込んでこの一年にかけると そして聞く分にはそれが失敗すると大変なことになるぐらい後先考えていないと そんでその博打に俺を誘いたいと そういう話でした 事務所が一緒だった時、一番仲良くしてくれたのがゆきちの二人で それが人生を賭けた大博打を打つ、と聞いて ぐっと込み上げるものがありました

          今に至る話

          再度緊急事態宣言が出たこともあって、YouTubeの撮影に影響が出てきてしまいました。 しかしできる範囲で撮り溜めはしているのでお楽しみに。 こういった状況でなければやりたい企画も思いつくのですが。温めておきます 【ミキサーVS美女の咀嚼】どっちが美味しいスムージー作れるか とか 【利きア〇ル】 美女と飯島翔平の尻、目隠ししてどっちの臭いか当てられるか? とか 是非ともご家族で楽しんでいただきたい企画ばかりで残念です…… ただまぁ、アイデアの量だけはドンドン

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          というのも。 元々僕の人生の目標というのが、 「小説を出すこと」なので、 日常的に文章を書く習慣をつけたかったんですが、 小説を一本書き上げるのって、僕の場合半年ぐらいかかるんす。 なのでその間の文章をモチベーションを保つために、小説とは別に文章を書きたくて、しかし短編小説やらを細かく書こうともしたんですが題材がどんどん尽きていってしまって、どうしたものかと。 そこでブログなら日々ネタが増えて行くものだからちょうどいいんじゃないか、と思って。 というわけなんす。

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          小説 Like a『春色』バトルフィールド ♯16

          ♂♀♂♀♂♀♂♀    俺が比呂のことを好きだと思ったのは、中学一年生の時だった。  その日は無茶苦茶に熱い日で、セミの声がいつもよりも少なかった。35℃以上になるとセミも熱中症になるらしい、というのをテレビで見た。  その上うちの中学は一部の教室を除いて冷房がなく、それはもう地獄と呼んで差し支えないような状態で、天井で力なく首をゆっくり振っている扇風機が自分の方を向くたびに、声が漏れそうになるほど気持ちが良かった。汗をかいた腕に何度もノートが貼りつき、苛立ちながら破れな

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          小説 Like a『春色』バトルフィールド ♯16

          Like a『春色』バトルフィールド ♯15

           ♂♀ 「それでまだ懲りずにいるってわけ?」  向かいに座る市村は頼んだダージリンに口もつけず、苛立たしげに僕を睨んでいた。  僕はサークルをやめた。お世話になった白井さん吉原さん坂上さんには一人ずつ直接会って、今まで僕が騙していたことを打ち明けた。全然気づかなかったと白井さんは言い、気づかない奴がいると思ってんの?と吉原さんは言い、野暮なこと言うなよと坂上さんは言った。  何度か潤さんを構内で見かけたが、潤さんは遠くから僕に気がつくと柔らかく笑うばかりで、言葉を交わ

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          Like a 『春色』バトルフィールド ♯14

          ♂♀  その日は日曜で、十時から所属している少年野球チームの練習試合を控えていた。忘れもしない、僕は十歳だった。ユニフォームに着替えダイニングで朝食の目玉焼きに醤油をかけながらテレビをつけた。ワイドショーが流れていて、内容は最近公開されたドキュメンタリー映画の好調についてだった。 「──音楽史に名を残すスターであった彼が、自身のセクシャリティについて悩む姿を彼の往年の名曲とともに美しく綴った衝撃作。ご覧になった方々の感想を──」  マイクを向けられた女性が、私は美しいと

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          Like a『春色』バトルフィールド ♯13

           車窓から夏の太陽が斜めに差して座っている僕の足元に影を作った。冷えた車内は季節特有の浮ついた雰囲気で満ちていた。汗かいたんだから帽子とって汗引かせなさいと口うるさい母親の言うことをきかず、お気に入りのキャップを両手で押さえて取ろうとしない男の子が右斜め前にいた。左斜め前では、高校生ぐらいの男女が会話もせず座っていた。男の子は外を見たり窓を見たりしていて、女の子の方はスマートフォンをいじりながら時々男の子の顔を窺っているのがわかった。山間から電車が抜け海が見え始めた時男の子が

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          Like a 『春色』バトルフィールド ♯12

             向こうから目をさすような自動車のライトが向かってくる。避ける気もなかったのか、すぐ脇をスピードを緩めずに通過していった。風圧で体が煽られて頭がくらっとした。  体が冷えている。ポツポツと降り出した雨のせいだった。歯の根が合わず、足が重かった。  頭の中では言葉が巡った。吉原さん、白井さん、坂上さん、市村、潤さん、そして佐藤。

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          Like a『春色』バトルフィールド ♯11

          ♂♀    交際の報告をしたのは吉原さんと坂上さんと白井さんだけで、ほかのサークル員には報告をしなかった。特に意識をしていたつもりではなかったが、話す人選んでるんだね、と潤さんに言われたとき何故かドキッとした。選んでいたのだろうか。だとしたら、どういう基準で?  報告をした時、白井さんは手放しで喜んでくれた。坂上さんは言葉を失ったあと、はぁーそうくるか、とどこか含みのあることを言った。どういう意味だったんだろうとしばらく気になったが、潤さん曰く、坂上は余裕ぶりたいところがあ

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