小説 Like a 『春色』バトルフィールド ♯1

 

 ごめんなさい、と思っていた。


 楽しい時、幸せな時、穏やかな時。あらゆる瞬間、僕は罪悪感に首をゆっくりと締め上げられ続けていた。被害者ぶっていたんだと思う。嫌になる。

 
 このノートが一杯になった今も、答えらしきものは一つも出ていない。

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