サコウ タイヘイ

サコウ タイヘイ

最近の記事

肝要芯

腰がぶち壊れた。 朝何ともなかったのに少し動いたらすごい勢いで押し寄せてきた。 3分立っていられない。痛くて。 流石に堪らず、整骨院にかかった。 かかった整骨院の院長曰く、本来S字にカーブしてなきゃならない腰骨のぶぶんが真っ直ぐだったらしく、そこに負のパワーが渋滞して爆裂したらしい。 そして、腹のインナーマッスルが無いって言われた。 無い?うそやん。 そりゃ、存在してないってことはないけど、腰の筋肉とのバランスが悪いんだってさ。拷問器具と見紛う様な器具がたくさんあるよね、整

    • お洒落とはなんぞや

      現代 人と違うことをして頭角を表すのが難しくなった。 なぜなら、インターネットとSNSのおかげで自分の立ち位置を確認しやすくなった所為だと思う。 小さなコミュニティで井の中の蛙的にカリスマ化して、おしゃれ番長になるのはもう違うってこと。 そうなってくると身に纏うものを選ぶ時の基準に靄がかかってくる、そんなインターネット黎明期世代。 元々自分の感覚で選んでいたけれど、どこか『人と被るのはイヤだなぁ』くらいには思っていた。 世界が狭かったから、被ることを避けるのは容易だったけれど

      • WORK HARD

        家の裏がワンダーランド。 基本的に一箇所に10年以上は住む生活をしていて、自宅周りに知らない場所があるのは好まない。 ある程度、道や地形を把握して、どの道を行けばどの道に通じているのか、畑なのか、家なのか、犬がいるのか、とかそういったことを知っておきたい。 まぁ猫だ犬だのテリトリー的な感じなんだとおもう。 車や単車で走ってもわからないことが多いので、基本的には明るい内に歩いて廻る。 ドラム東にフィジカルを指摘されたので、超早歩きでテリトリー確認に出た。 家から5分歩くと

        • 前からそこに『居た』はず

          時間が足りない。 とにかく足りない。 やりたくないことしてる場合じゃない。 朝起きて、シャワー浴びて、コーヒー淹れて、タバコはどっちでも良い、飯は腹が減ってから食おう、曲を書いたり、ビートを組んだり、映画を観たり、プランツに水をやったり、植え替えしたり、猫の世話したり、掃除したり、考え事したり、歌の練習したり、ギターの音確認したり、少しだけ運動したり、ゲームしたり、散歩したり、足りないもん買いに出たり 普通に息してるだけでも時間が足りないのに、やりたくないことしてる場合じゃ

          街へ出よう

          基本的に1人が好きだ 街へ出て、何を求めるでもなく歩くのも 何かを求めて買い物に行くのも 思いついた方向に舵が切れるし 帰りたければ帰ればいい どこに寄り道しても、どこで何を食うでも構わない 気ままにフラフラする 最近はあまりしてなかった。 しかも今日は街へ出ようかなんて思っても、家に居るか。と自由すぎる舵きりで家から出ないことも多々。 近所のコーヒーショップでコーヒーを飲みながらのんびりしていた。 やっぱり今日も帰りたい。 だめだ。最近こういうことばかりでちっとも家から

          自問自答の末に答えは出ない

          むしろ答えなんてものは要らないのかもしれない。 『俺は何故、音楽をやっているのだろう。』 別に親に強要されたなんてことはあるはずもなく、モテたかったわけでもない。 モテる為にしなきゃならないことは音楽ではないと、肌で感じていたくらいだし。 小学生の頃に自らの夢について書かなければならない時間があった。 今思えば他にさせることがなかった所為じゃないかと思うけども。 道徳の時間だったか、社会の時間だったかは忘れたし、学年もほぼ憶えていない。 俺はそこに『ギタリスト、ラジオ

          自問自答の末に答えは出ない

          『余裕』と『余剰』

          余裕 〘名〙 余りがあってゆたかであること。 ありあまること。 また、ゆったりとしていること。 余剰 〘名〙 必要な分を除いた余り。必要以上の余分。残り。 大きな違いがある。 余裕は必要。余剰は無くても良い。そんなニュアンス。 なんだか、自分にとっての『余剰』はなんなのか。『余裕』としていたいことはなんなのか考える。 人生も折り返し地点目前となった今。 自分の人生に必要な最低限はすでに手に入れたし、手に入れるために奔走したり、努力したり、時間を使ったりした。 俺には

          『余裕』と『余剰』

          アイデンティティ

          ○△会社の×◽︎です。 %#+=でボーカルしてます$€<>です。 アイデンティティってやつはとても面倒で厄介だ だが、非常に重要だ 何も考えないで生きるのはどうだ? 何かを考え続けて、出口のない迷路に迷い込むのはどうだ? 最後は己が『どうしたいか?』だ。 こんなことばかり考えている俺の歌詞はもっと抽象的だ。 ロックは具体的な事柄を歌詞にしてはならないと思っていた。 惚れただ愛してるだの共感を誘うような、そんなモノは俺は歌いたくない。 心を奪われる瞬間は美しいけど、誰にで

          アイデンティティ

          音を分解するということ

          私は文系である。 数字とカタカナは嫌いである。 だが、わからないことをなんとなくでやるのも嫌いである。 という面倒臭いオトコである。 で、だ。 楽器ってやつは割と 理系だなこいつ。 と思うことが多い。A4だっけ?は440hz つまり1秒に440回振動させた音。みたいな話。 ほら。もう理系じゃない? あぁ嫌だ。でもこいつを考えないことには、理解しないことには先に進めねぇよ。。。とバンド歴25年の私は思うのだ。 俺には絶対音感など無いし、感覚も理解できない。 だが、和

          音を分解するということ

          旨い食事、良い音楽

          インディーズ? インディーズってなんや プロってなんや その違いは音楽という括りの中だけでは難しい いつからか考えるのをやめてしまった。 どちらかといえば俺は音楽を聴く方だと思う。 何かしていればお気に入りのナンバーをかけるし、聴きながら『おお、なるほど』なんて感じながら自分のフレーズの引き出しにそっとしまっておいたりする。 だけど、しっかりと広告が打たれたりプロモーションがしっかりしている音楽に触れても俺の感性が反応することは減ってしまった。 ところが、暇な時にAp

          旨い食事、良い音楽

          モノ・物・もの

          世の中に物が溢れている、気がする 昔からあったけど、全てがインターネットの海で泳ぎ始めた感じ 10年前は未だ、限られた種類の『モノ』が放流されていて探す手間がそこまで掛からなかった。 今やありとあらゆる『モノ』が溢れていて何処を見ても別の種類の『モノ』たちで困る。 色違いの『亜種』や仕様違いの『出世モノ』なんかも多い。 コレがまた厄介で、今は『モノ』が多いせいで求めるのは『モノ』自体では無く、『モノ』がもたらす何かになっている。 扇風機とか空気清浄機、洗濯機とかPCなんか

          モノ・物・もの

          SODAPOP

          腹が痛い 慢性的に断続的にそして確実に 緩くは無い 確固たるものだ 原因がわからない が、愛してやまない炭酸飲料の所為な気がする。。。 後日。 炭酸飲料確定。 悲しみが深い。 時代 コカコーラが値上げするんですと。 自販機100円時代が最古の記憶である古代民である俺は、自販機の前に佇み、高額な飲料たちを見て大きなため息を吐く。 しまいにゃ現金などスタジオ代にしか使わない昨今。 田舎にゃキャッシュレス自販機は2-3割しか無いのだよ。 こりゃ時代だな。なんてジジイみたいなこ

          POWER

          あなたが うまれた ひ、 まるい ちきゅうは くるりと まわり あなたに あさを よういした。 くらい よるを おわらせて あかるい あさひを とどけるために。 On the day you were born/ debra fraisier 訳: 井上荒野 カッコ良すぎないか。 なんだろうこのパワー。心を震わせる何か。 比重が高いモノが強い 幼少期の記憶。 何か選択を迫られた時、より比重が重いモノを選ぶ傾向があった。 例えばスナック菓子とドーナッツ、どっち食べる?と聞

          音楽の話

          もう人生の半分くらい音楽を作ろうとしてる こうも長い事作ろうとしていると (できてるかどうかはわかってないからこういう回りくどい言い方をしている。あぁ、俺って面倒くさい。) 聴き方が普通じゃなくなる(たぶんね) 例えば何か自分の琴線に触れたりする誰かの曲と出会うと『この曲における、俺の心に触れる部分はどこだろう?』なんて考える。 曲の構成要素を自分なりに分解してみる。 メロディ リズム サウンド 空気感 なぜ自分の心に触れたのか?の答えを探す。 見つかったらそれはかな

          SECOND NOTE

          今日思った事 ・本日は演奏会 しっかりと午前中に休息を取り、出演時間に合わせて調整していく 最近のルーティンは敢えて無くした。 色々試した 一日食事を摂らない 前日に味の濃いものは食べない等 年齢と共に歌い続けられる時間が短くなっている様に感じていたので、色々と試した。 出来る限り最大限のパフォーマンスで演奏したい しかし、上手に作用しない事が多い様な感じがした 何したって良い時と悪い時がある その振れ幅を極限まで縮めるという行為を模索したが 結果は芳しく無い もう

          first NoTE

          大昔から綴っていた場所が無くなったので、エッセイや持論、体験をつづる場所を作った。 不定期に飽きるまでやりたいデス。 最近感じたコト ・私は25年間バンドマンである。 踏んだステージの数は数えきれず。200人程度のキャパとはいえ、パツパツのライブハウスでも、お客さんは一人もおらずPA(ライブの際音の調整や全体のバランスを整えてくれる人)さんに向けてライブをしたこともある。 両方同じ熱量で『oh yeah!』ができている自信があるなぁって事を思った。 ・故 坂本龍一氏が