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Ryu
2021年8月15日 09:47
ここまで来てしまったのは道だけだった鼻唄まじりの太陽が空から落ちたのも雨が枯れた日にあの人がいなかったのも鏡に映ったあの日が幻だったのもどうでもよかったただこれまでがあったから
2021年7月3日 07:59
俺たちは問う。強さとは、悲しさとは、あの日交わした言葉とは。時間ばかりが過ぎてゆく。あの頃の友はもういない。変わりゆくのは俺たちだけか、筋肉は隆光し、狡賢こくなり、女にうつつをのかす。それでも俺たちはまだあの魂の行方を知っている。赤を見ろ!あの暁を!紅蓮に焔を重なり、民の歓喜は神の御加護になるだろう。さあ、見せろその黒を。さあ、歌えブレーメンは響く。若者の高笑いより華やかで、死者の声より陰鬱
塵の旅人
2020年11月3日 19:46
ふとした瞬間に扉が開き生命のみなもとに降りていくと暗がりのなかで静かな炎が燃えているとっくに消えたと思っていたのにじわりと心があたたまりまるで焚火に手を当てているかのような心の落ち着く瞬間だったそんな場所がまだ干からびもせず存在しているらしいのだ
2020年11月2日 18:25
強い弱い成功 失敗とか二元論はもうどうでもいいそんなものは聞き飽きたからただ、そのままでいい何も変える必要なんてないただ、自分でいたいそれじゃあダメなのかそのまんまの自分をただただ、黙して祝福したい
2020年10月28日 07:17
彼は、深々とした暗がりにいていつまでも弱々しく傷つきやすくありのままだったしかし、真実だった
2020年10月9日 06:15
そうだよ。秋は蜜柑、おちたところ香るは金木犀の若葉だった狼は地面を土をいや、香りを舐めては気づいた駆け廻るは牙の如く光り比べぬ憎悪こそ呼べもしない悦びだと奥から続いた日々雨に打たれる夜は白蔭美しさの畏れは散った忘れるものか。
2020年10月7日 07:01
空虚の中に漂う確たる美しさを見出しては美しさの理を彫りだしたのである。現存する其れが在らずとも現れるだろう。彼は儚くともやってのけたのダ。狂わしい喜びに円舞することも、歴史に悲鳴をあげることも、全てを捨て、前に進むのである。 ———新雪散る金閣寺にて
2020年10月7日 07:27
悲しみは執着のあかしでも、それだけじゃないこの世にいたことのあかしたしかに、存在したことのあかし
2020年10月5日 21:16
自分を祝福したい一瞬でもいいからこの世に生まれた自分を心の底から祝福できるのなら、あらゆる成功も地位も名誉もお金も人が求める幸福はいらないよ
2020年10月3日 03:53
蓮池に 落せし月は 夢の跡 連なる恋は 夜にとけゆく
2020年10月3日 21:31
心の満足は、我が内以外に存在しないということ。自分の外には存在しない。どんな物質も、名声とかあらゆる欲望も、この心の砂漠を癒すことはできない。この、我が内にある喜び、静けさこそが、心の砂漠を、渇きを唯一癒してくれるオアシスなのだ。その喜びとは、天地に遍く充満する気である。宇宙である。創造である。
2020年10月2日 00:19
暁を わすれむ月は 宵貴き 君想う 光らし闇ぞ
2020年10月2日 20:52
巨大で崇高で何ものにも媚びず宇宙の王であり力であり生命であり大地であり創造と破壊であり精霊でありギリシャの最高神であるその名はゼウス
2020年9月30日 20:59
あらゆる者たちよわたしにはあなた達しかおりません私を抱き止めてくれるのはあなたたちだけです頼れるのもあなたたちだけですあなたたちを頼らせてください私を慰め勇気づけ癒してやってくださいそう、信仰がその信仰がわたしを自由にするその信仰に価値がある