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焚火のそばで

ふとした瞬間に
扉が開き
生命のみなもとに
降りていくと
暗がりのなかで
静かな炎が燃えている
とっくに消えたと思っていたのに

じわりと心があたたまり
まるで焚火に
手を当てているかのような
心の落ち着く瞬間だった

そんな場所がまだ
干からびもせず
存在しているらしいのだ

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