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脱サラしたフリーランスデザイナーがまずやること!

ここでは35歳の誕生日までに脱サラ・フリーランスになることを決意した、グラフィックデザイナーがいろいろなビジネス・副業にチャレンジしながら、奮闘していく様子をリアルにお届けしていければと思っています。

脱サラしてフリーランスデザイナーになろう!と
決意をするのは誰にでもできますが、
それに向けてしっかりと準備が出来てないと
いざなってみた後に仕事が全然こなくて、
毎日不安で眠れない夜を過ごしたり、
会社を辞めたことを後悔したり、
なんてことになったら最悪ですよね。

なので今日は脱サラしてフリーランスデザイナーになったら、
まずやることの整理をすることで、
いきなり会社を辞めて道に放りだされる状態よりは
ある程度の心づもりや準備ができるんじゃないかと思い
それを書いていこうと思います。


①請負い仕事の受注体制を作る

基本、フリーになってすぐは請負い仕事がメインの受注になると思います。
今までの経験を生かして、いただいた仕事の成果を出すことは出来るかもしれませんが、まずは仕事を頂かなくては始まりません。

そのためには、まず受注しやすい体制を
作ることが最優先事項です。

フリーランサーの知り合いと繋がる
自分の周りには、すでにフリーランスで活躍している先輩や、
デザイン事務所の経営者を何人か知っています。
そうゆう人たちをライバル的に思って避けるのではなく、
繋がることで新しい仕事にも繋がっていく可能性があります。

例えば、忙しくて仕事のヘルプを誰かにお願いしたい時や、
自分たちの専門外の仕事が入って誰かにふりたい時、
会社では受けられない単価の仕事のとき、などなど。

まずは同業者や近しい業界の人と
横のつながりを作ることで、
最初の何もない状況を少しづつ変える
きっかけにしていければ良いと思います。

前職の営業から仕事をもらう
前職との関係もそうだと思います。
大体どこの会社もクライアントとゴルフをしたり、
飲み会の接待などして、仲良くしているのは営業です。
(もしくは管理職クラス)
その営業と仲良くすることで、
クライアントから少し安めの値段の仕事を振られた時に
「会社で受けられない単価の仕事だけど、この人のお願いは断れないな、、、」
的な仕事をフリーランス自分たちに振ってくれる可能性があります。
なので、なるべく在職中からバディ的な営業を作ったり、
仕事を多く持っている営業の先輩と仲良くするのも方法の一つかと思います。

からの営業活動で領域展開
少しづつ仕事の成果を得て、
フリーでの実績やペースが見えてきたら、
外部の仕事をしたいと思っているクライアントへ営業活動をしたり、
この人へデザイン提案してみたいなと思う人へSNS等でアプローチする、
など少しづつ領域を広げていければ良いんじゃないかなと思います。


②他のフリーランサーと差別化する武器を作る

少しづつ受注が取れるようになってきたら、
次はクライアントへ覚えてもらわなければなりません。

以前は「〇〇会社の中では〇〇さんが良いから」や
「今、うちの会社では勢いがあるので、、」
と言った感じで会社とある程度の関係の中で、
選んでもらって受けていた仕事も少なくありません。

優秀なフリーランスが渦巻く業界では、
何かしら人とは、違う武器を身につけておくことで、
クライアントへの印象に残り、次の仕事に繋がります。

・ロゴやタイポグラフィが上手い
・文字やキャッチの見せ方が綺麗だ
・この人の作ったデザインは話題になる
・デザイン以外にも提案力がある
・臨機応変に対応してくれて、いつも気持ちがいい

などなど、こういった武器を自分の中で整理して、
常に経験の中で勉強や挑戦を繰り返し、
自分の商品価値として高めていくことも、
フリーランサーとしての必須項目だと思います。


③請負い仕事以外の「C to C」向けのサービスを作る

請負い仕事がある程度で見えてきたら、
受注中心の仕事から、自分発信で収入を得る方法も増やしていきます。

受注中心の仕事は、あくまでもクライアント発信なので、
いつ何時、何かがあって全ての仕事がなくなる、
可能性もないわけじゃないです。

なので、会社での経験+フリーランスでの経験を活かして、
「C to C」向けのサービスを作ることで、受注に頼らず収入の入り口と
量を増やしていくことができます。

例えば、「教育系」
フリーランサーとしてやってきたノウハウやスキルを売る
フリーランサーのとしての経験や注意点、必須項目など
わかりやすい形にして、それを必要としている人に買ってもらう。
マニュアルや書籍形式などにするのか、セミナー形式にするのか、
図解や漫画などデザイナーの特性を活かすのか、などなど
たくさんやり方はあると思います。

デザインコンサルとして
それまでの経験を生かした、コンサルティングもサービスになり得ます。
コンサルとは誰かの相談に乗って、その人の課題を解決することです。
「デザインリテラシーをあげたい」や
「どうデザインしたらいいかわからない」
と言う人に対して、その悩みを解決する方法を提示してあげる、
ことも方法の一つかなと思います。

よく料理の動画で「肉汁たっぷりの唐揚げの作り方」や
「パラパラチャーハンの裏技」みたいな動画は
ついついみてしまうのですが、
専門性(料理)+悩み(うまく作れない)が自分ごとに
近いから知りたくなるんだと思います。
なのでデザインも例えば
「他と差別化するサムネイルの作り方!」とか
「このゴチャゴチャなデザインを整理するとこんな見やすくなる」
などデザインに詳しくない人でも感じたことのある悩みを
解決するコンテンツとして作ることも、やり方の一つだと思います。

この③については、ある程度の受注仕事が固まってからではなく、
フリーになると同時に何か動き始められていると、
受注に頼るだけでなく、収入を得る選択肢が増えるので、
早めに取り掛かるのもいいかと思っています。

と言ったように、フリーランスデザイナーには、
まだまだ準備や勉強することはたくさんありますが、
先述したことを整理して、自分なりに準備していくことで
それに対しての行動や考えが
より明確化していくんじゃないかと考えています。

脱サラ・フリーランスまで、あと338日。


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