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- リスキリング vol.14 - 短期集中!夏の陣!


上限リミッター解除!夏学期!

学校の夏学期が始まっています。2か月で3.5か月分の内容というちょっと詰め込み過ぎなスケジュール。けど、いいじゃない、こっちはやる気ですよ!

実は調子に乗って、単位の取得上限を解除してもらって、面白そうな授業を余分に取ってしまいました。MISから見た"AI"ですって。今やどこもかしこも、なにもかも、毎日毎日、AI、AI、AI、AI、AI!言えばいいって節すらある。もはや何がAIなのかぐらついてきたので、自分の中でも整理してみたいなと。

これ以外の授業って、原則教える内容はほぼ決まってて、教授の言うことにハハァ〜って従わざるを得ないじゃないですか、似たような年のおっさんに、はい、お前何点って値付けされたりして。授業の習熟度なんて、自分で決めるワイって話なんですが。ただこのテーマはさすがに若くて柔らかいから、教授がどんなコンテンツを持ってきて、私たちが何を持ち帰れるのか、がっぷり四つ感にワクワクします。こっちも毎日最前線でいろんなの見てますからね。

とは言え、おじさんにはタフな体力勝負

週に15時間。ある授業は1日に一気に6時間あって、正気かよっ!という。集中力がない私にはキツい。コーヒー3杯は必要です。(教える方もキツそう) これから予習復習をサボったり、遅れちゃったら挽回するのもキツい。アイデアも、う~ん、、、チーン、閃いた!なんてやってられない、時間ないから。(早速降りてきた良いネタがあるので、迷わず決める) 体力勝負になりそうですが、シクったらシクったでいいでしょう、ナイストライってことで。

概ねOkayな春学期

ここでも紹介したように、大きな成長を自分でも感じられて、やっぱ好印象しか残ってません。実は細かいミスはいくつかの授業でやらかしてるんですが、ポジティブ部分がそれらを消し去ってます。
そんな日々の勉学の中で、印象的なことはいくつもありまして・・・。

なにすればいいか、わかんないんだけど・・・

リーダーを務めたグループプロジェクト。結果は最後めでたしめでたしで良かったんですが、アプローチは旧来の自分のやり方でやっちゃったから、次は別の引き出しを見つけないとダメっすね。想定以上の結果にはならない。

で、出てきたアイデアをベースに、アウトラインを作って、みんなに割り振って、作業を進めて、さあ、明日すり合わせようか、という段になった深夜1時・・・

I m not understanding what i have to do in project.... (原文ママ)

1人からこんなメッセージが。え、どう言うこと?あんた、中身の理解と次やることオッケーって言ってたじゃん・・・。でたよ。。。けど、そっか、理解度も把握しながらやらないといけなかったか。。。結局手取り足取りになっちゃって。さすがに、そのあとの作業はきっちりしてましたけど。うーん、早く言ってよ〜
で、段取りをもう1回すり合わせしたあと、午前2時近くに、ポンっと

GnSdTc  (原文ママ)

なにこれ?夜中に散々人のリソース使って最後はタイポかよ、ホント感じワリーな!と思ったのですが、それはごめんごめん、誤解でした。
Good Night Sweet Dreams Take Care っていうスラングみたいで、いい子じゃん。むしろおじさんがバカなだけだったよ。

終わったあとのお疲れ様メール。それぞれに一言添えて。アイデアを出す、PPTのテンプレートをデザインする、レポートの校正、私は取りまとめと、結果メンバーそれぞれ、分担に加えたチームへの貢献があって、プロマネ的自己満足度は高めでした。

俺、自信ないから、学校辞めるわ

誰かから刷り込まれた訳ではないですが、インド人って計算が得意って。確かに頷くこともあります。一方で、ファイナンスで仲良くなったインド人のおじさん。ホントに年齢近めのおじさん。授業中に発言してたり、質問されたら答えてたり、インド人って数学系はアドバンテージあるよね~、羨ましいと思ってました。

が、テスト直前になって。。。

”脱日本、一緒に勉強しないか?”って。

"え、いいけど"ってライブラリーに行ってみたら、、、"これどうやるの?こっちはどう?"ってどっちかというと”教えてよ”ぢゃん。。。それも、正直Excelがどうのって話で。私だって、昨日覚えたし、覚えりゃいいじゃんってレベル。

するとぼそっと”実は計算苦手なんだよ”って。

そうか、インド人はみんながみんな計算得意な訳じゃないよね、そりゃ14億もいたら、そうだよねって。

その後テストはなんとかなったんでしょうけど、ショックだったのは、”俺、自信ないから、学校辞めるわ”って言って、インドに帰っちゃったことでした。Excelで人生決めちゃうって。だけじゃないだろうけど。ここに来るのも、それなりの決意だったんじゃねぇのかよ。。。この母国に帰るパターンは2回目で、まあそういうこともあるんだって話です。

せっかく仲良くなったんですが、こればっかりはそれぞれの人生なんで。

効率的だったのは、僕らの方だ

管理会計のグループプロジェクトは、”私は間違ってない”って話もありましたが、その後他の課題もクリアしました。しかしながら、クラスでベストパフォーマンスだったグループ(そして、それは当初、私がこの人はデキる、と思った人がいるチーム)の発表が私には響いて。これくらいがフツーの院のレベルだなって。授業後の議論とか傍から見ていて熱量が違っていて、結果アウトプットの質も素晴らしい。どうせやるなら、このレベルの方がいい。
って話をテジャスにしたら、いやいやいや、そのチームと私たちの差はわずかに1ポイントだ。私たちは彼らよりもずっと少ない労力で仕上げたんだから、私たちの方がいいだろうって。そりゃ成績だけみたら、その考えもアリだけどさ、絶対的な視点がいいんだよな、こんな狭い世界で上だ下だって話よりも。

ということで、大変なことはそうなんだろうけど、今後はレベル高そうなところに混ぜてもらえるように。こういうのって日々というか、発表なり授業態度なりが、結構showcaseになってくるので、自分のも他人のも重要。養うべきは目利きのスキル

興味はいつ着火するかわからない

まだ先は長いですが、学校、腹八分目くらいかな。学校はどこまでいっても所詮学校。その先、向こう側がクリアになってるんで、より実践にフォーカスしたくなる気持ちは抑えられません。まあ、お前、生兵法だろという噂もありますけど。

実際、例えば自分ところの出来立てほやほやの財務諸表を見て、ニヤニヤ考えてると楽しいですよ。言わば血と汗の結晶、成績表。数字見てニタニタ、自分のそんな姿、想像できなかったです。子供の頃に嫌々やらされていた算数の教材が今になって効いてきたのかしら。何なら、accounting もうちょい深堀りしたクラス取ろうかってくらいです。

なんで、世の教育熱心な親御さん、子供への投資がいつ花ひらくかはわかりませんよ。40年経って、開花するかもしれないし、死んだあとにブレイクするかもしれない。そう考えると、こういうのは掛け捨てと思って、短期のリターンとか考えちゃダメっすね。

ということで、”とにかく乗り切るんだ!!”をテーマに、知識のインプットとアウトプットの引き出し作りをやっていこうと思います

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