くま既知

映画好きの任天堂好きです。 ほんわらにたまに実録投稿が乗ります。 よろしくお願いいたし…

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映画好きの任天堂好きです。 ほんわらにたまに実録投稿が乗ります。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

カスハラのない私の地元。

世間的にカスタマーハラスメント、つまり客の従業員への暴言、暴力が問題になってますが、 私の地元、山口県では報告されていません。 正直、当たり前だと思います。節度を守り、距離と礼節を大事にする県民性ですから。 市営バスの運転手さんはとても親切丁寧で、公務員だから売り上げを気にせずに常にきちんとしている。 お客の方もほとんどが高齢者、70歳以上は片道100円の優待カードがもらえます。 私は持病があるので無料ですけどね。 つまり、車社会において私たちは圧倒的なマイノリティ。だから、

    • 家のない眼 第七話

      2021年、7月に東京オリンピック2020が始まった。開会式の前に数試合あったが無観客の世界は異常だ。 開会式、ネットは相変わらず荒れていたが、開会式の催し物のあまりのへぼさに、これのどこに160億かかっているんだとネット上で怒りが起きていた。そこへ、 ブシュ、ブシュ、という音が入った。IOC会長のバッカとJOCのシン会長の脳みそが散弾銃で吹き飛ばされた。撃ったのは一番近くのSP、彼はその後、逃げて選手たちが入場する中でマシンガンをユダヤ人にめがけて撃ちまくった。ユダヤ人だけ

      • 家のない眼 第六話

        コロナが一年ほど過ぎ、少し国民は冷静になってきては・・・いなかった。 相変わらずネットのSNSは荒れ、テレビは左翼のワクチンの副作用は出てはならぬという論調で人々はメディアに嫌になってきていた。 家入充はYouTubeでとある動画をリアルタイム配信で、タブレットで観ていた。時間は土曜の夜九時。季節は春。 MCは中堅の芸人で、ふたりの男性が物事を論じている。 「コロナなんてインフルエンザよりはるかに死なないんだから分科会をつく他のがそもそも間違いなんですよ。RNAワクチンの件だ

        • 感性が鈍ってきているのか多様化したのか?

          最近、音楽の趣味は相変わらず多様で、 ずとまよ、yoasobi、Ado、クリーピーナッツ、藤井風、あの、幾田りら、等々色々聴いているのですが 映画の感覚が変わってきている。元々80年代、90年代に感性を育ててきた世代なのでアナログ特撮、初期のCG、特殊メイクは大好き、ビデオバブル時代の人間です。 漫画はスポーツもの以外は相変わらず読んでいて、働かないふたりとか、ゆうきゆうさんの漫画とか、これ書いて死ね、幻狼潜戦、吉田戦車、鈴木みそ、桜玉吉、相原コージ先生たちのを愛読していま

        カスハラのない私の地元。

          家のない眼 第五話

          岡本唯は真夜中、真夏、マスクをして家入充の家へ向かっていた。 手には火炎瓶がある。 家に近づいた時に、 「そこで止まれ。こっちはボーガンを持っている。」 充の声だ。唯は光に照らされる。 「君か、誰かがいつかこういうことをするかもしれないと思って準備はしていたんだよ。」 充は左手に懐中電灯、右手にはボーガンを持っている。 「これは全て不幸な事故なんだ。私にも原因は分からないが。さあ、帰るんだな。私が一言でも本家に言えば君はこの地での職を失うよ。それでもいいのかね。」 唯は苦虫を

          家のない眼 第五話

          日々の習慣。

          ライオンさんが募集されているので私も書きます。 私はまず起きたら、 体幹トレーニングをします。 かかと落とし50回、スクワット100回、体ひねり50回ずつ、それから4キロの鉄アレイを両手に持って筋トレを上半身中心に10分ほど。 それが終わったらコーヒーを二杯飲んで少しスマホのアンケートをする、それが朝食前の習慣です。もう5年くらい続けている。 睡眠時間はまちまちですが大体6時間から7時間です。 そして、一日必ず三回は歯磨きをします。一回につき最低五分。フロス、歯ブラシを使

          日々の習慣。

          映画秘宝と私。もう四半世紀。

          映画秘宝、今までに二度の休刊を経て今現在復活。 私は最古参の投稿者としてかなり楽しませてもらいました。初めて載ったのは確か、マグノリアでトム・クルーズがセックス教の教祖を演じてたのを、 「インポが演じてるなんてね?」 何と不謹慎なことを書いたら載ったのが最初だったと思います。それが99年ごろですかね。悪魔のいけにえのレザーフェイスがフィルム投影での合成じゃないかとか、当時の誌面と同調してかなり過激でしたよ。私自身。 キルゴア大佐、ゾッド将軍の所も滅茶苦茶載りました。ついには連

          映画秘宝と私。もう四半世紀。

          バタリアンが好きすぎる

          こんばんわ、ふと書きたくなって書いてます。 私の世代は夕方のご飯時にタールマンの溶けるCMを見て育った世代です。 はじめは怖くて仕方なかった。 金曜ロードショーであったのを録画して、段々とみていくうちに唯一無二の映画になった。 何よりも低予算でありながら、映画の基本的なテクニックを使って怖さとか緊張感とか笑いとかをしっかりとしている。 アップショットは要所要所で使い、基本はフィックスショットと固定ショット。ドリーショットはほとんど使わずに、カメラの切り返しと編集の上手さで作り

          バタリアンが好きすぎる

          家のない眼 第四話

          家入充は千秋楽の大相撲を見ていた。コロナ禍の為に無観客である。何か見ていて不穏なものを感じていた。 優勝は前頭4枚目が決めていた。つまり、上位陣は優勝に絡んでない。けがで満身創痍の一人横綱が、取り組みで指を突き出して相手の両眼をついた。 無観客の会場に響く絶叫。 何が起こったかわからない勝負審判たち、小僧さんたちが急いで力士のもとへ駆け寄ろうとするが土俵は血に染まり、 「何が国技か!外国人差別の温床じゃねえか!」 横綱は大絶叫して小僧さんたちの首を次から次へとへし折っていった

          家のない眼 第四話

          はるか遠くへ。望郷か?

          人生で物凄く引っ越しをしているのでここが一番落ち着くというのがあまりありません。 しいて言えば関西と福岡には故郷を逆に感じます。生まれは違うのに。 今の現状、生まれ故郷があまりに息苦しい。 アフターコロナとなって時間もたつのにマスクを外さない老若男女。 すれ違うたびに本性を出すくらい市民性。そして、観光振興意識がない。 現在の市長は小学校、中学校の後輩ですが、あまりに急速に人口が減り続けているのでわや、だと思います。やる気のある市長の足を引っ張る市役所の職員たち。 ある程

          はるか遠くへ。望郷か?

          家のない眼 第三話

          土曜日の夜10時ごろ、新開満は良くも悪くもつるんできた高校時代の仲間たちと、 例の家に向かっていた。 仲間は、公務員の大谷保、大工見習の八橋望、サラリーマンの水戸孝、保育士の道本唯の連中だ。 五人はかなり遠くの公園に車を止めて、免許取ったばっかりの大谷は恐る恐る運転してここまでやってきた。 道本はその名前からしてよくからかわれた。 「男でも女でもその名前にしたんだろ?両親は、おまえが武骨なガタイでよかったよ。じゃなかったら俺は好きになってたかもしれん。」 大工見習の八橋は学生

          家のない眼 第三話

          新たなクラファン見っけ。

          少し中途覚醒で目覚めてしまったのでスマホを少し見ていたら (寝ている間は電源切ってます) 悪魔のいけにえ2の4KUHD向けのクラファンが明日の午後12時から始まるらしい、こりゃしなきゃね。 あの作品はスプラッターだけどほとんどコメディだから。 デニス・ホッパーの怪演が素晴らしいし、 何よりも落ちの画像に背景に普通に引っ越す家を運ぶ車が移りこんでいて、 テキサスの日常性と狂気が面白すぎて 大笑いしてしまった。 凄い豪華な吹替声優さんたちなのでこれは出資しない手はない。 クレジッ

          新たなクラファン見っけ。

          無音に近い地域性。

          テレワークを家でしていると、この地域は本当に音がない事に改めて気づく。 洗濯物をたたく音、遠くからの工事の音、車の通る音、どれもがまるで近くて遠いところから聴こえてくる。 通学路になっているから夕方には小学生や中学生の声が聴こえてくるが心地よいものです。 でも、関東、関西、福岡に比べたら無音みたいなものです。 ご近所付き合いをしっかりしているから不審者はすぐにわかる。訪問販売は来ない、ガタイのいい男が現れたら逃げますもんね。 宗教の勧誘は時折あったが、うちが来るなオーラを全

          無音に近い地域性。

          家のない眼 第二話

          2020年三月ごろ、コロナ禍になった。非常事態宣言が出て、ロックダウンが始まった。世界中で。 家入充は家の件があってから通る人がやたら減ったが更に音すらない世界になり荒んでいった。彼の仕事はリモートで十分できる。仕事だけは問題なかったが、人と会えない。 頼りになる大叔父の太は高齢ゆえに誰とも会えないし、彼はSNSの情報やネット依存に陥っていった。どんどん顔は険しくなっていった。 洋子とはビデオ通話で時折話すが洋子はいち早く充の異変に気付いた。 「ねえ、目つきが、大丈夫?ほらリ

          家のない眼 第二話

          家のない眼 第一話

          あらすじ 家入充はノンバイナリーであったが性欲はあった。大学で女性と出会い、性交をしていろいろ経験したが一緒にうろつくのも嫌、結婚なんて考えられなかった。しかし、その女性は彼の子供を欲しがった。卒業前に充は両親の不慮の事故での結果実家に帰ることになった。女性は彼の子供を育てたいからと卒業前に生でした。 妊娠したが彼は認知はして責任はとらなかった。実家をリフォームしたら彼には見えない、眼が家の壁に現れた。通る人は心臓をやんだり、大変なことになった。彼には全く見えないのだが。その

          家のない眼 第一話

          己のスキルを活かしたい。

          私は大学在学中に鬱を発症して卒製の映画の撮影を何とか済ませたら地元に帰り静養してました。 少し回復したからバイトしたり、原一男監督の「わたしの見島」に参加したり、倉本聰さんの富良野塾の面接を受けたりもしました。落ちたけど。 そして、立ち上げの地元のシネコンの従業員として働いてましたが鬱が再発して離職して入院しました。 退院してから色々ありましたが正直、田舎である地元に自分のスキルを役立てる場所はない。 私自身、地元を応援して盛り上げていきたいが地元民にやる気がない。

          己のスキルを活かしたい。