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カスハラのない私の地元。

世間的にカスタマーハラスメント、つまり客の従業員への暴言、暴力が問題になってますが、
私の地元、山口県では報告されていません。
正直、当たり前だと思います。節度を守り、距離と礼節を大事にする県民性ですから。
市営バスの運転手さんはとても親切丁寧で、公務員だから売り上げを気にせずに常にきちんとしている。
お客の方もほとんどが高齢者、70歳以上は片道100円の優待カードがもらえます。
私は持病があるので無料ですけどね。
つまり、車社会において私たちは圧倒的なマイノリティ。だから、運転手さんに対して常に感謝している。
よくバス停留所で他の人と話したりするのですが、
「こんな年寄りばかりで乗り降りで時間かけてごめんね。」
と言われるとすぐに、
「そんな、お年を重ねられた方に気を遣うのは当たり前じゃないですか」
とすぐに打ち消します。本当に礼儀正しい年配者ばかりで嬉しいのです。
元気だし、話も面白い。
年配の方が元気な土地はそう簡単にはすたれません。
若い人たちも女子高生が乗ってきても、女子大生でも、男子学生でも決して優先席には座りません。どうしても混んでいるときは別ですが、教育がしっかりしているからきちんと年配者の為に席を空けておくのは当たり前です。

私は日課が散歩なのですが、道を譲ると小学生でも大人でもまず女性が、
「ありがとうございます。」
と言っていくれて嬉しくなります。
恥ずかしそうに頭を下げる男子学生や、若い男性サラリーマンもいますがきちんとしてます。

毎朝の小学生の登下校をサポートする方たちも挨拶すると元気に返してくれます。
つまり、秩序があります。しかも地域猫も多い。猫好きにはたまらないです。
車のドライバーもたまにはたちの悪いのもいますが、信号のない横断歩道で手をあげると頭を下げて道を譲ってくれます。勿論こちらも会釈します。

岩手県の方は通り過ぎたら頭を深く下げてお礼するそうです。素晴らしい礼儀正しさだと思います。

わたしも買い物で、あんまりひどい店員さんはいないのでお釣りをもらった後は、「どうも」「すいません」と声をかけてサービスに感謝します。

お客様は神様ではありません。安い時給の中できちんと接客してくれる店員さんには感謝を伝えるべきです。私は一生そうしていきます。

ちなみに、大学時代は大阪だったので、今でもくせで、散髪屋で、髪切った後に、「ありがとう」という癖があって、向こうが恐縮するので言葉を変えました。
「どうもお世話になりました」
これを言うことでサービスに感謝できると思ってます。
1300円カットの所ですが髪を切ってもらう技術は彼らは美容専門学校できちんと身につけているプロの仕事です。なら感謝しなければ。大変な頑張りで資格を取っているのですから。

とにかく、私自身が佐藤愛子さん、曾野綾子さん、内館牧子さん、ひろさちやさんの本を愛読しているせいか、
「紳士たるもの、礼節をもって生きよ」
は身につけてます。そうなりたいから。挨拶は運気もあげますしね。

だから旅に出ても旅の恥は搔き捨てなんて絶対に思いません。

長州だから、薩長土肥、鹿児島、佐賀、高知に行ったときにはとても歓迎されました。凄く嬉しかった。

組織の中で出世する長州人が多いのは、合理性、論理性、そして野心を集団の中で発揮するのが上手いからかもしれません。

内閣総理大臣は県の特産ですしね。歴代最多ですから。

まあ少し自慢してしまってすいません。とにかく、三方を海に囲まれて瀬戸内の凪も、日本海の荒さも知っているし、地の食事が美味しい。長州鳥は名産です。はなっこりーは全国区にしたくても出来なかったですが。

ふく、岩国レンコン、山賊焼き、幽霊寿司、いくらでもあります。とにかく観光できても私たちは精一杯もてなさせてもらいますし、移住されても強引に地元のルールを押し付けたりはしません。
ちなみに外国人差別はあり得ません。私はむしろ積極的に話しかけます。

ま、そんなことでなぜ、カスハラが起きるのか、私には理解できないのです。なんでですか?

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