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感性が鈍ってきているのか多様化したのか?
最近、音楽の趣味は相変わらず多様で、
ずとまよ、yoasobi、Ado、クリーピーナッツ、藤井風、あの、幾田りら、等々色々聴いているのですが
映画の感覚が変わってきている。元々80年代、90年代に感性を育ててきた世代なのでアナログ特撮、初期のCG、特殊メイクは大好き、ビデオバブル時代の人間です。
漫画はスポーツもの以外は相変わらず読んでいて、働かないふたりとか、ゆうきゆうさんの漫画とか、これ書いて死ね、幻狼潜戦、吉田戦車、鈴木みそ、桜玉吉、相原コージ先生たちのを愛読しています。
最近は路傍のフジイがお気に入り。スピリッツの漫画はかなり好みで少し前に終わった無田のある生活も好きでした。六篇もたまらないですね。
とにかく、ハリウッド的ご都合主義の世界が駄目になってきてもはやアメコミもデッドプール&ウルヴァリンには少し興味ありますがもしR指定じゃなかったら行きません。
だってデッドプールは指定アリの作品でないと困るから。
正直アメコミの21世紀はサム・ライミのスパイダーマンとザック・スナイダーのウォッチメンが金字塔だと思ってます。
それ以外は亜流だと。アイアンマン1、2とドクターストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとかは好きですけどね。
アベンジャーズも一作で終わってたら良かったのに。
ノーランのダークナイトも一時期ハマってましたがバットマンがゴッサムシティから出るのはおかしいとやはり思ってみるのをやめました。
ザ・バットマン、ザ・スーサイドスクワッド、とかは好きですけど亜流ですね。アクアマンは例外かな。
DCもマーベルもいまだ頑張る気でしょうが製作費が過剰にかかる映画がすぐに儲けに繋がらない配信時代、段々敬遠されていくのではないでしょうか?
正直最近見た映画で一番インパクトあったのはデデデデ二部作ですね。あれは傑作だと思いました。やはり日本のアニメは志が違うと。
海外ではSISUがよかったな。劇場で観ましたが幸福度の高い国が本気でテッペン取りに行くんだと気合いを感じました。
邦画界はかなり期待してます。碁盤斬りとか、石原さとみのミッシングとか、90歳、何がめでたいとか、正直期待値が高い。
だから、あまりにマニアに走る映画を段々見れなくなってきてるのかも。
最近はスプラッターとか、グロいのがお腹いっぱいになったしホラー映画は洋画、邦画問わずにあまり見なくなりました。変な家は好きですけどね。
今年の期待値高い映画の中にジャンル映画が段々入らなくなってきたのです。
これは加齢による変化なのかただ、計一万回位映画を観てきたから飽きてきたのか?昔の映画をまた見る分にはいいんですけどね。
正直、ヒドゥンとか、ブロブとか、いい加減吹き替え完全版のブルーレイが出ないかと思ってます。
それとピージャクのバッドテイスト、ミートザフィーブルス、ブレインデッドもレストアしてソフト化してほしいし、大好きなスペースバンパイアも何とか80年代の吹き替えを入れた4Kレストアで再販してほしいです。
今の完全版は未完成。まあとにかくオールドファンなのは間違いないのですが韓国映画は常に期待してますがもはやハリウッドの大作は期待してません。
中国本土の映画にすら期待してるしインド映画は楽しすぎる。バーフバリ、RRR、最高ですね。
今年米国の映画で唯一10億超えのヒット作はオッペンハイマーだけですが問題作ですし、私は好きではない。あれは日本人は怒らねば。
タランティーノには期待してますがこの監督なら見たいという若い監督はアリ・アスターくらいかな。彼は凄い、ボーは恐れているはまだ見てませんが。
まあ、60年代から洋画と言えばヨーロッパだった今の団塊の世代は間違いなく見る目が強いですし、今の若い世代も本物を見抜く力は強い。
不自由な映画館で観るものはやはり特別な体験です。配信でいつでも好きに観れるものとは違う。だから最近日本の映画館は元気なんだ。
米国は映画代とかが高くなりすぎて映画館から遠ざかってますし、物価からしたら日本は映画代は安い。最近はですけどね。
まあ、あぶない刑事もヒットしてますし、偉大なるマンネリズムの寅さんもありましたがやはり、映画館体験はお祭りですからね。でも、米国のように何でもかんでもハッピーエンドではなく、日本人は破滅の美学を知っている。
だからダンサーインザダークとか、ジョーカーとかもヒットするし地獄の黙示録なんか日本人大好きですからね。あれは映画製作現場のハートオブダークネスが凄まじいのですが。
配信、テレビ放送、ネット、レンタル、セル、等々選択肢が増えていく中で誰がどれを選ぼうが個人の趣味と嗜好でいいと思いますがタイパの為に早送りはやめてほしいなあ。間の取り方とか、演技の微妙さとか、時間軸は演出家に任せてほしいです。
さあ、そろそろ寝るか。私の夜は早いもので。おやすみなさい。
結論はよくわかりません。
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