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衝撃!上海から北京へ帰るのがプチ修羅場だった夫の話

健康コードに突如ポップアップが出現!

上海から北京へ帰る夫の健康コード、問題ないときはこんな感じです↓

ところが、突如、ドーンとポップアップ(弹窗tánchuāng)が出ていました。ポップアップが出てしまうと、乗り物にも乗れません。

「北京に入りにくくしているのかも...」と、夫は言いますが、ハッキリした原因は不明です。

解除するために、夫は全部で6つ、提示するものを揃えました。全部お見せすると長くなりますので、画像は一つだけにします。
「上海に来たときも、北京へ帰るときも、PCR検査は陰性で、何の問題もありません!」
「滞在場所は黄浦区(huángpǔqū:フアンプーチユー)で、安全な地域です」といった証明をスマホで提示すると、解除になるそうです。

48時間以内のPCR検査は陰性


飛行機ではなく、高铁(gāotiě:ガオティエ:高速鉄道)を選択

中国国内線は当日急に「運航中止」になることが多かったので、
夫は高速鉄道を利用することにしました。

今年3月からの「动态清零」
:dòngtàiqīnglíng:ドンタイチンリン:ダイナミックゼロコロナ(戦略)を打ち出した中国。高速鉄道の改札前でも厳しいチェックがありました。
夫は用意していた6つをスマホで提示し、健康コードが緑(正常)となり、めでたく改札を通れました。

高速鉄道乗車寸前の悲劇!

ところが~!
乗る手前でパスポートをスキャンするそうですが、3回スキャンしても、
「检票失败」(jiǎnpiàoshībàiジエンピアオシーバイ:検札失敗)と出ます。

「北京へ行くことはできない!」と、言われてしまいました。

泣き崩れる三人の中国人女性

「北京12345」(Běijīngyīèrsānsìwǔ:ベイジンイーアールサンスーウー)という、ヘンテコな名前の当局のお問い合わせ先へ、夫は電話したそうです。
奇跡的に電話がすぐにつながりました。

「決まり通りに手続きをしているのに、どうして高速鉄道に乗れないのですか?」「何とか方法はないのですか?」と、ねばったそうですが、何を言っても、
「あなたは北京には行けません」「1週間待ってください検討します」その答えだけでした。

中国人は身份证(shēnfènzhèng:シェンフェンジョン:身分証明書)をスキャンするのですが、3人の女性が夫と同じような状況になり、電話のやりとりを聞いて、泣き崩れてしまったそうです。

ビールを飲んで気持ちを立て直す

高速鉄道の払い戻しを終え、頭がボ~っとしてきた夫は、ビールを2杯(500ml×2)飲みました。

ちょっと元気を取り戻したところで、ふと思いました。
「そうや!飛行機だったらパスポートのスキャンはないはず!」

幸い上海の虹橋空港は、高速鉄道駅と連結していてすぐ近くです。
早速、航空会社の窓口へ行きました。


あっさり断られた、その後の不思議な出会い

東方航空のカウンターへ行きましたが、あっさり「航空券は出せない!」と言われました。

ふと、別のカウンターに目をやると、そこは旅行会社のカウンターで、若いお兄さんが一人、暇そうに座っていたそうです。
夫:「北京に帰りたいんやけど、なんとかならない?」
お兄さん:「手数料が要りますよ」
夫:「かまへん!」

お兄さんは3月から7月下旬までに、たった4日しか勤務していないとのこと。しかも今まで夫以外に8人から「北京へ行きたい」と頼まれ、そのうち2人しか航空券を発券できなかったとのことでした。
「あまり期待はしないでくださいよ」
と、念を押されたのですが、結局発券できました。

しかし、その後が心配!
机票(jīpiào:ジーピアオ:航空券)は大丈夫でしたが、
今度は登机牌(dēngjīpái:ドンジーパイ:搭乗券)を出してもらえるかです。

すると、「私が行って交渉しましょう!」と言って、旅行会社のお兄さんがかけ合ってくれました。そして無事に...ゲットできました!

北京へ帰ることがこんなに大変だったとは~!
驚きなんてものではありませんでした。

ここまでお読みいただき、感謝です💛


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