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ヘルプマークまたはヘルプカードを所持するメリットとデメリット^_^パニックの不安を抱える息子にとっては心強い存在!

障害者手帳を持っていなくても、病名がついていなくても、ヘルプマーク及びヘルプカードは配布してもらえる

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上の写真はヘルプマークです。実際にご覧になったことはありますか?
常に他の人に見えるように携帯する人もいます。

息子の場合(自閉症スペクトラム障害&注意欠如・多動性障害)は本人の意思で、助けがほしい時、初対面の人とコミュニケーションをとらないといけない時に、カバンから出して見せるようにしています。

ヘルプカード&ヘルプマーク

上の画像の左側がヘルプマークです。(シリコン製品)同封されたシールに必要事項を記入し、裏に貼り付けることができます。

右側がヘルプカードです。(紙製品)ご自分の状況や緊急連絡先等、ヘルプマークよりも更に詳しく記入する場合は、こちらが便利でしょう。

※自治体によって形態が微妙に違いますので、市(区)役所のホームページでご確認ください。


そもそもヘルプマーク、ヘルプカードを持っている理由とは?

身体や精神に障害を持ちながら、見た目では判断がつきにくい人がいます。
例えばお年寄りではない人が、持病があって電車で立っていられない場合、

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ヘルプマークの裏に貼り付けた文章が見えるように座っている場合があります。周囲の目を気にしなくてもよくなります。


息子がヘルプマークを携帯するメリット

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上は記入例です。(息子のカバンの中から無断で出せないのでご了承ください)右の例に近い書き方をしています。

「私は発達障害です。人ごみで息が苦しくなり動けなくなることがあります。」
「これを提示していましたら、お手数ですが静かな場所への移動のお手伝いをお願いします。」
「会話が上手くできないと思いますが、どうかご了承ください。しばらく休むとおさまります。」といった内容です。

幸い、まだ助けを求めたことはありませんが、
「これがカバンの中にあると思っただけで心が安定する。」と本人が言っております。


ヘルプマーク、ヘルプカードはどこで配布されているのか?

基本的に市(区)役所の福祉課で無料で配布されています。
自治体によってやり方に違いがありますので、ホームページ等でお調べください。

障害手帳の有無、医師の診断書は不要です。転売は禁止されています。


あえてのデメリット

ヘルプマーク及びヘルプカードを持つことによって、ご本人やご家族の自尊心が傷つく場合があるかもしれません。

これはあまり考えたくはないのですが、心身に何の問題もない人が悪用する可能性もゼロではありません。


ヘルプマーク及びヘルプカードに対しての思い

「あんな物を持っているのは甘えだ!」と感じる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。

発達障害の息子と家族の私にとっては、ヘルプマークは頼もしい存在です。


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