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世の中捨てたもんじゃない!と思えた日の話

人の温かさに触れた出来事を思い出しました。

去年の春の朝7時ごろのことです。義母が突然私に言いました。
「病院に行かなあかんわ…」

私:「エッ!どうしたん?」
義母:「動くと腰が痛くて痛くてたまらん。」

急いで支度をし、近くの整形外科へ車で連れて行きました。
地域では評判の良い医院です。受付時間前から入口前の外で、たくさんの人が並んでいます。予約はできません。

私は、病院の前の道を渡ったところにある駐車場に車を停めました。
義母は車の中で待たせて、並びました。

私の前で並んでおられた女性が(現在癌と戦っている)友人とそっくりな人でした。私はビックリしたと同時に、勝手に心が動いて思わず話しかけていました。
(その友人の話は以下の通りです。お時間が大丈夫でしたらどうぞ。。。)
↓↓

その女性に義母を車で待たせていると言うと、

「順番をとっておいてあげるから、出入り口に近い駐車場まで車を移動したらどうですか?」と言ってくださいました。

病院の前の道は交通量がとても多く、その駐車場にバックで停めるのは至難の業です。頭から車を入れるしかないと思いながら向かうと、
なんとその女性ともう一人、同じように並んでいる知らないおじさんが、
道に出て交通整理を買って出てくださいました。

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お陰で出入り口から一番近い駐車場に、すんなりとバックで車を停められました。

受付時間になり、病院のドアが開きました。
車の中で待っていた義母が車から降りる時、前述の女性は飛んで行って義母を支えてくださいました。そっくりな友人と同じケアマネージャーさんだと、後でお聞きしました。

この女性といい、交通整理をしてくださった男性といい、見ず知らずの私たちにこんなに良くしていただいて!感激でした。


いろんな事があり、いろんな人もいるかも知れませんが、それでも
「世の中捨てたもんじゃない!」
と、感謝の思いになりました。ありがとうございます!

(ちなみに義母の腰痛は大したことありませんでした(#^.^#))

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