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発達障がい息子の想像しにくい怒りの原因と対処法

息子がまた意味不明なことで怒っている(~_~;)


「この曲、誰が歌ってるん?」
なんて、人前で僕に聞かんといてな!!

クリニックの待合室で、ちょっと昔に流れていた渋谷系(?)のような音楽が流れていました。

何気なく息子に聞いただけなのに!

クリニックを出てからの息子はとてもご機嫌斜めで、1時間ぐらいはブツブツ言っていました。

以前の私の対応


「親に偉そうな言い方するな!」
「そんなことぐらいで腹を立てるなんて、小さい男やな!」

と、息子の話を聞こうともせず、感情で態度や思考を正そうとしていました。

そんな私を見た息子は余計に荒れていくという図式でした。

今回の対応

「あ、嫌やったんやね?」
(気持ちの受けとめ)

「なんで~?」

心の中では(またメンドクサイ地雷を踏んでしまったのか…)と思いましたが、ここはあえて軽~い感じで受け答えしました。

すると息子は、イライラしながらも、なぜ怒ったのかを説明し始めました。

垣間見えた息子の発達障がいの特性

息子:「聞かれたら、完璧に答えないと気が済まなくなるんやよ。」

確かにそうです。

歌っている人の名前だけ言ってくれれば良かったのに、何なら「知らん」という答えでもいいのに、息子は「うーん説明しづらいんやけど」と言いながらネット検索し始めました。

「今流れているは○○が歌っているんやけど、この曲は元々は〇年前の○○というバンドの曲で、○○と言う人が歌っていた」

私:「別にそこまで説明しなくて大丈夫で~す」

周囲から「バカにされた」と思いやすい

息子:「あの時、周りに人がおったやろ?」
(受付に二人の女性がいただけで、しかも目の前ではなかったです)

僕の話を聞いて、周りの人たちから

「あの人、キャラとは全然違う曲にやたら詳しいな、変なの~」
「あんな音楽が好きだなんて、ダサ!」
「しかもお母さんに一生懸命教えているなんて、幼稚園の子みたい」

。。。て、絶対に思われてるわ(/ω\)

と、想像もつかない思い込みからドンドン落ち込んでいくのです。

このバカにされたという思考は、学生時代や就職してからの数々の辛い経験が影響しています。

話が落ち着いたら始まる自己嫌悪(T-T)

思いっきり話した後、息子はいつもこう言います。

「さっきはグチグチ言ってごめん」
「スイッチが入ると止めにくくなってしまって...」

こんな感じで、今度は相手(私)に対して悪いという気持ちが湧き上がり、自己嫌悪になります。

私:  「 いやいや、ありがとう!話してくれたからこそ、どんな気持ちだったのかわかったよ。」

私:  「周りの人の感じ方については、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れないよ〜」

息子:「うん、考え過ぎだったかもね」

私:   「これからはどうするん?」

息子:「もし今日みたいにお母さんが聞いてきたら、ネット検索した画面だけを黙って見せるわ」

私:   「な~るほど、それも良い考えやね!私としては歌っている人の名前だけ答えてくれたら良かったし、知らんなら知らんでも良かったんやよ〜」

とまあ、こんな感じのやりとりでした。

発達障がいのご家族がいらっしゃる方は、この(正直ちょっとメンドクサイ)状況を「わかるわかる!」と読んでくださるでしょうか?

荒れている感情をフラットな気持ちで受け止めるのは簡単ではありませんね。こちらの心身が整っていなければできにくいことだと思います。

まず自分を癒すのはそういった意味でも大切なことですね。

発達障がいのご家族の対応で苦しい方、たおたおに話を聞かせてください。

お待ちしています♡

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