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発達障害の人の感じ方はこんなに違う!困り事についての具体例(全員がそうではありません)

パソコン操作男性

いま椅子に座って、パソコンに向かっておられますか?それとも……

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電車の中で、立ちながらスマホの操作をされているのでしょうか?
あなたの視線はいま、画面に向けられていると思います。

それではいま、着ている服の感触を肌で感じて意識されていますか?
履いているスリッパまたは靴の感覚を足の裏で感じて気にしていますか?

座っている椅子の感触をお尻で感じていますか?
電車の手すりに背中が触れている感触を意識しながら、画面をご覧になっているでしょうか?


恐らくあえて意識をすれば、上記の感触を感じることができると思います。
あえて意識をすればわかるのであって、いつもは感触が「無い」場合がほとんどではないでしょうか?

多くの人は、意識から消すか消さないかを脳で瞬時に判断しています。
(脳ってすごい!)

しかし、発達障害の人の中には
体に感じる感触を、脳で上手くコントロール出来ない人がいます。

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想像しただけでも落ち着かない気持ちになるのは私だけでしょうか?
必要ない感触が意識に残ったまま過ごすのは、並大抵なことではないと考えます。心臓の動悸までも意識から離れない場合があるそうです。

友人のご親戚にそのような人がおられますが、やはり非常に疲れやすいのだそうです。

私の息子(自閉症スペクトラム・ADHD)は、感触ではそんなに困っていません。(肌触りには敏感ではありますが)


発達障害といっても、その状態や困り事の程度は本当に千差万別です。
聞いてみないとわからない状態が少なくありません。
定型発達(発達障害ではない)の人には想像しにくい状態があることをお伝えし、少しでもご理解いただければと願います。








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