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発達障害とは知らず固定観念を押しつけた結果、息子を傷つけてしまった母親

私の話です。

「就職して苦労すれば『まとも』な成人へと変わっていくはず」
「働くなら正社員」
といった昔ながらの固定観念から、
息子を辛い目に遭わせたと後悔しています。

息子が仕事を辞めた時、色々と聞くこともなく、
「遊んでたらダメだから、とにかくすぐに再就職して!」と迫り、強引に再就職させました。

職場では出来ない事をなじられたり、怒られたり、責められたり…
その時の職場の状況は忘れても、負の感情だけが息子の心に刻まれてしまいました。すっかり自分に自信を無くしました。

その後やっと発達障害とわかり、学んでいくうちにわかったことがあります。

*息子の状況(=視覚優位・聴覚処理障害からの自信喪失)を周囲が理解し配慮していただければ、支障なく働くことは可能だということです。

基幹支援相談センターという所に行ってきましたが、発達障害に非常に詳しい相談支援専門員の方がおられ、
上記の*部分と同じ事をおっしゃいました。

今は何よりもまず、息子の心を癒すことが先決だと考えます。

「ステップアップしないとダメだね!」「頑張りなさい!」ではなく、
「今のまま(B型支援事業所通い)で大丈夫^_^」
「楽しく過ごせればそれでOK!」
と、肯定的な言葉で包む時期かと思います。

そして、焦らずに息子の自然な心の変化を待ちたいと思います。

仮に変わらないとしても、私は私、息子は息子…
親子とはいえ、それぞれ違う個々の人間なので、強制はすべきではないと思うようになりました。

出来る限りのことはしたいですが、
息子の人生に介入してはいけないという気持ちも強くあります。


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