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ジョブホッパーの転職勝ちパターンのカギは「自己分析」と「転職理由」

割引あり

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。

このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
有難いことに、以前、「リーマンの処世術」にマガジン登録いただいたり、最近では、有料記事自己紹介記事公務員からの転職などが
Noteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。いつもご覧いただきありがとうございます。
他にも転職活動で参考になる記事も多数、投稿していますので
覗いてみてください。(良かったらスキもお願いします!)

今回は、キャリアの情報で耳にすることが増えた「ジョブホッパー」について取り上げ、その方々への転職対策の記事を書かせていただきました。

ノウハウもありますので途中から有料ゾーンになりますが、
ご興味あれば最後まで読んでいただけると嬉しいです。
(途中まででも、参考になるのでお読み下さい!)


1.ジョブホッパーとは?


ジョブホッパーとは、短期間で何度も職場を変える人のことを指します。
2年以内の退職が目立つ人が、このカテゴリに含まれる事が多いです。
一つの会社に長く留まらず、数ヶ月から数年で転職する傾向があります。 
実は、私もジョブホッパーに位置づけられます。転職回数自体は、10回を超えています。
(派遣社員の経歴もあり、回数=経験した職場の数とさせていただきます)
ジョブホッパーの特徴はいくつかありますが、求める経験やスキルの不足、やりがいの欠如、組織文化や上司との価値観の不一致、キャリアアップなどが挙げられます。
一方でジョブホッパーは、異業種や異職種で様々な役割での実務経験を積むことで多様な視野や共感性を持ち、柔軟性や環境適応力を身につけている方も多いです。
私自身も、飲料サービス業、Webマーケティング、IT通信、SES、ヘルプデスク、SaaS製品のインサイドセールス、、代理店開拓営業、Slerの営業アシスタントなどを経験しております。
ただし日本の企業は、短期間での離職や転職回数の多さに、継続性で不安を持ち採用を渋る傾向があり、ジョブホッパーが新たな職場で採用される際には、過去の転職理由を詳しく説明することが求められます。
過去に、転職を多く繰り返してしまう人の特徴についてまとめた記事を投稿しているので、良かったら見てみてください。

このあと、ジョブホッパーについてもう少し詳しくご紹介します。

2.日本とアメリカとの「ジョブホッパー」の捉え方のちがい

日本では転職回数が多いと、仕事が長続きしないなどマイナスのイメージを持たれてしまいがちです。
しかしジョブホッパーは、キャリアアップを目的とした理由で転職を繰り返しているのであれば、とくに問題はないといわれています。アメリカがその最たる例です。

アメリカという国のカルチャーもありますが、アメリカは世界から様々な海外の方が移住してくる「移民国家」です。
多様な価値観が入り混じっていて、むしろ変化が常であるという風土が日本以上にあります。むしろ、変化しなければ衰退してしまうという考え方もあります。
また、日本と大学の位置づけ、進学の前提の考え方に大きな違いがあります。
アメリカでは大学で学んだことをもとに働くことが前提ですので、アメリカの若者にとってはどの大学のどの学部学科に入るのか、どの研究室に所属するのかは重要な項目ですし、もしかしたら日本人以上に目的を明確に進学しています。
「日本の大学は入るのは難しいが卒業するのは簡単、アメリカの大学は入るのは簡単だが卒業するのが難しい」
という通説もあるほど、アメリカでは大学での就職前の準備の意識が高いです。

また、アメリカの採用活動の指標は日本と異なります。

(1)通年採用


日本ではずいぶん変わってきましたが、アメリカは元々が転職して当たり前の社会です。新卒採用の前提が、日本では4月はじまりで新卒一斉採用の文化が根強いですが、アメリカでは
「いつ、どのタイミングで優秀な人材が転職市場に出てくるかわからない、そのときに採用の窓口が閉じてしまっていては、社に入ってくれるチャンスを失うので、常に対応できる状態にしておかなくてはいけない」というスタンスで採用を行っています

(2)ポジション別採用


日本はメンバーシップ雇用が伝統的で、1社の中でジョブローテーションし、総合職としてその会社に長く属し、会社のために貢献するという文化がいまだに残っています。
だから、転職に対して「お世話になった上司を裏切る」「引き留めに逢うのが嫌だ」など、ネガティブなイメージを持つ人がいまだにいるのです。
大手企業であればあるほど、入社時にどこの支社、どこの部署、どの職種で働くかは分かりません。
ただし、全てが悪いわけではなく、異動になることもあるので、入社から退社まで多くの職種や部署を経験する場合もあります。
また、ある部署で働いていたものの、うまく適応できずに良い結果を出せない人材がいた場合、企業はその人材に合う部署に異動させ、適材適所を図る事で社員が力を発揮できないという状況を打開することができます。

アメリカでは総合職採用という形ではなく、ポジション別採用という形が基本です。
例えば事務職で採用された人材が、営業職に異動になることは原則ありません。採用されたときに取り決めた業務範囲から外れる業務には従事しません。
実際に面接をするのも、人事部の人間ではなく、その採用対象の部署のマネージャーが行うことが一般的です。一緒に働く部署の方が面接をするスタイルですね。理にかなっています。
雇用される側としては不本意な異動がないのは喜ばしいことですがシビアさもあります。もし、同じポジションに達人がいて、自分とより高いパフォーマンス(仕事が早い、連携が的確、コミュニケーションエラーがない、理解力がはやいなど)で仕事を人物が他にいれば実力で負けると席を奪われ、会社に居場所がなくすぐに解雇となってしまうリスクもあります。
だから、アメリカの方は、転職に対して肯定的で、様々な業界や職種、実務スキルを習得するべく目的意識を持っての「キャリアビルド」の転職をする方が多いのです。

3.「ジョブホッパー」から「キャリアビルダー」に見せるポイント


少しまとめますと、日本では「ジョブホッパー」のイメージはマイナス傾向にあります。
しかし結論、どういった意図や理由で転職をしているかでプラスにすることはできます。つまり、「キャリアビルダー」を目指すのです。きちんとキャリアを形成しスキルや経験に厚みを感じさせるビジネスパーソンであると実証できれば、勝機はあります。

背景として、元々、日本の採用側の多くは、一般的に、「即戦力として長く働いてくれる人」を求めています。
短期間で転職を重ねてきた応募者に対しては、どうしても「またすぐ辞めてしまうのではないか?」と不安を感じ、マイナス印象を持ってしまうものです。
「1カ所に定着できない=周りの人とうまくコミュニケーションが取れない人なのかもしれない…」と懸念する企業もあるかもしれません。
経験・スキルの浅さを問題視する企業もあります。短期間で転職を繰り返してきたことで、「1つの業務を完全にやり遂げた経験がないのでは?」「コアスキルが確立できていないのでは?」などと思われる可能性もあります。
どうしてもマイナスに見られがちなジョブホッパーを「キャリアビルダー」に見せるポイントをここからご紹介します。

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