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「転職でやっちゃアカンシリーズ~意外に知らない“転職”と“転職活動”の違い」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。
前回は「転職でやっちゃアカンシリーズ~転職活動を始める前に必要な「転職の軸」の決め方」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

今回は、転職未経験の方が意外と認識を間違っている“転職”と“転職活動”について解説をさせていただきます。


1.転職活動は「全てのビジネスパーソンが行うべき」

結論から言いますと、転職活動=転職するではありません。自分の今までの職務経歴や実務経験の棚卸しを行い、自分の立ち位置を知り、市場価値を把握する事が一番の目的です。例えるなら、転職活動とは「キャリアの健康診断」のようなものです。
さらに言えば、この転職活動は一度だけで終わるものではないと考えています。
今の時代、企業の寿命は約20年であり、多くの社会人の労働寿命が定年まで働くとしたら40~50年、下手したら年金の支給スタートがどんどん後ろ倒しになるかもしれません。つまり統計上、転職が2回以上は必須になる時代なのです。キャリアアップや、様々な経験を積むためのキャリアチェンジを果たしていきたいと考えている方は2~3年で転職活動(言い換えるならキャリアの棚卸し)を行うのが当たり前になってくるでしょう。私の転職エージェントの仕事をしながらの肌感覚では、もう当たり前になりつつあるという感じです。
そのため、今すぐ転職しなくても、転職活動は全てのビジネスパーソンが取り組むべきキャリアプランを立てる上でも重要な戦略の一つだと言えます。
ちなみに余談ですが、今では「コングロマリット」という考え方も主流になりつつあります。それについて詳しく書かれた本の感想を書いた記事も、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

2.転職活動を行った先にある「転職」


その転職活動を行った上で、実際に職場を移るという一つの選択が「転職」です。転職はあくまでも、転職活動をした上での結果生まれる選択肢になります。
今まで私が投稿してきた記事で何回も触れてはいますが、
転職活動の大まかな流れは
「準備」「応募」「面接」の3ステップになります。
少し話を戻しますと、「準備」だけで転職活動を終える方もいます。準備で現状の棚卸をし、改善ポイントが特に見当たらないというケースです。その場合は、応募に進まずにひとまず終了というわけです。
しかし、もし今の職場において少しでも改善したいポイントがある場合は、自分の今の評価がどれほどのものかを知るという意味でも、求人に応募し、いつでも自己アピールできるよう用意し、面接を受けてみる事をオススメします。
今の職場を10年以上続けている方は、言い換えれば今の会社以外の業界や職種、直接関連しないビジネスの状況について知る必要性がないため、疎くなりがちです。情報収集をしたり市場価値を把握していく事は、たとえ今の仕事を続けるとしても必要です。すごく簡単ではありますが、転職活動=転職と思われている方が意外に多いのではないかと感じ、今回このテーマで書かせていただきました。これを読んだきっかけで、「キャリアの棚卸し」をしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、下記の投稿記事もすごく私自身、気づきが多かったので
紹介させていただきます。


次回は「正社員と契約社員、派遣社員の、雇用形態の違い」について書いていきます。お楽しみに。


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