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転職を考えた方が良いタイミング

  1. 組織が腐っている

  2. 尊敬できる人がいない

  3. 成果が評価されない

両学長の受け売りだが、きっちり当てはまった。
今思えば、すでにわかりきっていたことなのに先送りにしていたと思う。

1の組織については、経営のみを考えすぎた、圧倒的なやりがい搾取が根本にある。それ以外に具体的にヤバいのはお金の管理。「理事会」という謎の集まりを組織し、そのメンバーを身内で固めることで給与以外の財布を作っていることか。役員報酬は1000万円。勿論、給与以外に。これだけで年5000万以上が費やされている。一度、定例会議で支出を追及されたこともあった。なぜなら、人件費が6割以上になっている上、その他という内訳不明の支出も計上されていたからである。その他については経営管理部長は答えられなかった。知らされてもいないといった感じであった。
また、昇進が決まっていた年に、医師の採用でお金を使いすぎたという理由で、ダメになった。昇進すると数万円の手当が上がるためである。昇進予定だった十数名のものが却下となった。しかも新年度開始1週間前に告げられた。この年の前後はコロナのせいにしてボーナスもかなり下げられたが、これも医師採用にお金を使いすぎたせいだと後からわかった。転職エージェント経由のためかなりの額が動いていたと思われる。(一般的には企業が転職者の年収の30%前後をエージェントに支払うらしい)

2の尊敬できる人についても、同じ部署の先輩がそもそも続々と退職している職場。同じ部署には皆無であり、経営者の右腕的な人が自分の上司となっていたが、現場がわかっていない理想論者であったため、なかなかついていくのが難しかった。トップは理想がなければ始まらない。それは理解していたが、その理想に近づけるには、あまりにも環境がひどすぎた。一番は対応できる人間がいなかったことである。考えによっては、環境自体をゼロから作ればよいということもあったろうが、この経営陣と一緒に仕事をしたいと思わなかった。

3の成果に対する評価は特にひどい。何の業務をしても、しなくても、ボーナスはここ数年下げられた。昇給も1000円とかだとなかなか厳しい。最近は論文が掲載されて、朝礼で表彰されたことがあった。金一封です!と経営者に渡され、正直うれしかったが、中身は商品券3000円だった。お金のためにやっていたわけではないにしろ、限度があると思う。職員は駒だと思っていても良いが、アメの割合少なすぎる。と残念な気持ちで覆いつくされた。論文の大変さがわかっている人なら、恐ろしいほど評価が低いとお分かりと思う。

ここに書くことで自分の気持ちの整理にもなった。
機会を与えてくれたnoteに感謝。

#転職してよかったこと  


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