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企業が求める「コミュニケーション能力」とは?

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に勇気とチャレンジ精神を与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。

このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
前回は、「転職を考える上で使える「3C分析」とは」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

また、私の事については、自己紹介記事など書かせてもらっていますので、良かったら覗いてみてください。

社会人、そして生きていく上で重要なスキルの一つであるとされる「コミュニーケーション」という言葉。よく耳にするけれど、かなり誤った認知をされている印象を持っています。
今回は「企業が求める「コミュニケーション能力」とは何かを、ビジネススキル、日常でも活用できる考え方をご紹介します。
初めに、声を大にしてお伝えしたいことがあります。
「私は営業職じゃないから関係ない」「私はコミュ障だし」などの
バイアスをかけて読まないで下さい。
すべての人に共通する、人生を豊かにしていける可能性のある話ですので、ぜひ深く知りたいという方は途中から有料記事となっておりますので、知識をゲットしてもらえたら嬉しいです。

1.ポイントは、言葉ではなく「非言語コミュニケーション」

結論、コミュニケーションで重要なのは、流暢に喋れる事ではありません。

「メラビアンの法則」というものがあります。これは、「人は第一印象が大切」「人は見かけが9割」という言葉があるように、3つの「V」で印象が構成されているという理論です。
言語情報(Verbal)から7%、聴覚情報(Vocal)から38%、視覚情報(Visual)から55%がウェイトを占めていると言われています。
言葉尻や話す内容は、なんとたった7%しかないのです。

むしろ、その人から発される熱量や声量、そして表情、感情から来る言葉の力が、93%を占めています。
言い換えれば、話す内容というより、話しっぷりや生き生きと話しているその姿や醸し出す雰囲気が、相手に強いインパクトを与えています。
人は、自分の体験したことは自信を持って話せます。確信めいたものが心にあれば、ものすごいパワーを発します。それは、説得力や感動すら与えます。
恋愛で例えれば、告白においてどんなにセリフ通りに言葉を話せたとしても、相手に伝わらない、なんて事ありますよね?
話すのがしどろもどろでも、一生懸命、本気で相手に伝えようとした方が、相手に愛情が伝わり、感動を与えて成就したりします。
コミュニケーション能力に長けている方の共通点は、情熱的である事です。
それが魅力的で、人から好かれ、良好な人間関係を築くことに繋げられるのです。

2.コミュニケーション能力の高い人の共通点は「聞き上手」「引き出し上手」

また、よく勘違いされますが、雑談や表面的な会話しかできなかったりマシンガンのような速さでどんどん言葉を出していく人が「コミュ力高いよね」と言われたりします。しかし、本質は違います。
人間の心理の前提は「人が最も関心のある事は、自分自身」です。
相手の話を聞いているとき、自分の化粧が気になっていませんか?自分の髪型が気になっていませんか?自分が次、何を話そうかばかり考え、全く話を聞いていなかったりしませんか?
それ、相手にバレてますよ。それこそ、先ほどのメラビアンの法則です。
聞いてませんよーと、目線や声のトーン、適当な相槌で知らず知らずのうちに伝えてしまってます。

では、どうしたらいいでしょうか?

極意は、「リアクションよく聞きながら、相手の話題で話を進めること」です。

3.コミュニケーションを制するポイントは「訊くこと」


漢字に深い意味があります。よく使われる「聞く」や「聴く」でなく「訊く」です。

この「訊」という漢字に込められた本来の意味は、訊ね聴く(たずね、きく)です。

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