だいき

映画は人生を変える。

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最近の記事

ジョン・ウィックは一体何人殺したのか?

キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じ、銃撃戦と格闘技を融合させた“ガン・フー”などの超絶アクションで大ヒットした『ジョン・ウィック』シリーズ。 3/24に全米で『John Wick: Chapter 4』が公開されるということで、彼は今までに一体何人をあの世に送り出してきたのか、改めて見直してみた。 一作目:『ジョン・ウィック』記念すべき一作目は、愛犬と愛車を奪われたことで、ロシアンマフィアを抹殺。 その数、なんと“ 84人”。 犬の恨みは怖いと思い知らされたが、これはま

    • 世界一視聴困難な映画!?

      映画1本が完成するまでに、一体どのくらいの作業や期間が必要なのでしょう。 一般的に企画立案から完成まで約2年半くらいはかかると言われています。 企画、脚本、監督・スタッフ編成、キャスティング、契約、撮影、編集、宣伝、試写、公開ともちろん映画によってそれぞれの期間は異なりますが、制作発表されてから公開まで観客は待ち遠しいものです。 そんな中、待ち遠しいどころか、生きている間に観れるか分からない(恐らく観れない)映画が誕生しました。 それが『100イヤーズ』という作品です。 1

      • ジブリに「の」が付く作品が多いのはなぜ?

        日本のアニメーション映画を代表するスタジオジブリ作品にはタイトルに「の」が付く作品が多い。 これを聞いてピンと来る人も来ない人もいるだろう。 では、まず過去のジブリ作品のタイトルを下記に書きたいと思います。 ジブリ作品 1.風の谷のナウシカ 2.天空の城ラピュタ 3.となりのトトロ 4.火垂るの墓 5.魔女の宅急便 6.おもひでぽろぽろ 7.紅の豚 8.平成狸合戦ぽんぽこ 9.耳をすませば 10.もののけ姫 11.ホーホケキョとなりの山田くん 12.千と千尋の神隠し 13

        • 映画館のマナーが悪すぎる!

          映画館を利用する人の中には、残念ながらマナーが悪い人も存在し、またタチが悪いのはマナーが悪い人は自分がマナーが悪いということ気付いていないのです。 全国47都道府県の興行組合によって映画の健全な普及活動を行っている全国興行生活衛生同業組合連合会では、映画館でのマナーとして10のことを利用者に推奨しています。 1.携帯電話の利用禁止 2.録音・盗撮機器の持ち込み禁止 3.禁煙 4.上映中のおしゃべり 5.劇場以外で購入した飲食物の持ち込み禁止 6.ゴミの分別 7.上映時間に合

        ジョン・ウィックは一体何人殺したのか?

          今最も観るべき映画! 『コンテイジョン』

          ウイルスの恐怖生存競争の激しい地球で、もっとも進化を遂げ、我が物顔で他の生物を餌食にしているのはウイルス。 私たち人類は常にウイルスとの闘いの最前線にいます。 1918年~19年に猛威を振るったスペインインフルエンザは世界人口の約50%が感染し、25%が発症し、死亡者は2,000万人以上と言われています。 世界人口が18~20億人の時代に、なんて大きな数字でしょう。 そして、2002年から2003年にかけて世界を震撼させた重症急性呼吸器症候群(SARS)の致死率は14~15%

          今最も観るべき映画! 『コンテイジョン』

          日本の映画料金は世界一高い?

          ここ数年、長らく叫ばれてきた「映画離れ」という言葉を、あまり聞かなくなった気がします。 これは映画離れがすでに定着してしまっているのか、映画に人が戻ってきたのか、はたまた映画に対するメディアの執着さえもなくなってしまったのか。 ちなみに映画館の入場者数は1958年がピークで11.27億人、対して最も少なかった時期が2000年の1.35億人。 つまり、映画館の入場者数はピーク時の10分の1近くにまで落ちているのです。 直近10年の映画館入場者数推移を見てみると、2011年の

          日本の映画料金は世界一高い?

          ゾンビから身を守る方法

          昨今、ゾンビ映画が世界的に根強い人気を集め続けている。 死者が蘇り、生きた人間を襲ってその人肉を食うという世紀末的世界を舞台に、生き残った人間たちが過酷なサバイバルを繰り広げるという設定はどの作品もほぼ同じなのだが、何故か飽きられることなくその人気は近年さらに高まっている。 ゲームから派生した『バイオハザード』や海外ドラマの『ウォーキング・デッド』は最も有名なゾンビ映画・ドラマだが、最近では韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や邦画『アイアムヒーロー』など、今やゾン

          ゾンビから身を守る方法

          コロナ流行で映画業界に与える影響は?

          新型コロナウイルスの感染拡大を受け、エンターテインメント分野で対策が相次いでいます。 映画館では臨時休業や観客の座席の間隔を一定程度空けるなどの対応をとっていますが、ニューヨークやフランスでは全映画館が封鎖、それに伴い公開作品が続々と延期するなど、新型コロナウイルスの影響は長期化すると考えられており、映画業界はかなりの痛手であろう。 さらに、現在製作中の映画も撮影中断を余儀なくされ、今後も予定している作品の公開日は大幅にズレ込むだろう。 公開延期作品下記に記載しているのは新

          コロナ流行で映画業界に与える影響は?

          【レビュー】カイジ ファイナルゲーム

          何だこの劇場は、キンキンに冷えてやがる! 藤原竜也の舞台仕込みの仰々しい演技が、原作が元から持っていた仰々しい台詞回しと奇跡的にハマり、ヒットを記録。 藤原竜也の代表作として、今でもモノマネシーンでは不動の地位を誇る、まさに当り役となった。 そんな『カイジ』が、9年ぶりに帰ってくる。 しかも、17歩でも和也編でもなく、原作者・福本伸行によるオリジナルストーリー。 しかし、作品の魅力が悉く取り除かれており、過去2作と比較しても最低レベルで酷い内容だった。 雑なストーリー

          【レビュー】カイジ ファイナルゲーム

          【レビュー】 パラサイト 半地下の家族

          この映画は、心に寄生する 第72回カンヌ国際映画祭(2019年)で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞。 第77回ゴールデングローブ賞(2020年)では、外国語映画賞を獲得。 先日発表された第92回アカデミー賞ノミネート発表では、作品・監督・脚本・編集・美術・国際長編映画賞と6部門で候補となりました。 また、世界中の映画賞で約140の受賞、170以上のノミネートを記録しており、世界的に「世紀の傑作」と評価を受けています。 近年のパルムドール受賞作は、『わたしは、ダニエル

          【レビュー】 パラサイト 半地下の家族

          映画館でポップコーンが禁止に!?

          前回はポップコーンと映画館の関係性についてお話しましたが、最近では「受動ポップコーン」という問題が浮上してきているようです。 最近のシネコン(複合映画館)には、音響や映像の質の高さを売りにしているところがあります。 しかし、音響にこだわった施設でも、容器に入ったポップコーンを食べる隣席の音には無力です。 確かに、他の音源(携帯電話、会話)は事前に注意されますが、食べ物を食べる音は何も言われません。 当然と言えば当然です。 食べ物や飲み物も映画館の貴重な利益源なので、それを無く

          映画館でポップコーンが禁止に!?

          映画館のお供はなぜポップコーンなのか

          映画館へ行くと、コーンの弾ける香ばしい匂いや、甘いキャラメルの香りに誘われて、ポップコーンを買わずにいられない方もいるはず。 大きなバケツいっぱいのポップコーンを抱えると「映画館に来た!」とワクワクする気持ちになる方も多いのでは。 しかし、なぜあらゆるお菓子の中からポップコーンが選ばれ、映画館の定番メニューとなったのでしょうか? 今では切っても切れない仲になっているポップコーンと映画館の関係はどのように作られたのか。 今回はその理由をご説明します。 実は80年近くも前から定

          映画館のお供はなぜポップコーンなのか

          2020年1月公開映画紹介

          『アベンジャーズ』や『スター・ウォーズ』など大作や完結作、続編などお祭り映画で溢れていた2019年と比較すると、2020年は全体的に少し落ち着いたラインナップになっています。 とはいえ、『ワンダーウーマン』や『007』、『トップガン』など楽しみな作品も盛り沢山。 特に、今月はビッグタイトルも多く、渋滞しています。 その中でも厳選したものをいくつか紹介致します。 『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』 大統領候補のスーパーウーマンと失業中のダメ男に芽生えたありえない恋

          2020年1月公開映画紹介

          2020年の目標

          最近は時間が経つのが本当に早く感じるようになり、気が付けば東京オリンピック開催の年、2020年がやって参りました。 前回、昨年の映画鑑賞本数は381本だったと言いましたが、近年は平均して年300本程度の映画を観ています。 その内、200本以上(恐らく250本ほど)は劇場で公開されている、又はDVDが発売したばかりの新作映画です。 旧作を観るのは、続編が公開される or リメイクが公開される時くらいで、中々観るタイミングがありませんでした。 (http://cinema.pi

          2020年の目標

          初めまして

          皆様、初めまして。 このブログは、主に映画について様々なことを語ったり、現在劇場公開している作品をレビューしたり、オススメ作品を紹介したり、映画について様々なことを語ったり(2回目)する映画好きの方のためのブログです。 勿論、映画が好きでない方にも楽しんでいただけるよう、そして映画に興味・関心を持っていただけるよう面白いブログにしていけたらなと思っています。 ちなみに、昨年の2019年度に私が鑑賞した映画本数は、劇場鑑賞に加え、レンタル・動画配信サービスも含めて、計381本

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