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2020年1月公開映画紹介

『アベンジャーズ』や『スター・ウォーズ』など大作や完結作、続編などお祭り映画で溢れていた2019年と比較すると、2020年は全体的に少し落ち着いたラインナップになっています。
とはいえ、『ワンダーウーマン』や『007』、『トップガン』など楽しみな作品も盛り沢山。
特に、今月はビッグタイトルも多く、渋滞しています。
その中でも厳選したものをいくつか紹介致します。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』

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大統領候補のスーパーウーマンと失業中のダメ男に芽生えたありえない恋を描くラブコメディ。
ロマティックなストーリーなのにギャグが満載、それも全編下ネタという“取扱注意”な注目作。
オスカー女優のシャーリーズ・セロンと人気コメディ俳優セス・ローゲンが共演し、本作の内容に惚れ込んだ2人は、製作に名を連ねているだけでなく、5年に渡って脚本の練り直しなどにも参加したとのこと。
力の入れようが分かります。

『パラサイト 半地下の家族』

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鬼才ポン・ジュノ監督の最新作。
第72回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを受賞しました。
ネタバレを避けるため、詳細はあまり見てないので詳しくは書けませんが、昨年からずっと観たいと思っており、個人的に今年1番の期待作品です。

『フォードvsフェラーリ』

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ル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた奇跡の実話。
本作でマット・デイモンと共演したクリスチャン・ベイルは、第77回ゴールデン・グローブ賞で、主演男優賞にノミネートされており、昨年に続く受賞を期待されています。
既に公開している海外の評価も上々で、今月の中では『パラサイト』に続く期待作品となっています。

『ティーンスピリット』

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私の大好きな作品『ラ・ラ・ランド』(2017年映画ランキングベスト1位)のスタッフと私の大好きな女優エル・ファニングがコラボというだけで、観ない理由がありません。
エル・ファニングの歌唱力が個人的に一番の見どころですが、映画の大半を占める音楽はポップソングが中心で、日本でも人気となった曲が多く使われているので、万人受けしやすいのではないでしょうか。

『カイジ ファイナルゲーム』

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人気漫画「カイジ」を基に製作されて大ヒットした実写映画『カイジ』シリーズが9年ぶりに蘇ります。
本作は全ゲームオリジナルで描かれた新しいストーリーということで、過去作を観てもゲーム自体は凄く面白かったので、新ゲームにも期待です。
後はあれこれ考えず、藤原竜也の劇場型演技を大いに楽しむことに尽きます。

『ジョジョ・ラビット』

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第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。
トロント国際映画祭で観客賞を取ったら、アカデミー賞に一番近いというのが、ここ数年の方程式にもなってますが、最近の賞レースを見てるとそうでもない気がします。
主人公のジョジョを演じるローマン・グリフィン・デイビスはこれが初めての映画出演。
とても可愛らしい彼の表情と、天才的な演技力も大きな見どころです。

『リチャード・ジュエル』

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ここ数年のクリント・イーストウッド作品は、名もなきヒーローを題材にした作品が多く、掲げるテーマ性も「英雄の悲劇と称賛」に一貫している傾向にあります。
リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーのキャスティングも見事ですが、リチャードの無実を信じる弁護士を演じた『スリー・ビルボード』で素晴らしい演技を見せたサム・ロックウェルも楽しみです。

『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』

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この作品はAmazonオリジナル作品で、既にAmazonプライムビデオで配信中です。
予告を見た感じではスマホの画面よりも、巨大スクリーンで観た方が迫力を味わえるので、是非劇場鑑賞をオススメします。
『博士と彼女のセオリー』でも主演コンビを組んだフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再タッグということで、そちらも見どころです。

『キャッツ』

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先日アメリカで公開され、レビューや批評家の評価が軒並み低いという結果に、興行も大失敗に終わった模様。
公開前夜に編集が終わったとか、新たに修正を加えたものを公開するとか言われてますが、世間にお披露目してしまった以上、もう何をやっても無駄な気がしますが。
ここまでバッシングされている大作も中々なかったので、怖いもの見たさで観ようと思います。

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

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「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの4作目「インフェルノ」を出版する際に、情報漏洩や世界同時に拘るために、翻訳家を地下室に閉じ込めて翻訳させたという話が実際にあったそうで、その実話から着想を得た作品。
完全なセキュリティの下翻訳されたのに、何故か情報が漏れてしまい、脅迫させられる主人公の姿と、事件の真相に辿り着くまでの予想だにしない展開のミステリーが非常に楽しみ。

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』

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この作品は映画史最大の開発地獄に陥った作品の一つのとして悪名高く、ギリアムは19年間の間に8回映画化に挑戦してその都度失敗した呪われた映画。
撮影開始の2日目で洪水が発生しセットや機材が流されたり、主演が病気のため降板したり、その他の経済的難点が持ち上がったりと数多の困難に襲われました。
1955年から企画されていたにも関わらず、完成しなかった作品が64年ぶりに完成したということで、是非鑑賞したいと思います。

『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』

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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で大批判を浴びたライアン・ジョンソン監督の最新作。
予告を見た限りでは凄く面白そうでしたし、キャストも豪華ですし、冬映画としては一級品の大作でしょう。
『オリエント急行殺人じ』のようなオチにはならないことを期待したいです。

『バッドボーイズ フォー・ライフ』

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ウィル・スミス&マーティン・ローレンス主演による大ヒットアクション映画『バッドボーイズ』の17年ぶり新作となるシリーズ第3弾。
私は過去の『バッドボーイズ』シリーズを観たことがないので正直分かりません。
ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で『ジェミニマン』に続いてのウィル・スミス作品ということで注目してますが、時代遅れって思わせないようなド派手なアクションを見せてほしいです。

今回紹介した作品以外にも1月公開で観たいものがたくさんありますので、大忙しです。
旧作も観ないと…



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