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ポンペイで、アムリトサルで、ダラムサラで聴く 〜 ピンク・フロイド 「エコーズ」 (歌詞和訳)

1983年7月、イタリア・ポンペイ

1983年4月26日、横浜港からフェリーで日本を発ち、当時のソ連、現在のロシアへ、そしてシベリア鉄道でヨーロッパへ、ヨーロッパはフィンランドからギリシャまで南下、ギリシャでは真夏のアテネと地中海の島サントリーニに合わせて 1ヶ月滞在、その後はトルコ、シリア、ヨルダン、パレスチナとイスラエル、エジプト、再びトルコ、トルコからイラン、パキスタン、インド、タイ、韓国、最後は釜山からフェリーで下関に着き、1984年2月1日、帰国。10ヶ月足らず。

帰国後は初めての広島訪問・当時広大にいた小中高時代の後輩のアパートに転がり込み、その後、静岡県、遠州の実家に帰還。

以下は、1983年7月8日に訪れた、イタリアのポンペイの遺跡の写真。ポンペイ(ラテン語: Pompeii, イタリア語: Pompei)は、今から 2,000年ほど前に現在のイタリア・ナポリ近郊に存在し、西暦79年に起きた火山の噴火による火砕流によって全域が地中に埋まってしまった古代都市の名前。

あまりに有名な場所ですねぇ。37年前の夏に訪れた際に撮った写真を載せる前に、とりあえず安直に Wikipedia の和英のリンクを(その下に写真掲載)。

当時スマホがあれば何十枚も写真撮ってたんだろうけど、あの日、撮ったのは、たったの 11枚。今日は別にポンペイ特集の note 投稿というわけではないので、キャプションは一部だけ、少しだけにして、一気に掲載。

1)

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2)

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3) しょうもないコメントを一つ。SHARP の Tシャツの女性。当時は今と違って、日の出の勢いの日本経済だったんだなぁと、改めて感じ入るのだった。

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4) 

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5)

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6)

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7)

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8)

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9) 遥か 2,000年前、そしてそれ以上前、ここで舞台劇が、コンサートが、格闘技が、そのほか様々な催しが行なわれ、ポンペイ市民の眼と耳と頭脳と、全ての感覚・感性・知性を楽しませていたのでありましょう。

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10)

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11)

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1971年10月、イタリア・ポンペイにて 〜 ピンク・フロイド 「エコーズ」 ライヴ (歌詞和訳)

ピンク・フロイドのファンにはつとに有名な、というか、そもそも半世紀近くも前、1971年のライヴ。

昔も昔、拙者、映像を持っているものの、遥か昔、ジュラ紀(あ、比喩です)の昔に買ったVHS ヴィデオで、ところが我が家の DVD/VHS 兼用の録画・再生機はなんと VHS 用の機能だけ壊れてしまって久しく、その家宝のような映像を持っているにもかかわらず、観られなくなっている状態。

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ここでも安直に Wikipedia の和英リンクを貼って、その下に、当時ポンペイで無観客で行なわれた(コロナ禍のコンサートみたい .. ではないが)ピンク・フロイドのライヴの録音音源から、「エコーズ」を聴くことにしたい。

さてさて、以下は、1983年7月に筆者がポンペイで撮った写真のうちの 1枚(たぶん同じ場所なんだと思う、1971年に「エコーズ」が演奏されたところと)、その下に 1971年10月のピンク・フロイド「エコーズ」ライヴ・アット・ポンペイの音源(フル・ヴァージョンと当時リリースされた形の Part 1, Part 2 に分かれた2種類の計3つのクリップ)へのリンク、そして「エコーズ」の歌詞、さらに筆者による和訳歌詞を掲載。

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Full Version

以下の 2つは、上のフル・ヴァージョンと違って 、当時、制作されたヴィデオ作品に収録された通り、Part 1 と Part 2 に分かれ、ピンク・フロイドによる歌と演奏のシーンも含まれているもの。ポンペイの遺跡で撮影された様々なイメージが使われた、秀逸な映像作品。

ただし、筆者が持っている VHS ヴィデオによれば Part 1 のランニング・タイムは 11:22, Part 2 は 12:44 なのだが、以下の YouTube 上のクリップでは Part 1 が約12分、Part 2 は約10分なので、前者は微妙に編集の仕方が違い、後者については(Part 2 における)イントロやエンディングの一部がカットされているものと思われる。

Part 2 のクリップへのリンクの下に、歌詞と筆者による和訳歌詞を掲載する(3日前、本年12月12日付、本投稿の直前の筆者の note 投稿に掲載するに際して、同日午前、訳したもの)。

Part 1

Part 2

ECHOES ー Pink Floyd LIVE at Pompeii Italy in October 1971

* なお、Verse 3 の "Inciting and inviting me to rise" は、スタジオ・ヴァージョン、つまり同年10月31日リリースの彼らの 6枚目のアルバム "Meddle" に収録されたヴァージョンでは、"Inviting and inciting me to rise" と歌われている。

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*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

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頭上 空高く アホウドリが (*1)
宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる
そして 揺れる波間の奥深く
珊瑚の洞窟の迷宮の中
遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が (*2)
砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る (*3)
そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に (*4)

誰も我々を陸地に導かなかった
誰もが 何処にいるのか 何故そこにいるのかを 分かっていない
しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める (*5)
そして 光に向かって 登り始めるのだ

通りすがりの見知らぬ者どうしが
偶然にも 一瞬その視線を交わす
実は私はあなたであり 私が見ているのは私自身なのだ
私はあなたの手を取り
この地の何処(いずこ)かに導き
自らができる最上のことは何なのか 理解することになるだろうか?

先に進むよう呼びかけるものなどいない
視線を落とすよう強いるものもいない
言葉を発するものはいないし 我々のように試みるものもいない
太陽の周りを飛ぶものなどいないのだ

雲ひとつない毎日 あなたは 覚醒した私の眼に舞い降りる
私に起き上がるよう 鼓舞し、誘い(いざない)ながら
そして 壁に埋められた窓を通し
陽の光の翼に乗って差し込んでくるのは
眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使 (*6)

私に子守唄を歌ってくれるものなどいない
私の目を閉じさせるものもいない
だから私は窓を大きく開け放ち
空の向こうのあなたに呼びかけるのだ

.............................................

注釈

*1 albatross

鳥の名前、アホウドリのことだけれど、アホウドリは南太平洋に沢山いて、翼が長いのが特徴の水鳥。この鳥を航海中に見たらそれは嵐の前兆だとされたとかいう話もあるようで、それと関係があるのかどうか、"albatross" には「心配のもと」、要するに、心配なので「頭痛の種」になるようなものを意味する場合がある。

"albatross" が「頭痛の種」を意味する場合がある鳥の名前だと思えば、この歌の歌詞が "Overhead the albatross hangs motionless upon the air", 「頭上 空高く アホウドリが 宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる」で始まっている点、英語で「頭痛」を意味する "headache" にも「頭痛」だけでなく、「頭痛の種、悩みの種、困ったこと」といった意味があるわけで、"Overhead" と "albatross" の意味上の関連があってこうした wording, すなわち言い回しなり言葉遣いなりが為されたのか、その辺り、興味深いものがある。

つまり、単に「アホウドリ」という水鳥のイメージだけでなく、「アホウドリ」=「頭痛の種(心配事、困り事、悩みの種)」が「頭上」にあってといった意味合いが込められている、そういったダブル・ミーニング的なニュアンスがあるのかどうか。

*2 time (tide)

この箇所、スタジオ・ヴァージョンでは "time" にも "tide" にも聞こえる箇所だが、このライヴ・ヴァージョンでは "time" と歌っているのではないかと思う。

文脈上、"tide" であっても不自然ではないと思うが、ネット上の歌詞サイト(スタジオ・ヴァージョンの方の歌詞に関するサイト)で見る限り、"tide" を採用しているものもあるものの、"time" としている方が多いもよう。

"distant time" なら「遠い過去の時代」といった意味合いになると思うが、"tide" も「潮の流れ」「潮流」の他に文語として「好機」「潮時」、更にはやはり文語で「季節」「時期」といった意味として使われるケースがあり("Christmastide" などのように結合語の一部としてというケースが多いようだが)、"distant time" なら「 遠い時代」「遥かな過去」といった訳し方ができる一方で、"distant tide" も似たような意味で解釈することは可能だと思う。

そこで、当該の箇所 "The echo of a distant time (tide)" については、"tide" の一般的な意味が「潮の流れ」であることも踏まえ、かつ "distant tide" としての解釈を先に持ってきた方が日本語としてのリズムがいいように思えたため、「遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が」と訳すことにした。

*3 willowing

willowing は難関。"willow" が動詞として使われることは、極めて稀だろうと思う。"willow" だけなら通常は「柳」の意だが、これを動詞として使うなら「開繊機にかける」という意味の極めて特殊なケースの場合になる。

結局、筆者は、"Comes willowing across the sand" については、些か苦し紛れであるが、前後の文脈を考えた上で、「砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る」という長めの日本語表現にした。

この歌の歌詞における "willowing" の解釈は非常に難しく、英語話者の間でも議論されているくらいのもののようだ。

以下は、訳す際、"willowing" という、"willow" は「柳」の意の名詞でありながら "willowing" と動名詞に変化しているかに見えるこの箇所について、何か特殊な意味の(「開繊機にかける」の意味以外の)動詞としての "willow" があるのかどうか、何か手掛かりがないかとググって見つけたウェブ上の複数意見。ただし、これを見ても、結局、はっきりした結論は出ない。というか、正直言って、途中まで読んで、最後まで精読しないままに、歌詞和訳の作業に戻ってしまった(笑)。

なお、前項 *2 time (tide) との関連で言うと、前項において筆者が 〜 "time" にも "tide" にも聞こえるがネット上の歌詞サイトで見る限り "time" としている方が多いようだ 〜 としている件、以下のリンク先では質問者は "tide" の方を採用している。

*4 green

"green" は当然ながら、普通、日本語では「緑色」ということになるわけだが、英語の "green" には(形容詞として)「緑の」「緑色の」といった意味の他に、「(植物などが)青々した」とか、「(青々とした植物のように〕若々しい」「元気な」とか、「(果実が)青い」「未熟の」、それが転じてということなのだろうが、「(青い果実のように人が)未熟な」「経験の浅い」「世間知らずの」といった意味がある。ついでながら("Echoes" の歌詞の中においてどこまで「ついで」か分からないが)、「(顔色が)青ざめた」「吐きそうな様子で」「体調が悪そうな様子で」といった意味もあるようだ。

また、上記より更に「ついで」ながら、交通信号の中の日本語でいうところの「青信号」は英語では "green", "green light", "green signal", "green traffic signal", "green traffic light" といった言い方になり、いずれにしても "green", つまり日本語に直訳すれば「緑」「緑信号」であって、これに関しては英語話者の色彩感覚は日本人一般のそれと異なる事になる。要するに、英語の "green" と日本語の「緑」、英語の "blue" と日本語の「青」は、その意味するところがぴったりイコールで一致するわけではない。

"And everything is green and submarine" については、上記のような微妙なニュアンスを気にしつつ、「そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に」という日本語のフレーズに置き換えることにした。

*5 stir(s)

"stir" と言えば、筆者の頭に最初に浮かぶのは他動詞で「(スプーンなどの器具で液体を)かき回す、かき混ぜる」、自動詞で「(スプーンなどで)かき回せる、かき混ぜられる」といった意味になる単語だが、"stir" (はこの歌の歌詞の該当箇所では自動詞) には自動詞として他に「(位置が)わずかに動く」「ずれる」「揺れる」、「(休息後に)目覚める」「活動する」、また(文語として)「(感情が)呼び覚まされる」「(感情が)湧き上がる」、(話語として)「(騒ぎなどが)起きる」「発生する」といった様々な意味がある。

"But something stirs and something tries" については上記を踏まえ、「しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める」と訳すことにした。

*6 A million bright ambassadors of morning

"A million" はもちろん、日本語に直訳すれば「百万」。ただ、ここで表現したいことは、「数え切れないほど沢山の」といったニュアンスだろうと思う。些か冗談めくが、通貨価値からしても "A million" US dollars はかなりの大金だが、「百万」円となるとそれと比べた場合にはそこそこの大金(筆者にはそれもかなりの大金だが、笑)。

いずれにしても、この歌詞の上記フレーズの中での "A million" は、日本語に置き換えた場合は「何百万もの」とした方が相応しいと考え、"A million bright ambassadors of morning" は日本語で「眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使」と表現することにした。

1983年11月、インド・アムリトサルでトリップして入り込んだ「珊瑚の洞窟の迷宮の中」, "In labyrinths of coral caves" 〜 ピンク・フロイド 「エコーズ」 (歌詞和訳)  

詳しくはこちら(笑)。

Echoes 〜 from "Meddle", the sixth studio album by Pink Floyd, released on October 31, 1971

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*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

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頭上 空高く アホウドリが (*1)
宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる
そして 揺れる波間の奥深く
珊瑚の洞窟の迷宮の中
遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が (*2)
砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る (*3)
そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に (*4)

誰も我々を陸地に導かなかった
誰もが 何処にいるのか 何故そこにいるのかを 分かっていない
しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める (*5)
そして 光に向かって 登り始めるのだ

通りすがりの見知らぬ者どうしが
偶然にも 一瞬その視線を交わす
実は私はあなたであり 私が見ているのは私自身なのだ
私はあなたの手を取り
この地の何処(いずこ)かに導き
自らができる最上のことは何なのか 理解することになるだろうか?

先に進むよう呼びかけるものなどいない
視線を落とすよう強いるものもいない
言葉を発するものはいないし 我々のように試みるものもいない
太陽の周りを飛ぶものなどいないのだ

雲ひとつない毎日 あなたは 覚醒した私の眼に舞い降りる
私に起き上がるよう 誘い(いざない) 鼓舞しながら
そして 壁に埋められた窓を通し
陽の光の翼に乗って差し込んでくるのは
眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使 (*6)

私に子守唄を歌ってくれるものなどいない
私の目を閉じさせるものもいない
だから私は窓を大きく開け放ち
空の向こうのあなたに呼びかけるのだ

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注釈

*1~6 はこの歌の和訳歌詞の筆者(あ、拙者のこと)による和訳作業にかかる注釈で、*7 はこの歌の収録アルバムについて。

*1 albatross

鳥の名前、アホウドリのことだけれど、アホウドリは南太平洋に沢山いて、翼が長いのが特徴の水鳥。この鳥を航海中に見たらそれは嵐の前兆だとされたとかいう話もあるようで、それと関係があるのかどうか、"albatross" には「心配のもと」、要するに、心配なので「頭痛の種」になるようなものを意味する場合がある。

"albatross" が「頭痛の種」を意味する場合がある鳥の名前だと思えば、この歌の歌詞が "Overhead the albatross hangs motionless upon the air", 「頭上 空高く アホウドリが 宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる」で始まっている点、英語で「頭痛」を意味する "headache" にも「頭痛」だけでなく、「頭痛の種、悩みの種、困ったこと」といった意味があるわけで、"Overhead" と "albatross" の意味上の関連があってこうした wording, すなわち言い回しなり言葉遣いなりが為されたのか、その辺り、興味深いものがある。

つまり、単に「アホウドリ」という水鳥のイメージだけでなく、「アホウドリ」=「頭痛の種(心配事、困り事、悩みの種)」が「頭上」にあってといった意味合いが込められている、そういったダブル・ミーニング的なニュアンスがあるのかどうか。

*2 time (tide)

この箇所、"time" にも "tide" にも聞こえる。文脈上、"tide" であっても不自然ではないと思うが、ネット上の歌詞サイトで見る限り、"time" としている方が多いようだ。

"distant time" なら「遠い過去の時代」といった意味合いになると思うが、"tide" も「潮の流れ」「潮流」の他に文語として「好機」「潮時」、更にはやはり文語で「季節」「時期」といった意味として使われるケースがあり("Christmastide" などのように結合語の一部としてというケースが多いようだが)、"distant time" なら「 遠い時代」「遥かな過去」といった訳し方ができる一方で、"distant tide" も似たような意味で解釈することは可能だと思う。

そこで、当該の箇所 "The echo of a distant time (tide)" については、"tide" の一般的な意味が「潮の流れ」であることも踏まえ、かつ "distant tide" としての解釈を先に持ってきた方が日本語としてのリズムがいいように思えたため、「遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が」と訳すことにした。

*3 willowing

willowing は難関。"willow" が動詞として使われることは、極めて稀だろうと思う。"willow" だけなら通常は「柳」の意だが、これを動詞として使うなら「開繊機にかける」という意味の極めて特殊なケースの場合になる。

結局、筆者は、"Comes willowing across the sand" については、些か苦し紛れであるが、前後の文脈を考えた上で、「砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る」という長めの日本語表現にした。

この歌の歌詞における "willowing" の解釈は非常に難しく、英語話者の間でも議論されているくらいのもののようだ。

以下は、訳す際、"willowing" という、"willow" は「柳」の意の名詞でありながら "willowing" と動名詞に変化しているかに見えるこの箇所について、何か特殊な意味の(「開繊機にかける」の意味以外の)動詞としての "willow" があるのかどうか、何か手掛かりがないかとググって見つけたウェブ上の複数意見。ただし、これを見ても、結局、はっきりした結論は出ない。というか、正直言って、途中まで読んで、最後まで精読しないままに、歌詞和訳の作業に戻ってしまった(笑)。

なお、前項 *2 time (tide) との関連で言うと、前項において筆者が 〜 "time" にも "tide" にも聞こえるがネット上の歌詞サイトで見る限り "time" としている方が多いようだ 〜 としている件、以下のリンク先では質問者は "tide" の方を採用している。

*4 green

"green" は当然ながら、普通、日本語では「緑色」ということになるわけだが、英語の "green" には(形容詞として)「緑の」「緑色の」といった意味の他に、「(植物などが)青々した」とか、「(青々とした植物のように〕若々しい」「元気な」とか、「(果実が)青い」「未熟の」、それが転じてということなのだろうが、「(青い果実のように人が)未熟な」「経験の浅い」「世間知らずの」といった意味がある。ついでながら("Echoes" の歌詞の中においてどこまで「ついで」か分からないが)、「(顔色が)青ざめた」「吐きそうな様子で」「体調が悪そうな様子で」といった意味もあるようだ。

また、上記より更に「ついで」ながら、交通信号の中の日本語でいうところの「青信号」は英語では "green", "green light", "green signal", "green traffic signal", "green traffic light" といった言い方になり、いずれにしても "green", つまり日本語に直訳すれば「緑」「緑信号」であって、これに関しては英語話者の色彩感覚は日本人一般のそれと異なる事になる。要するに、英語の "green" と日本語の「緑」、英語の "blue" と日本語の「青」は、その意味するところがぴったりイコールで一致するわけではない。

"And everything is green and submarine" については、上記のような微妙なニュアンスを気にしつつ、「そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に」という日本語のフレーズに置き換えることにした。

*5 stir(s)

"stir" と言えば、筆者の頭に最初に浮かぶのは他動詞で「(スプーンなどの器具で液体を)かき回す、かき混ぜる」、自動詞で「(スプーンなどで)かき回せる、かき混ぜられる」といった意味になる単語だが、"stir" (はこの歌の歌詞の該当箇所では自動詞) には自動詞として他に「(位置が)わずかに動く」「ずれる」「揺れる」、「(休息後に)目覚める」「活動する」、また(文語として)「(感情が)呼び覚まされる」「(感情が)湧き上がる」、(話語として)「(騒ぎなどが)起きる」「発生する」といった様々な意味がある。

"But something stirs and something tries" については上記を踏まえ、「しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める」と訳すことにした。

*6 A million bright ambassadors of morning

"A million" はもちろん、日本語に直訳すれば「百万」。ただ、ここで表現したいことは、「数え切れないほど沢山の」といったニュアンスだろうと思う。些か冗談めくが、通貨価値からしても "A million" US dollars はかなりの大金だが、「百万」円となるとそれと比べた場合にはそこそこの大金(筆者にはそれもかなりの大金だが、笑)。

いずれにしても、この歌詞の上記フレーズの中での "A million" は、日本語に置き換えた場合は「何百万もの」とした方が相応しいと考え、"A million bright ambassadors of morning" は日本語で「眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使」と表現することにした。

*7 以下のリンク先にあるのは、筆者が 14年前、2006年5月21日に (HTML で) 書いて、自分のホームページにアップした、"Echoes" 収録アルバムである "Meddle" についての比較的短い、かつ私的(当たり前か、笑)レヴュー。

ただしそのホームページは近年全く更新していない。また、2001年夏に本を買って HTML 独学して 1週間ほどで立ち上げた、ホームページ作成用簡易ソフト不使用のウェブサイトで、以降一切、仕様を変えておらず、現在、とりわけスマホなどから閲覧しようとすると OS のヴァージョン次第では文字化けする(威張ることじゃないけど、まぁ威張ってはいないけれど、いつもこれ書いてるんだけど、でも初めて見る人には「初めて」なわけで)。

1983年11~12月、インド・アムリトサルとダラムサラで一緒だったインド系ドイツ人バックパッカー、レナーテに "So I throw the windows wide, and call to you across the sky" 〜 ピンク・フロイド 「エコーズ」, 'ECHOES - The Best of Pink Floyd' version (歌詞和訳)

詳しくはあちらとこちら(笑)、筆者の note 投稿2点、そしてその投稿2点へのリンクの下に、何だか淡い系の旅の想い出テキスト。

インド人の父を持ち、幼い頃に別れたその父を探す旅でもある「放浪」の途中だったドイツ人バックパッカー、レナーテ。日本語の「風船」という渾名・愛称を付けられ、実際、風船のように気ままに歩き、「自由」そのものという風情、不思議な趣の風雅の人だったレナーテ。

感受性が強く、山を歩いているといつも小さな虫や花に目を留めていたレナーテ。

英語で話すときは "Maybe" が口癖で、朝、顔を洗ってると 、笑いながら "Maybe you can lend me your towel" と言って近づいてきたレナーテ。その時の彼女の顔、表情や声は今でも思い出せる。

当時の日記に色々と書いてあって懐かしいんだが ...  レナーテは、それまでの2週間、旅を共にしていた 4人がそれぞれ一人旅に戻る日の前日、いつかそう遠くないうち、1年後ぐらいには、日本語を少し勉強した上で日本に行きたいと言っていた。学生として来るとか、あるいは来日してから外国語の会話学校みたいなところで職をみつけてドイツ語を教えたりしながら、日本に長居して(当時の筆者の日記によれば)"I wanna see what's going on in Japan" と言って、その時は筆者のところを訪ねたいと言っていた。

別れの日の朝、「トルコを発って以来、男のせいでプロブレムばかり。男の方が楽だから(イスタンブールのあるトルコ西部はまだしも、トルコ東部、イラン、パキスタンといったイスラム圏では女性のバックパッカーが一人旅することはほぼ不可能で大抵は男のバックパッカーを同伴して移動せざるを得なくなる)、男になりたいと思うようになっていたけれど、でも初めて女でありたいと思うようになった」と筆者に言ったレナーテ。しかしまぁ、色々とこっちが本気になる、あるいは勘違い(笑)しておかしくないようなセリフを彼女はその時に言っていて、筆者はそれをその通り、当時の日記に書いていたのだった(爆)。

先に発つ筆者が一度道を間違えた時、見送りで一緒にいて、「道をみつけられなかったのなら、それは発つ必要がないっていうサインだよ」と言ったレナーテ。これも何というか、どう考えても、こっちは色々と本気になるなり勘違いするなりしてしまうセリフだなぁ(笑)。

最後に別れる時、レナーテはたまたま道端で売られていた風船をみつけて買い、膨らませ、それをこちらに渡すのでこっちでもまた膨らませ、筆者がバスに乗る前にあらためて握手、レナーテは(当時の日記によれば)"... really with you" と言ったんだけれども、肝心な(肝心かどうか分からないが、笑)"... " の部分は聴き取れなかった。楽しかったとか、また会いたいといった感じの単なる挨拶程度の言葉だったかもしれないが(笑 .. 笑ばっかしだな、しかし実際には笑っていないのだった。単に懐かしい!)。

結局、レナーテは自分の風船を筆者に渡し、「よく膨らませたら、空に飛ばしてくれ」と言った。その後、自分がその風船をどうしたのか、思い出せない。まぁ当時の自分の旅日記を日毎捲って一所懸命探すと、何処かに書いてあるのかな。

あのバックパック担いだ海外「放浪」もどき旅で出会った女性バックパッカーで抜きん出て、最も印象に残っているレナーテ、ああ、懐かしい。

筆者の日記には、互いの住所を交換した時のレナーテの直筆の字が残っていて、そこには "See you somewhere in Japan, Germany, France or maybe Egypt" という彼女のメッセージも添えられている。しかし、日本とドイツは分かるが、なぜフランスとエジプトの国名も書かれているのか、その理由が全く思い出せない。

しかし、レナーテが日本に来ることはなかった。来ていたら、ほぼ確実に連絡があったはずだから、実際、来なかったのだと思う。お互い、住所を交換しながら、その後、手紙のやり取りもしなかったような気がする。

南インドに住むインド人の父に再会する旅でもあった、その旅の途中だったレナーテ。

今、レナーテと実際にもう一度会いたいとは不思議なことに思わなくて(何かの縁があって会ったらそれこそワンダフルだろうけれど)、いつまでも想い出の中にいてくれるだけでいいと思っている。

ただ、絶対大丈夫だと信じているが(無神論者の筆者ながら、こういう時は宇宙の何処かか地上の其処彼処に存在するであろう物理的・科学的な意味における「絶対的な」力にでも祈る、祈りの真似事をする!)、とにかく、あの後も無事、レナーテは安全に旅を続け、今頃はドイツかインドか、はたまたどういうわけかフランスかエジプトか、あるいは他の何処かの国で、幸せな人生を送っているものと信じる。

そういうわけで 〜 "So I throw the windows wide, and call to you across the sky" ♫

以下の写真 4枚は、レナーテにさよなら "Auf Wiedersehen" する、その 3日前、インド・ダラムサラ、標高2,000m超辺りの山の中で撮った夕日の風景。

"Echoes" の歌詞で、最後に "So I throw the windows wide, and call to you across the sky" が出てくるところは、実は夕方じゃなくて、"A million bright ambassadors of morning" がやってくる、朝なんだけどね。

でもまぁ、そもそもが、あの歌のあの歌詞は、自分と自分の分身との対話みたいなところがあるように思える、そんな不思議な味わいの歌詞なのだ。

写真 4枚の下には、元々は 1971年リリースの "Echoes" が、2001年に発表されたピンク・フロイドの2枚組ベスト・アルバム 'ECHOES - The Best of Pink Floyd' (しかも疾うの昔に別れたロジャー・ウォーターズを含むメンバー4人が選曲に携わったベスト盤) に収められた時のショート・ヴァージョンの音源リンクと、歌詞(歌詞はオリジナル、1971年リリース "Meddle" のフル・ヴァージョンと同じ)、および筆者による和訳歌詞を掲載。

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Echoes (short version) 〜 from "ECHOES - The Best of Pink Floyd", the compilation album by Pink Floyd, released on November 5, 2001

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*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

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頭上 空高く アホウドリが (*1)
宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる
そして 揺れる波間の奥深く
珊瑚の洞窟の迷宮の中
遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が (*2)
砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る (*3)
そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に (*4)

誰も我々を陸地に導かなかった
誰もが 何処にいるのか 何故そこにいるのかを 分かっていない
しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める (*5)
そして 光に向かって 登り始めるのだ

通りすがりの見知らぬ者どうしが
偶然にも 一瞬その視線を交わす
実は私はあなたであり 私が見ているのは私自身なのだ
私はあなたの手を取り
この地の何処(いずこ)かに導き
自らができる最上のことは何なのか 理解することになるだろうか?

先に進むよう呼びかけるものなどいない
視線を落とすよう強いるものもいない
言葉を発するものはいないし 我々のように試みるものもいない
太陽の周りを飛ぶものなどいないのだ

雲ひとつない毎日 あなたは 覚醒した私の眼に舞い降りる
私に起き上がるよう 誘い(いざない) 鼓舞しながら
そして 壁に埋められた窓を通し
陽の光の翼に乗って差し込んでくるのは
眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使 (*6)

私に子守唄を歌ってくれるものなどいない
私の目を閉じさせるものもいない
だから私は窓を大きく開け放ち
空の向こうのあなたに呼びかけるのだ

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注釈

*1 albatross

鳥の名前、アホウドリのことだけれど、アホウドリは南太平洋に沢山いて、翼が長いのが特徴の水鳥。この鳥を航海中に見たらそれは嵐の前兆だとされたとかいう話もあるようで、それと関係があるのかどうか、"albatross" には「心配のもと」、要するに、心配なので「頭痛の種」になるようなものを意味する場合がある。

"albatross" が「頭痛の種」を意味する場合がある鳥の名前だと思えば、この歌の歌詞が "Overhead the albatross hangs motionless upon the air", 「頭上 空高く アホウドリが 宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる」で始まっている点、英語で「頭痛」を意味する "headache" にも「頭痛」だけでなく、「頭痛の種、悩みの種、困ったこと」といった意味があるわけで、"Overhead" と "albatross" の意味上の関連があってこうした wording, すなわち言い回しなり言葉遣いなりが為されたのか、その辺り、興味深いものがある。

つまり、単に「アホウドリ」という水鳥のイメージだけでなく、「アホウドリ」=「頭痛の種(心配事、困り事、悩みの種)」が「頭上」にあってといった意味合いが込められている、そういったダブル・ミーニング的なニュアンスがあるのかどうか。

*2 time (tide)

この箇所、"time" にも "tide" にも聞こえる。文脈上、"tide" であっても不自然ではないと思うが、ネット上の歌詞サイトで見る限り、"time" としている方が多いようだ。

"distant time" なら「遠い過去の時代」といった意味合いになると思うが、"tide" も「潮の流れ」「潮流」の他に文語として「好機」「潮時」、更にはやはり文語で「季節」「時期」といった意味として使われるケースがあり("Christmastide" などのように結合語の一部としてというケースが多いようだが)、"distant time" なら「 遠い時代」「遥かな過去」といった訳し方ができる一方で、"distant tide" も似たような意味で解釈することは可能だと思う。

そこで、当該の箇所 "The echo of a distant time (tide)" については、"tide" の一般的な意味が「潮の流れ」であることも踏まえ、かつ "distant tide" としての解釈を先に持ってきた方が日本語としてのリズムがいいように思えたため、「遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が」と訳すことにした。

*3 willowing

willowing は難関。"willow" が動詞として使われることは、極めて稀だろうと思う。"willow" だけなら通常は「柳」の意だが、これを動詞として使うなら「開繊機にかける」という意味の極めて特殊なケースの場合になる。

結局、筆者は、"Comes willowing across the sand" については、些か苦し紛れであるが、前後の文脈を考えた上で、「砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る」という長めの日本語表現にした。

この歌の歌詞における "willowing" の解釈は非常に難しく、英語話者の間でも議論されているくらいのもののようだ。

以下は、訳す際、"willowing" という、"willow" は「柳」の意の名詞でありながら "willowing" と動名詞に変化しているかに見えるこの箇所について、何か特殊な意味の(「開繊機にかける」の意味以外の)動詞としての "willow" があるのかどうか、何か手掛かりがないかとググって見つけたウェブ上の複数意見。ただし、これを見ても、結局、はっきりした結論は出ない。というか、正直言って、途中まで読んで、最後まで精読しないままに、歌詞和訳の作業に戻ってしまった(笑)。

なお、前項 *2 time (tide) との関連で言うと、前項において筆者が 〜 "time" にも "tide" にも聞こえるがネット上の歌詞サイトで見る限り "time" としている方が多いようだ 〜 としている件、以下のリンク先では質問者は "tide" の方を採用している。

*4 green

"green" は当然ながら、普通、日本語では「緑色」ということになるわけだが、英語の "green" には(形容詞として)「緑の」「緑色の」といった意味の他に、「(植物などが)青々した」とか、「(青々とした植物のように〕若々しい」「元気な」とか、「(果実が)青い」「未熟の」、それが転じてということなのだろうが、「(青い果実のように人が)未熟な」「経験の浅い」「世間知らずの」といった意味がある。ついでながら("Echoes" の歌詞の中においてどこまで「ついで」か分からないが)、「(顔色が)青ざめた」「吐きそうな様子で」「体調が悪そうな様子で」といった意味もあるようだ。

また、上記より更に「ついで」ながら、交通信号の中の日本語でいうところの「青信号」は英語では "green", "green light", "green signal", "green traffic signal", "green traffic light" といった言い方になり、いずれにしても "green", つまり日本語に直訳すれば「緑」「緑信号」であって、これに関しては英語話者の色彩感覚は日本人一般のそれと異なる事になる。要するに、英語の "green" と日本語の「緑」、英語の "blue" と日本語の「青」は、その意味するところがぴったりイコールで一致するわけではない。

"And everything is green and submarine" については、上記のような微妙なニュアンスを気にしつつ、「そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に」という日本語のフレーズに置き換えることにした。

*5 stir(s)

"stir" と言えば、筆者の頭に最初に浮かぶのは他動詞で「(スプーンなどの器具で液体を)かき回す、かき混ぜる」、自動詞で「(スプーンなどで)かき回せる、かき混ぜられる」といった意味になる単語だが、"stir" (はこの歌の歌詞の該当箇所では自動詞) には自動詞として他に「(位置が)わずかに動く」「ずれる」「揺れる」、「(休息後に)目覚める」「活動する」、また(文語として)「(感情が)呼び覚まされる」「(感情が)湧き上がる」、(話語として)「(騒ぎなどが)起きる」「発生する」といった様々な意味がある。

"But something stirs and something tries" については上記を踏まえ、「しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める」と訳すことにした。

*6 A million bright ambassadors of morning

"A million" はもちろん、日本語に直訳すれば「百万」。ただ、ここで表現したいことは、「数え切れないほど沢山の」といったニュアンスだろうと思う。些か冗談めくが、通貨価値からしても "A million" US dollars はかなりの大金だが、「百万」円となるとそれと比べた場合にはそこそこの大金(筆者にはそれもかなりの大金だが、笑)。

いずれにしても、この歌詞の上記フレーズの中での "A million" は、日本語に置き換えた場合は「何百万もの」とした方が相応しいと考え、"A million bright ambassadors of morning" は日本語で「眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使」と表現することにした。

ピンク・フロイド 「エコーズ」 の歌詞を和訳する 〜 初出 note 投稿(リンク)

ピンク・フロイド Echoes 歌詞和訳 〜 ネットで入手した「英語原詞」に誤り発見 (2021年5月12日, 翌5月13日 note 投稿)


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