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【日記】JTC辞めるの辞めた

メンタルを経て、 元の会社には復職せずにJTCからスタートアップへの転職を決意したのが2022年2月。 会社に辞表を提出して引っ越し先まで探しに遠方に出向いたのに 結局、その翌々月にJTCに戻ることにしました。 転職を考えていた際には、視座が大気圏を突き抜けるほどの高さになっており、うざい感じになっていたな、と当時を恥ずかしく思い出しておりますが 転職を辞めることになった瞬間、その視座が地下深くのマントルぐらいまで落ち なにもやる気の出ない状態に陥ってしまいました。 辞職

    • 【書評】The Model

      マーケティングやSaaSの販売に関わる可能性があるため読むことに。セールスフォース(日本法人)のマーケティングに関する枠組が学べます。 簡単に気になった箇所の紹介とコメントを。 ※専門用語が多く、初めは頭に入ってきにくかったです。 【体制づくり】〇分業のメリット・同じリズムの仕事をすることで作業効率が上がる。逆は生産性が下がる。 ・キャリパスを分業ごとに積むことが出来、人材育成も兼ねられる。 (マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス) ・どこに課題があるか

      • 【書評】ビジネス書を捨てよ、街へ出よう プロ営業師の仕事術

        これまで読んだ書籍の中で、ダントツに意味のない書籍でした。 ここまで意味のない本は、過去に読んだことがありません。アマゾンのレビューが高かったのは、全員ネタだったんですね。勉強になりました。 そして、アマゾンのレビュー通り、電車移動の30分でざっと読み切り、駅のごみ箱に即投下してしまいました… 中古で200円で買ったのでまだいいですが、これ、定価で買った人、泣くと思います。

        • 【書評】ゆるく考えよう

          ちきりんさんの書籍、2冊目。 これからいわゆる、一般的なルートから脱線しようとしている人間になるため、その不安感を和らげることも一つの目的としながら読み進めました。 Amazonのレビューでは、「全然ゆるくないじゃん」などと書かれていますが、個人的には、 自分で責任を取る覚悟をもつという前提はあるものの、周囲の同調圧力や社会的な規範に縛られすぎず、思うように生きていけばいいんじゃん? ということが書かれており、脱線する事の背中を押された気がしました。 簡単に、書籍

        【日記】JTC辞めるの辞めた

          【書評】悩みどころ 逃げどころ②完

          ①の続き。 本当に面白い本でした。 〇学校的価値観からの脱却を「いい人生」のために、「あがく」ことが必須(つまり、必死こいて頑張ってみて、何とかやり遂げる、みたいな)である、という考え方をウメハラさんはしているが、いわゆる「学校的価値観」からすると、わざわざ、「あがく」ことなんて時間の無駄だ、という考え方もある。 どういうことかというと、学校の先生のゆう通りにしていれば、いい大学には入れて、いい会社に入れて、いい人生になるんだから、わざわざ自分のアタマで考えて、あがく必

          【書評】悩みどころ 逃げどころ②完

          【書評】悩みどころ 逃げどころ①

          社会派ブロガーのちきりんさんと、プロ格闘ゲーマーのウメハラさんの対談。 論点が面白く、①学校教育はどうあるべきか、②人生はどうあるべきか、という観点で議論がされている。 ちきりんさんのブログは、もう5年以上前によく読んでおり、好きなブロガーだったが、最近、面白そうな本を矢継ぎ早に出版されており、その前段で過去の書籍でも読んでみようかな、と手に取った。(アマゾンの口コミが高かったのも後押しされたきっかけ) 結論、非常に面白かった。 所謂、学歴社会のエリートを歩んできたが

          【書評】悩みどころ 逃げどころ①

          【書評】日本を救う未来の農業 ~イスラエルに学ぶICT農法~

          農業関連の書籍を色々読んできましたが、極めて中立的ではない、著書の意見を主張するために、むりくりデータをかき集めて書かれた書物に見受けられました。 自己の主張を正当化するために様々なデータを引用されておりますが、その引用方法がいささか強引で、途中から「またその強引なデータでその結論か…」と辟易してきました。が、何とか読み切りました。 ただ、有用な部分もいくつかあったので、いくつか抜粋。(違和感のあったところも) 〇全体の論調(何度も同じことを繰り返す)・日本の農業は19

          【書評】日本を救う未来の農業 ~イスラエルに学ぶICT農法~

          【資格】統計検定2級の勉強します

          最近、会社の人とのやり取りがちょこちょこあり、夢に会社の人が出てきたり、何かしているときに四六時中会社のことを考えてしまうようになっており、状況が良くありません。考えても無駄なことは分かっているのに… そこで、勉強をすると落ち着くことが分かっているので、前回、詰込みで簿記2級、3級に続き、今回は、前々からこちらも食わず嫌いをしていた「統計検定2級」を受けることにしました。データをちゃんと見れる人間になりたいと思い。 3級も一緒に受けようかと思いましたが、問題を見て3級はち

          【資格】統計検定2級の勉強します

          【書評】農家はつらいよ② 完

          ①の続き。どきどきしながら読み進めています。 〇D2Cがいいわけ農協や市場への委託販売は、生産に集中できていいが、価格が相場に左右される。 個人で対企業に販売するのは、相手との価格交渉や、対応業務が多く、また貸し倒れのリスクもある。 〇米農家は仲間意識が特に強い米農家は、機械を共有したり、作業を一緒に担当したりと、共同体意識が強いため、仲間内から抜けようとすると、特に強い反発を受けることが多い。米は政府管掌作物でもあり、国からの補助金なども多いため、自治体として取り組ん

          【書評】農家はつらいよ② 完

          【書評】イベーションオブライフ⑥ 完

          ⑤の続き。今回は子育てについて触れるうえで、経営がの理論を応用している。 今回の理論 未来をアウトソーシングしてはいけない パソコン製造企業であるDELLとASUSの話。 DELLは台湾のASUSに、一部の簡易な部品のアウトソーシングをしていた。それは、DELLのコアコンピタンス(企業の中核となる強み)では無いため、大きな影響はないだろうとの判断であった。また、それにより、部品を作る工場を持たなくていいため、資産が減り、バランスシートの見栄えが良くなることも企業として

          【書評】イベーションオブライフ⑥ 完

          【書評】イベーションオブライフ⑤

          ➃の続き。 今回は、理論の話から。 人が何かに投資するのは、その人が「片付けるべき用事」にピンポイントに対処する商品であるかどうかが最も重要。 バニラシェイクを売るのに、バニラシェイクの購買層となる層から徹底的に話を聞いて、バニラの成分をあげる等々、それを試すも全く売れない。そこで、バニラシェイクを買っている人・時間帯を調査すると、大きく二つのグループに分けられた。 ①早朝のドライブスルー ②夕方の子連れ ①については、実はバニラシェイクが、車通勤の退屈と朝の小腹

          【書評】イベーションオブライフ⑤

          【書評】農家はつらいよ①

          農業関連の書籍を読み漁っているが、今回はタイトル通りの本。 実家が農家で、農業をついだ苦労話をつらつらと。実話ベースの話で、本当に農家の大変さが生々しく書かれていて、ドキドキする、この道に進んで果たして良いのかと(いきなり農業をするわけではないですが、、、) ここでは、単語帳的なメモと良かったエピソードを簡単にまとめていきたい。 なお、この書物は20年程度前の話から始まっており、今は改善されている点も多々ある&かなり特異な地域であったこともあると思われますのであしからず

          【書評】農家はつらいよ①

          【書評】イノベーションオブライフ➃

          ③の続き。とにかく面白すぎるので、子供が生まれる前~大きくなる前のお父さんに読んでほしい本。ものすごく腹落ちする内容です。 これまでは ①私たちを本当に動機づけるものは何か ②こうした動機づけが得られるキャリアを見つけるために、意図的に計画する部分と、その道中で訪れる予期されない機会とのバランスを取る方法 ③これらの計画に合わせて、自分の資源を正しく配分する方法 という流れで見てきた。 達成動機の高い人達に関して、手っ取り早く満たす方法が「キャリア」を築くことだが

          【書評】イノベーションオブライフ➃

          【書評】イノベーションオブライフ③

          ②の続き。 キャリアを選ぶ際には ①意図的戦略 と ②創発的戦略 の二つの選定手法がある。 ①はその名の通り、狙ってやる、ということ。 ②はたまたま偶然降りかかった機会を生かしててやる、ということ。 キャリア形成はこの二つをうまく組み合わせていくと面白くなるし、どちらか一方のみ、ということもない。意図的にすべて行くはずがないし。 じゃあ、どう使い分ければいいのか。 これまで見てきた通り、衛生要因と動機付け要因の両方を満たすキャリアが最高だすると、これらを満たすこ

          【書評】イノベーションオブライフ③

          【書評】イノベーションオブライフ②

          ①で概要を書いた。 自分の人生の選択をする上で、他人の経験や情報だけではなく、「理論」に基づき判断しましょう という本。 一つ目は「インセンティブ」と「モチベーション」について。 人に何かをさせる際には、「インセンティブ」=主に金銭的なメリットを提示すれば動く、と思っている人も多いが、実際にはそうではなく、モチベーションが大事、というお話。 モチベーションには、 ①衛星要因(少しでもかければ不満につながるもの、最低限の給料、など) と ②動機付け要因(自分が仕

          【書評】イノベーションオブライフ②

          【書評】凡人のための地域再生入門③

          ②の続き。これで最後です。 〇会議はあくまでも手段で自己目的化しない「いい勉強になった」「有意義な時間だった」で終わらないように。 takerにならずgiverになることも大事。 〇賛否両論があるのはいいこと。過剰に周囲の意見を聞きすぎると、いいとこどりしようとして誰も使わないものを作ることになる。 批判があるのは、ポリシーがあり、シャープになっている証拠。 批判されても「ご意見として承りました」で流しておけばOKなことも多々あるよ。 〇定期的に地域外に出て視野を

          【書評】凡人のための地域再生入門③