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土木

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いちびり

いちびり

大阪ではお調子者や目立ちたがり屋を「いちびり」と呼ぶ。
「何いちびっとんねん」「いちびっとったらあかんぞ」という具合に使うのだが、この本町橋で活躍した「いちびり」と言えば、塙団右衛門直之かもしれない。

豊臣家家臣の加藤嘉明に仕えていたわけだが、何せこの団右衛門は大男で、ものすごく強かった。
朝鮮出兵でも背中に大きな旗を翻し、戦では大活躍、彼は鉄砲の大将になる。
そう、目立ったのである。

東軍に

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ツタドボPRESS365書いてます。

ツタドボPRESS365書いてます。

「きたのう貯めて、きれいに使う」

ある意味、大阪人の美徳。

どれだけがめついと言われようが、商売は商売。

世のため人のため、出す金はきっちり出そう。というものだが、

まずは上手く商売せな、それも成り立たん。

ええカッコもしたいから、働いて、働いて、ゼニ貯めて、世のため人のため、パッと使う。

使うために、商売上手になる。

正しい商人の作り方なのかもしれない。

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重筋作業ってなに?

重筋作業ってなに?

コメのモニュメント、これは重いだろうな。

さて、今日は働くにあたって、人力でどのくらいの重さまで持てるのか?また、持てる重さに制限はあるのか?というお話。

労働安全衛生法では重量物を持ち上げる事について、年少者と女性についてのみ、制限があります。
大人の男性には制限こそありませんが、努力目標と言って、指針が示されています。

※労基法第62条第1項、年少則第7条
(対象は18歳未満の男女) 満

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星の見える村が良い

星の見える村が良い

自分たちで点検した橋とともに。

ここは龍神村。
標高も高く、とても空気がいい。
人は皆気さくに話しかけてくれる。
小学生は横断歩道で道を譲ると、並んで一礼をくれる。
高校生は顔を見るたびに「こんにちわ」と爽やかである。

街中にいると、知らん人に声を掛けるなといった教育である。
なんだかモヤっとしてしまった。