【インタビュー】パク・ジュン「生きること、悲しむこと、詩を書くこと」
2024年の夏、韓国の詩人パク・ジュンさんの詩文集『泣いたって変わることは何もないだろうけれど』の日本語版(趙倫子訳、クオン)が刊行された。韓国ではミレニアル世代を中心に大変な人気を集める著者の詩集はいずれもベストセラーとなり、本作もすでに36刷を重ねるという。「誰もが抱える胸のうちや心象風景をやさしく繊細なことばで描き、読者の圧倒的共感を得る詩人」と紹介されるパク・ジュンさん。このたびの出版を記念して来日し、福岡、東京、大阪の3都市で朗読とトークイベントを行う合間にインタビ