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どこにいても、私は私らしく

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映画ライターの成川彩さんがこれまでの韓国生活で経験し、感じたこと、考えたこと――。日本の社会とは違う韓国の一面も、その違いの背景も含めて、肌身で感じた韓国の姿をお届けします。
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記事一覧

「東京裁判」を通して、戦争責任について考える(「どこにいても、私は私らしく」#47…

「日本では敗戦と言わず、終戦と言うんでしょう?」と韓国で何度か聞かれたことがある。そうい…

ピンチはチャンス 自然をデザインする(「どこにいても、私は私らしく」#46)

そろそろコロナ禍の長いトンネルを脱して、日韓両国で旅行者の受け入れが始まりそうだ。最近会…

韓国で2人目の女性監督(「どこにいても、私は私らしく」#45)

今年の全州国際映画祭(4月28日~5月7日)では、韓国で2人目の女性監督、ホン・ウノン監督…

韓国も日本も地域によって様々(「どこにいても、私は私らしく」#44)

大学院の授業などで「日本人はどう思う?」と意見を聞かれることがよくある。そういう時、「私…

李鳳宇さん招いた在日コリアン映画祭(「どこにいても、私は私らしく」#43)

2019年11月には「在日コリアン映画祭」を東国大学で開いた。主催の東国大学日本学研究所の一員…

東国大学での在日コリアン研究(「どこにいても、私は私らしく」#42)

2017年に朝日新聞を退社してソウルの東国大学の修士課程(映画映像学科)に留学したのは映画を…

日本人は蝶のバッジを付けられない?(「どこにいても、私は私らしく」#41)

2018年夏、2ヶ月間にわたって計8回、韓国のテレビ番組に出演したことがある。tvNの「外界通信」という外国人討論番組だ。突然知らない番号からかかってきた電話で出演依頼を受けた。日本では携帯電話の番号は個人情報なので他人にたやすく教えないが、韓国では「なんで私の番号知ってるんだろう?」という人から電話がかかってくることが多々ある。試験的に放送した回があると聞き、とりあえず見てから連絡すると答えた。 各国の記者たちが集まってその時々の社会的イシューについて討論する番組だった。

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「金のスプーンをくわえて生まれた」世襲議員/(「どこにいても、私は私らしく」#40…

「最後の最後まで分からない」と先輩記者が言っていた通り、韓国大統領選は与野党大接戦、投開…

「釜山映画祭の父」キム・ドンホさん/(「どこにいても、私は私らしく」#39)

日本に一時帰国中、キム・ドンホさんから電話をいただいた。キム・ドンホさんは釜山国際映画祭…

映画「主戦場」が言いたかったこと/(「どこにいても、私は私らしく」#38)

ミキ・デザキ監督のドキュメンタリー映画「主戦場」をめぐって、出演者が監督と配給会社に上映…

『半沢直樹』で知る日本/(「どこにいても、私は私らしく」#37)

来韓した知人の宿所、景福宮近くの韓屋(ハノク、韓国の伝統建築様式の家屋)のゲストハウスを…

「冬のソナタ」から「パラサイト」へ/(「どこにいても、私は私らしく」#36)

2020年1月、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」の日本での公開に合わせ、福…

韓国の「KF94」マスク工場見学/(「どこにいても、私は私らしく」#35)

日本と韓国、隣の国だが、コロナの対応も感染状況もかなり違う。 先日、世宗市にあるマスク工…

刺激的な韓国映画、穏やかな日本映画/(「どこにいても、私は私らしく」#34)

南山芸術センターで開かれた「第8回現代日本戯曲朗読公演」に参加するため、日本から劇作家や俳優、評論家ら演劇関係者が10人ほどソウルへやってきた。2018年3月のことだ。日本の戯曲を韓国語に訳して韓国の俳優たちが朗読する公演だ。関係者だけでなく、一般の観客も見に来た。 この頃、#MeToo運動で韓国の大物演劇人も告発され、委縮した雰囲気を予想していたが、若い観客もたくさん来て、原作者や演出家と観客の対話も盛り上がった。 東京でも韓国の戯曲を日本語に訳して日本の俳優たちが朗読

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