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COCOBEE ギター用蜜蝋ワックス レビュー
少し前に、E.V.O Lab様からCOCOBEEというギター用蜜蝋ワックスのサンプルをご提供いただいた。ジャンクギター再生をやっていると指板のメンテナンスをすることが多いのでありがたい。
ちょうどFresherのリフレットの作業が終わったタイミングで、その後ネック以外の部分に大分長い時間苦戦することになったためなかなか試す機会がなかったのだが、ようやく次のギターのメンテナンスに取り掛かれる状態に
Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 4
今回のギターは、ピックアップを含む電装系のパーツが一切残されていなかったため、ゼロから揃える必要があった。
最初はポット類やスイッチなどを一つ一つ揃えていこうと考えていたのだが、調べてみると配線済みのセットを購入した方が圧倒的に安いことがわかったので購入してみた。単体で揃えた場合の大体半額くらいの値段で購入できるし、何より配線済みなので作業時間を大きく削減できる。品質はどうなのかわからないが、ひ
Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 2
以前からジャンクギター再生で試してみたかったテーマの一つがモディフィケーションだった。ただ修理するのではなく、見た目や機能を大きく改造してみたいと考えていた。一方で、自分は既製品のギターは基本的にはデフォルトの状態がベストだと考えているので、もはや元の状態がわからないようななるべく状態の悪いジャンクギターを探していた。
今回のギターはパーツがほぼ欠損しており、新しくパーツを揃えないと復旧できない
指板のアールを図るやつ
最近、二回目のリフレットに挑戦した。去年初めてのリフレットをした際に出てきた反省点の一つに、指板修正時のラジアス(アール)をしっかり整える、というのがあった。指板のカーブが綺麗に整ってないと、フレットを打った時に浮きが出てしまう。
任意のアールがついたサンディングブロックを使って指板修正をすれば、ある程度狙ったラジアスに形が近づくはずなのだが、前回はどうもここがちゃんと綺麗にアールを付けられてい
サムナットが入らない
最近、70年代前半に製造された国産ギターのレストアに取り組んでいる。パーツ類が取り外された抜け殻状態のジャンク購入だったため、各種パーツの手配から始めなければいけないのだが、この年代のギター特有の「規格が微妙に独自」で今手に入るリプレイスメントパーツが使えないという問題に頭を悩ませている。
エスカッションやペグ類はいざとなれば穴を埋めて開け直せば良いのだが、ブリッジやテイルピースに関してはアンカ
79年製Greco EG800 その2
「美品」として売られていたGreco EG800だが、改めて分解してみると結構汚れている。ピックガードの下やブリッジ周辺など普段手入れがしにくい部分は特に汚れていた。
ポリ塗装の耐久性はすごく、ワックスでしばらく磨いたら何事もなかったかのように綺麗になった。汚れはすごかったが傷や打痕は少なく、そういう意味では確かに美品かもしれない。
ネックは調整されていたのか、全然問題のない状態だった。元のフ
最終的にフレットと指板の手入れはフレットバター+αがベターかもしれない
フレット磨きと指板掃除は、見た目的にも機能的にも簡単で失敗のリスクが少なくそれでいて効果的なギターリペア作業の一つだ。自分もジャンクギター再生をする際にはほぼ必ずやっているし、ギターリペア/メンテナンスの第一歩としてまずおすすめしたい作業だ。
自分の場合は、まず指板をマスキングテープで覆ってコンパウンドを使ってフレットを磨いた後に、マスキングテープを取り除いて指板をオレンジオイル等で掃除・保湿す
79年製Greco EG800 その1
長年試したいと思っていたギターの一つ、70年代末のGrecoを購入した。
今まで色々な年代のGrecoを試してきたが、70年代末から80年代のGrecoは近年値段が高騰していてなかなか手を出せずにいた。今回購入したEG-800も安くはなかったのだが、コンディションは悪くなさそうだったので思い切って購入してみることにした。
説明では「美品」とのことだったが、実物をよく見てみると色々汚れており、ポ
ギターリペア初心者のジャンクギター再生 三年目
二年目の記録はこちら
趣味のギター修理も四年目に突入した。この一年は生活環境の変化によってギターをいじれる時間が減ってしまったが、その中でも色々新しいチャレンジがあった。
初めてのリフレットこの一年で最も大きなチャレンジはリフレットだった。
元々リフレットに挑戦しようと思っていたわけではなかったが、オークションで購入して届いたギターのネックの反りがあまりにひどく、一年以上放置した上で重い腰を
ゴールドパーツを磨く
ゴールドパーツのメンテナンスは難しい。普段から小まめに乾拭きをしてくすみや錆の原因となる汚れを除去するのが大事なのは勿論だが、中古で購入したギターの場合すでにパーツにくすみや錆が発生していることがある。
最近購入したギターのゴールドパーツもかなり酷い状況になっていた。このような状態になってしまうと、乾拭きで元の輝きを取り戻すのは難しい。メッキ被膜の薄いゴールドパーツにはコンパウンドを使うわけにも