Croquetteギター機材研究

ギターを100本買うまでの記録です。 Amazonのアソシエイトとして、Croque…

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ギターを100本買うまでの記録です。 Amazonのアソシエイトとして、Croquetteギター機材研究は適格販売により収入を得ています。

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ギター100本買ってみる

このnoteを書き始めてまもなく3年が経つので、改めてこのnoteを書きはじめたきっかけについて書きたい。 コロナ禍が始まる前、自分が持っていたギターは実家に置いてあるものも含めて10本に満たない程度だった。当時は何かと忙しく、ギターにはほとんど触れない生活を送っており、それ以上ギターを増やすことは考えていなかった。 一本目のギター購入2020年に入りコロナウィルスの蔓延で色々予定のキャンセルが続き、家で過ごす時間が増えてギターを弾くようになった。しばらくそのような生活が

    • これは良い SKB-SC56 レスポール用セミハードケース

      セッションにレスポールを持っていく機会が増えてきた。マホガニーネックのレスポールをソフトケースで持ち運ぶのはどうにも心許無く、かといってハードケースで持ち運ぶのは重くて疲れる。そこで軽くて丈夫で背負えるセミハードケースを探していたのだが、ようやくとても良いケースに出会えた。 SKBのレスポール用セミハードケースSC56。頑丈さがありつつ、とにかくコンパクトで軽いのがとても良い。 EPS フォーム製でソフトケースとは比べ物にならない硬さを持ちつつ、重さは約2.3kgと軽い。

      • KORG nanoKEY Studio

        数ヶ月前に、ワイヤレスMIDIキーボードが欲しくなりいくつか購入した。 しばらくはKORGのmicroKEY2 Airに落ち着いていたのだが、最近は同じKORGのnanoKEY Studioを使う機会の方が多くなってきた。 25鍵でボタンタイプの鍵盤なのでキーボードとしての使い勝手はmicroKEYの方が良いのだが、それでもnanoKEYを手に取る頻度が高くなってきた理由は以下の点だ。 軽くてコンパクトほぼA4サイズで重さは500gと、とにかくコンパクト。microKE

        • 初のトラックボールマウス Logicool MX ERGOの導入

          今まで使用していたLogicoolのマウスMX Master 3Sには大きな不満はなかったのだが、更なる効率改善と身体的な負荷軽減の可能性を見つけるために、初めてトラックボールマウスを導入してみることにした。トラックボールマウスといえば、Kensingtonのマウスを使っている人をよく見かけるが、迷った挙句今回はLogicoolのMX ERGOを試してみることにした。 二ヶ月弱作業で使ってみた上でのレビューを残しておきたい。 腕は疲れにくくなった気がする通常のマウスと違っ

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        • ギターケースレビュー
          10本
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          1978年製Greco TL600Jの修理

          通っているバーでお世話になっている方が昔使っていたという78年製のGrecoのテレキャスタータイプのギターをお預かりした。 テレキャスターシェイプのボディにハムバッカーが二つ、短いブリッジという構成で、調べてみるとTL600JというJeff Beckが愛用していたテレギブのレプリカモデルのようだ。 お預かりする前に「弾けない状況」になっているとお聞きしていたのだが、実物を見てみると確かにネックの反りが酷く、また電装系もダメージを受けているようで音が出ず、このままでは弾けな

          1978年製Greco TL600Jの修理

          TourBox Eliteを音楽制作と動画制作で使ってみた

          左手デバイスの定番であるTourBoxから、iPadに対応したTourBox Elite Plusが9/1に発売されるらしい。 まだ公式に情報は限られているが、先日のコミックマーケット104で実機の展示が行われたらしいが、TourBox Eliteとの違いとしてはiPad対応が大きなアップデートで、それ以外は今のところEliteからの大きなアップデートの情報はなさそうだ。 このnoteでは触れる機会がなかったが、自分も少し前に左手デバイスに興味が出てTourBox Eli

          TourBox Eliteを音楽制作と動画制作で使ってみた

          ギターのネックを交換してみる

          ギターの寿命を考える上で一番重要なパーツはネックだと思う。電装系やチューナー、ブリッジなどのハードウェア類は、よほど特殊な独自パーツを使っていない限り最悪の場合リプレイスメントパーツでどうにでも対応できる。一方、反りすぎてしまってトラスロッドで補正できなくなってしまったネックや、スキャロップ加工etc.で木部に不可逆なダメージが施されてしまったネックに対しては、できることが限られてしまう。 ただし、取り外し可能なデタッチャブルタイプのネックに関してはリプレイスメント用のネッ

          ギターのネックを交換してみる

          [パーツレビュー]Musiclily Pro ロック式チューナー

          修理中のギター用にチューナーを購入することになった。今回のギターは自分のギターではなく預かり物で、そこまでコストをかけずに直したいということだったので、ペグもGOTOH製ではなくMusiclilyのものを使うことにした。 普通のロック機能がないチューナーが1500円で、ロック機能がついたものが2900円。せっかくなので試しにロック式のチューナーを購入してみることにした。 いつもの黒い箱に入って届いた。箱は若干汚れているが気にしない。 開封。よくみると印字されている型番ら

          [パーツレビュー]Musiclily Pro ロック式チューナー

          KORG microKEY Air-49

          先日、唐突にワイヤレスのMIDIキーボードが欲しくなってKORGのmicroKEY Airの25鍵モデルを購入した。 前回のポストにも書いた通り、やはり25鍵では使える場面が大分限られてしまうため、購入直後だったが49鍵モデルに買い替えることにした。 25鍵盤に比べると当然ながら大きいが、鍵盤以外のコントロールがほとんどないシンプルなデザインで、かつワイヤレスで配線が不要ということもあって限られたスペースでも十分に使える。軽いので膝の上で使ってもストレスがない。 25鍵

          COCOBEE ギター用蜜蝋ワックス レビュー

          少し前に、E.V.O Lab様からCOCOBEEというギター用蜜蝋ワックスのサンプルをご提供いただいた。ジャンクギター再生をやっていると指板のメンテナンスをすることが多いのでありがたい。 ちょうどFresherのリフレットの作業が終わったタイミングで、その後ネック以外の部分に大分長い時間苦戦することになったためなかなか試す機会がなかったのだが、ようやく次のギターのメンテナンスに取り掛かれる状態になったので試してみた。 3年前に購入した2018年製のGibson Les P

          COCOBEE ギター用蜜蝋ワックス レビュー

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 4

          今回のギターは、ピックアップを含む電装系のパーツが一切残されていなかったため、ゼロから揃える必要があった。 最初はポット類やスイッチなどを一つ一つ揃えていこうと考えていたのだが、調べてみると配線済みのセットを購入した方が圧倒的に安いことがわかったので購入してみた。単体で揃えた場合の大体半額くらいの値段で購入できるし、何より配線済みなので作業時間を大きく削減できる。品質はどうなのかわからないが、ひとまず使ってみて品質に問題があったらそこのパーツだけ変えて行こうと思う。 配線

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 4

          MIDIキーボードもワイヤレスにしたい - KORG microKEY2 Air

          この数年使用しているNative InstrumentsのKomplete Kontrol M32には結構満足しているが、使用頻度が下がる最大の要因はケーブルだった。机が狭いこともあり常設しておくわけにいかず、また文字入力のキーボードとマウスとの兼ね合いから、作業中も弾いてない時は基本的に横に避けておくというような使い方をしていたのだが、取り出したり片付けたりする際にいつもケーブルの脱着が面倒だったりつけたまま移動させるにはケーブルが邪魔だったり、といった形でケーブルにはとこ

          MIDIキーボードもワイヤレスにしたい - KORG microKEY2 Air

          2024年前半に試して良かった機材

          毎年6月末に、その年の前半に試した機材の振り返りをしている。 今年は例年に比べると機材の購入量が大分少なかったが、その中で良かったものを振り返っていきたい。 第五位: Ibanez IGB541(ソフトケース)セッションに行く機会が増えるにつれて、軽くてコンパクトなケースが欲しい気持ちが強くなってきた。この半年間はIbanezのIGB541というソフトケースに入れてギターを持ち出す機会が多かった。特別頑丈ではないもののリーズナブルな値段で、軽くて作りもしっかりしており、見

          2024年前半に試して良かった機材

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 3

          ボディのリフィニッシュが進んでいる間に、ネックのリフレットを行った。 まだまだ課題は残るものの、新たに導入したフレットレベラーの効果もあって弾きやすさという点ではまずまずの状態に仕上がったと思う。 リフィニッシュとネック側の準備が落ち着いたので、パーツの組み込みに向けて準備をしていく。 このギターはほとんどパーツがない抜け殻の状態で購入したのだが、欠損パーツは市販のリプレイスメントパーツを使えば良いと安直に考えていたのは大きな誤算だった。ブリッジ、テイルピース、エスカッ

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 3

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 2

          以前からジャンクギター再生で試してみたかったテーマの一つがモディフィケーションだった。ただ修理するのではなく、見た目や機能を大きく改造してみたいと考えていた。一方で、自分は既製品のギターは基本的にはデフォルトの状態がベストだと考えているので、もはや元の状態がわからないようななるべく状態の悪いジャンクギターを探していた。 今回のギターはパーツがほぼ欠損しており、新しくパーツを揃えないと復旧できないこと、見た目もかなり褪色が進み汚れや傷も酷く、ただそのまま磨くだけでは中途半端な

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 2

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 1

          適度にコンディションの悪そうなFresherのレスポールタイプのギターを入手した。 Fresherというブランドは今まで馴染みがなかったのだが、共和商会が1970年代から80年代にかけて展開していたブランドらしい。Fresherのロゴは元々Fenderのロゴを模したようなデザインだったが、レスポールタイプのギターも販売していたようでこのギターについているロゴはFender感のないデザインになっている。 パーツはかなり多くが欠損しており、シリアルナンバーなども存在しないので

          Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 1