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Fresher レスポールタイプのレストアとモディフィケーション 3
ボディのリフィニッシュが進んでいる間に、ネックのリフレットを行った。
まだまだ課題は残るものの、新たに導入したフレットレベラーの効果もあって弾きやすさという点ではまずまずの状態に仕上がったと思う。
リフィニッシュとネック側の準備が落ち着いたので、パーツの組み込みに向けて準備をしていく。
このギターはほとんどパーツがない抜け殻の状態で購入したのだが、欠損パーツは市販のリプレイスメントパーツを使えば良いと安直に考えていたのは大きな誤算だった。ブリッジ、テイルピース、エスカッション、ペグ…など一通りの部品を揃えたが見事にほとんどの部品の寸法が合わない。
サムナットに関しては軸の錆が原因だったが、それ以外のパーツに関してはシンプルに寸法が今の一般的なパーツの寸法と異なっているようだった。70年代のギターを買う際には、パーツが揃っているか十分に注意した方が良い。
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ブリッジとテイルピースに関しては、アンカーを打ち直すとなるとかなりの大改造になってしまうので、現在のアンカーにあう寸法のパーツを頑張って探すしかなかった。いくつかパーツを取り寄せて試すことになったので若干の出費にはなったが、最終的にフィットするパーツが見つかった。(ただしノーブランド品でメッキの質はあまり良くなかった)
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エスカッションに関しては、穴を一度埋めて交換用パーツに合わせる形で穴を開け直すことにした。爪楊枝とボンドで古い穴を埋める。
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エスカッションの位置を決めるために、一旦仮組みをして弦を張った。少しずつ完成系が見えてきた。
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ピックアップのポールピースが弦の下にくるように位置を調整。
購入したピックアップにエスカッションはついていたのだが、色をクリーム色にしたかったのでエスカッションだけ別で購入。
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ピンバイスで穴を開ける。これもそろそろ電動化したい気がしてきた。
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キャビティの穴が異様に大きく、かなりギリギリの位置への取り付けとなってしまったが、ひとまず取り付け完了。
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