SNSを通じた世界の“ジャパナイゼーション”
欧米で無宗教化が進んでいるようです。ヨーロッパでは神の存在を確信する人よりも不在を確信する人のほうが多くなっており、ヨーロッパ諸国に比べて信仰の喪失が遅かったアメリカでも、1990年以降に無宗教の人が急速に増えているそうです。そして、2050年には、大半の人がどの宗教ともまったく無関係という状態になると見られています。このことについて、心理学者のフランク・マルテラ(Frank Martela)は、「科学的世界観が広まり、多様な宗教に触れることで、宗教が自身の属性ではなく、単