note【無理に変わろうとせず、場面や状況を頭の中で変えてみる】
私達には、向き不向きや得手不得手、必ずと言って良いほど、長所があれば短所があります。
就職や入学試験での面接で、このように質問された事はありませんか??
『それでは、ご自身の長所を…』あるいは『短所を…』
もはや、質問している面接官のあなたは、しっかりと自分の長所や短所と言われている部分を理解しているでしょうか?
と今なら言ってしまいそうになります 笑
長所や短所を知るには、まず、自分自身を内省する必要があります。
さらに、長所や短所と言うと分かりやすいかも知れませんが、一概に、その長所や短所が仕事の場面の全てに当てはまるか、学校生活の全てに当てはまるかは、言えません。
なぜなら、人間は柔軟な生き物であり、人や状況、場面といったコンテクストによって、思考パターンや行動パターンは変化するからです。
自己分析は、方法論を知っていないと案外難しく、短絡的になりがちで不確かなものになります。
もはや先程の質問は、本当にリクルートしたいのであれば避けた方が無難な質問だと私は感じています。
だって、私だったら、当たり障りもないように原稿を作りますから 笑
ただ、思い出していただきたい事があります。
これを読んでくださっているあなた自身は、仕事と家庭では、同じような性格で家族と関わり、職場と同じように行動をしていますか?
あるいは、学校生活や実家での違いはありませんか?
従来の自己分析では、自分自身にレッテルを貼り『この人はこうだ』と言う一方向的な見方しかできません。
いわゆる決め付けが起こってしまう可能性があります。
それでは、人は活かせないのです。
その人にとって相応しい場所(コンテクスト)はどこか?或いはどのような状況、場面で力を発揮しやすいか??
または、自分は何にモチベーションが高まり、どのような場所で有れば集中出来るのか??
それを考える必要があります。また、内省する必要があります。
どのような場面で、また何に対してモチベーションが上がるのか、どのような環境だと集中出来るのかは、無意識のうちに行っているからです。
無意識を内省する事により、自分自身を捉えて、意識する。
無意識を意識する。
自分を内省すると言うのは、自分が無意識にやってしまった事を理由づけして考えることであり、そして、これからどうしていきたいかを考える事だと私は思います。
短所を活かすには、まず、その短所と言われている行動は、なぜ行われるのか。
なぜ行われるのか?と言う所には、思考パターンや過去の経験やストレスなどが隠れています。
そして、そこを受け入れ、これからどうしていきたいかを考える。
無理に短所を変えるのではなく、先ずは受け入れて、内省する。
内省するのに役に立つのが、心理学です。
これからもっと慈愛に溢れた関わり合い、コミュニケーションが増えますように。
それでは今日は、この辺で〜✨
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