見出し画像

自分の気持ちや意見を上手く相手に伝える方法!

前回の記事で、「嫌われたくないから自分の言いたいことを我慢し続けていると、不満は募り、だんだん自分が分からなくなる」というお話をしました。

じゃぁどうやって自分の意見を言っていったらいいの?ってことで、今回はそのお話をしたいと思います!


アサーションという言葉を耳にしたことがある人もいるかと思うのですが、このテクニックを使ってコミュニケーションを取ると、我慢しすぎず、相手に与える印象も悪くせず、自分の意見を伝えることが出来ます。

アサーションとは、「自分も相手も尊重した上で、適切な自己主張をしていく」という手法。

その上で大事なことは・・・

「自分と相手は違う」ということをしっかり認識している必要があります。

相手に不快な感情を持った時、「なんでそうなるの?私だったらこうするのに!」とか「こうするのが普通でしょ!」って腹を立てることはありませんか?

それって、「自分の考えと相手の考えは一緒」だと思っているからです。

この考えのまま、コミュニケーションを進めていくと・・・もうどうなるか分かりますよね(笑)

揉めます。。。

いい感じで話がまとまることはまぁ無いでしょう。


そこで、アサーションの出番!

「自分と相手は違う」

それを理解した上で、「私はこう思うのだけど」とか「〇〇さんの意見はそうなんだね。ただ、私はこう思っているんだ」というように、自分の意見も相手の意見も大事にしていく形で主張していくんです。

アイ(Ⅰ)メッセージというのですが、「私」を主語にして伝えていく。

相手と意見の相違があった時など、「それは違うんじゃない!?」とプンプン怒りたい気持ちはとてもよく分かるのですが(笑)

アサーション&アイメッセージを使うと、「〇〇さんはそう思うんだね!でも私はその意見とは違う意見だなー」といった具合になります。

そうすると、相手の印象も違ってくるのが分かりませんか?

「それは違うんじゃない!?」って言われたらムカッときませんか?

でも、このテクニックで伝えると、自分の意見を否定されたという気持ちは下がりますし、素直に別の意見を聞き入れやすくなりますよね。


自分の気持ちを相手にちゃんと伝えたい時。

非アサーションで伝えてしまうと、本当に伝えたかったことが伝わらず残念な結果になってしまう可能性が高いんです。

例えば、最近疲れが溜まっていて夫にもっと家事を手伝って欲しいと思っている主婦の話。

「なんでもっと家事手伝ってくれないのよ!?」と言ってしまえば、「俺だって仕事で疲れてるんだ!」なんて言葉が返ってきそうですよねぇ。

そこで、「私さ、最近なんか身体がしんどくてね。これをやってくれると凄く助かるんだけど~」といった具合に伝えれば、「あーじゃぁそれやるわ」って聞き入れてもらえる可能性は高くなると思います。

そしてやってもらったら「ありがとう!助かったよ!」と言えば、夫も「他にも何かやることある?」なんて言ってくるかもしれませんよね!


ただ、ここでもうひとつ大事なポイントがあります!

アサーションを使ったからといって、相手が必ず自分の思うように動いてくれるとは限らないこと。

そうだとしても、「それは相手の考えである」という認識でいることです。

「自分が悪かったんだ・・・」とか、「相手が悪い!」といような捉え方ではなく、「今回はお互いの意見に相違があるよね」という捉え方です。

アサーションは、「自分も相手も尊重した上で、適切な自己主張をしていく」と手法。

なので、自分の主張をした上で、相手がそれをどう受け取るか、どう感じるかは相手次第なのだという事も忘れてはいけません。

「自分と相手は違う」ということです!

人とのコミュニケーションで、自分の言いたいことを円滑に伝えていきたいと思っている方がぜひ、この方法を取り入れてみて下さいね(*^^*)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?