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【不登校支援】教師を選べる時代を!ブランディングプロデューサーにインタビュー

不登校の子どもたちに、オンライン家庭教師サービスを提供する「株式会社CoCon」。元・教師、教育関係者が中心となって、個別指導を行っています。今回はCoConでブランディングプロデューサーを務めるマサキさんにインタビュー!壮絶ないじめ体験から、「教師は全員信じられなかった」と語るマサキさん。そんな経験から立ち直ったお話しや、CoConにかける思いを聞いてみました。
 

■【不登校支援】株式会社CoConで何をしている人ですか?


マサキさん:
「もともとは、大学でデザインの勉強をしていて、そこで技術科の教員免許も取りました。現場に出たのは教育実習のときだけです。今はブランディングプロデューサーとして、CoConのマーケティングやブランディング、デザインの仕事をやっています」
 
 

■ブランディングプロデューサーになったきっかけは?


マサキさん:
「デザインを作るときは、企業のイメージカラーや雰囲気、サービスが伝わるようにしないといけません。それを見たときに、お客さんが気に入って、契約や購入につながることが目標ですが、お客さんに受けるのは『Bのデザイン』だったとしても、企業の担当者さんが『Aのデザインがいい』って言ったら、それでデザイナーの仕事は完了なんです。でもそれって、本質的じゃないですよね
 
―デザイナーの仕事の流れに矛盾を感じたマサキさん。目指す形は、全体的にバックアップできるディレクター。ただ、それは超天才デザイナーが若い頃から努力をしまくり、60代になったころにようやく辿り着ける地位だそう。
 
「ただ、どんな天才デザイナーでも、未経験の分野は、初心者と変わりません。そんなときは、スタッフたちが作ったものに対し、最後に『GO』を出すだけ。でも僕は、最初から関わりたい。だから、デザインだけで行くのはやめようと思って、マーケティングやブランディングについて独学で勉強するようになったんです」
 
その力を買われて、CoConで仕事をするようになったんですね。


■学生時代は、どんな子どもでしたか?

マサキさん:
一言でいうと、問題児です!めっちゃ動く、しゃべる、寝る、どっか行く子どもだったので、僕の席はいつも教卓の横でした。実は、小学1年生の頃から、いじめを受けていて。しかも同級生だけでなく、先生からも。きっかけは僕の小さないたずらだったんですが、いじめを受けていることを先生に相談したら、『お前が選んだんだろ』って突き放されたんです
 
―「他の子は守ってくれるのに、どうして?』と教師に不信感を抱くように。教師からのいじめは高校を卒業するまで続いたそう…。
 
「『先生』って名前がつく人には、嫌悪感が募るようになりました。でも、その一方でドラマの『金八先生』に憧れていて。どこかで、ちゃんと僕のことを分かってくれる先生がいるかもって思っていたんです…。

教員免許を取るのって、時間も手間もかかる。多くの教員は、高い志があって、教育の道を選んだはずなのに、なんで僕にあんなひどいことをしたんだろう?ってずっと疑問がありました。その謎を解きたくて、教員免許を取ったんです(笑)」
 
―壮絶な体験から、教師への復讐を誓う…なんだか韓国ドラマのような人生です。そんなマサキさんの人生の転換期はなんだったのでしょう?
 
 

■壮絶な学生時代から、プラスに変わった転換期は?

マサキさん:
「大学に入ってみて、環境が大きく変わったことです。周りのみんなは、“言われたことをやる”のが得意。でも、僕は自分で考えて自分で動くことができた。だから、大学ではアクティブに動けて、卒業単位の2倍の単位を取って、卒業したんです(笑)」
 
―大学のスタイルは、“出席は自由”“制作物さえできていればいい”という形だったそう。
 
「このやり方が自分に合っている!今までの仕組みが自分に合っていなかったんだ!と気付きました。そうしたら、人への不信感がサッと消えたんです。もし裏切られても、自分ならなんとかできる、と思えるようになりました」
 
 

■大切にしてきた価値観は?

マサキさん:
「小4で両親が離婚して、母親が苦労しているのを見ていたので、自分の辛い状況を打ち明けられませんでした。それに、苦労する母を誰も助けてくれない状況に、“自分の力で生きていかなきゃだめなんだ”って思ったんです。だから、誰よりも自分を信じて、周りが何といっても、自分を曲げちゃいけない。僕は、僕自身を永遠に肯定するようにしようって思っていました」 
 

■株式会社CoConでどんな未来を提供したい?


マサキさん:
子どもが教師を選べる未来です!教師を選べる時代になれば、子どもから選ばれるために、全力で努力しますよね。今のように、運だけで教師が選ばれると、苦しい思いをする子はいます。

くだらない大人の影響で人生を棒に振るくらいなら、関わる人を変えた方がいい。教員を全員信じなくていいとも思います。
学校の組織を保つためにはルールは必要だけど、先生は人生の責任を取ってくれません。学校にいるときに“危険信号”を感じるなら、“僕は学校に行かない”って不登校の選択肢を取ってもいいと思うんです」
 
 ー自分が「いい」と思った先生から学べる未来、先生自身も個性を全力で磨く未来、そんな未来を提供したいんだとマサキさんは語ってくれました。
 

■最後に、オンライン家庭教師に興味がある方に、メッセージをお願いします。


マサキさん:
予想の10倍以上、面白い先生がいます。たとえば、めちゃくちゃ古典が好きで、くわしい先生とか(笑)好きなものについて、とことん学べます。大人も、学びたいなと思ったときに、CoConに来られます。世の中は知らないことだらけだからこそ、死ぬまでいろんな先生と話して、人生に彩りが出れば…と思っていますね」


■まとめ


株式会社CoConは、不登校の児童・生徒が抱えている問題に、丁寧に寄り添います。勉強したいと思う子には授業を、精神的なサポートが必要な子には、オンラインカウンセリングやメンタルヘルスのサポートサービスにつなぎます。CoConのサービスに興味がある方は、ぜひHPからお問い合わせくださいね。

https://cocon.ltd/


 


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