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#コーチング

現状の外にゴールをいくつも設定していると、ある時、それらが星座のように一つのまとまった形として立ち現れてくることがある。そこで見えてきた形こそ、自分が望んでいた、さらに大きなゴールの世界。

広い範囲を一望できる高い視点も、対象を細かく見られる視点も、どちらも重要。

前者には抽象度の高い思考が、後者には具体的な経験や知識が必要。

両者は相補的で、抽象度の高さが広範な知識の獲得を可能にし、豊富な経験と知識が抽象度の高い思考を支えている。

視点を高くすると、今まで知らなかったことが見えてくる。
見えてきた範囲の知識をたくさん吸収すると、新しい視点が生まれる。
新たな視点からは、さらに広い未知の範囲が見えてくる。
そのサイクルに終わりはなく、いつまでも楽しめる。

何かが気になったとき。それは、現状の外側が見えた瞬間である。何かが気になったときは、垣間見た現状の外を見失う前にすぐに行動に移すこと。

セルフコーチングを実践して大きな変化を引き起こすために重要なことの一つは、繰り返し繰り返し行うことです。ゴール設定、アファメーション、ビジュアライゼーション、セルフトークのコントロール...どれもシンプルな方法ですが、その効果の強さはどれだけ繰り返し行うかにかかっています。

コンフォートゾーンが変化すると、新しい人間関係が生まれる。人間関係が変化すると、コンフォートゾーンも変化する。ゴール側の世界をコンフォートゾーンにすると、ゴール側の世界の人と関係が生じる。ゴール側の世界の人と関係が生まれると、コンフォートゾーンも移行する。

楽しいことや嬉しいことがあった時は、意識的に何度もその出来事を思い出し、その時の体感をいつでも引き出せるようにしておく。そして、その体感を使って未来のゴールの世界を色づけしていく。ゴールを実現することが待ち遠しくなってくる。

抽象度の高い現状の外のゴールは、北極星のように方向性を示してくれるもの。そのようなゴールがあるからこそ、短期的にみれば紆余曲折があっても、長期的にはちゃんと自分の進みたい方向へ進んで行ける。

出来事の良し悪しを判断する視点に立つか、それとも、その出来事は何を学ぶために起こったのかと考える視点に立つか。

この世に絶対的な正解はない。「この行動や選択は正解だろうか?」と問うても、絶対的な答えは出てこない。自分にできることは、ゴールを設定し、その場その場で後悔のないようにベストな選択をしていくこと。ベストな選択を繰り返している現在の自分は間違いなく最高の自分である。

夢中になれることを見つける。スコトマになって見えなくなっている「夢中になれること」を発見する。そのために、とりあえずのゴールを現状の外に設定し行動してみることで視点をずらす。そうしていると、ある時「これだ!」というものが見つかる。「夢中になれること」は発見されるのを待っている。

「自分はいつもこうなるな」と思うパターンの背景には何らかの信念があります。信念はセルフトークの積み重ねで形成されているので、信念も言葉でできています。そして、繰り返されるパターンの背景にある信念はまさに「自分はいつもこうなる」という言葉そのものです。

気になる食べ物が好きな味かどうかは、試しに食べてみればわかる。気になる服が似合うかどうかは、試しに着てみればわかる。気になったことが本当にやりたいことかどうかは、試しにやってみればわかる。試食や試着のような気軽な気持ちで、気になることを試してみる。