シェア
狩野宏樹@PT&CM
2021年8月19日 06:59
ケアマネジャーの仕事で、まず大切にしている事があります。それは、 利用者、患者さんの全体像を捉える事です。ここでは、ケアマネジャーがアセスメントを実施した結果から、利用者さんの全体像を捉える事の意味とは異なります。 ここでは、姿(からだ)の意味での全体像です。 早速ですが、以下の方の絵をご覧ください。 例えば、シルバーカー(+杖装着)を押している、背中が丸い、年配の女性が歩いてい
2021年6月29日 00:32
近頃、セルフネグレクトという言葉を以前にも増して耳にするようになってきた。『自己放任、自己放棄』の事である。つまり、生活環境が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態を指す。ゴミ屋敷や孤独死の原因とも言われている。つまり、SOSを発することが出来ないのである。しかし、セルフネグレクトは高齢者虐待防止法の対象外なのである。 何故、セルフネグレクトに至るのだろ
2021年6月27日 22:14
ケアマネが行なう課題分析は『解決すべき課題を把握すること』だが、私は『目標を達成する為の課題分析』という意識の変換が必要に思う。そう考えると課題整理標準項目(23項目)のみでは圧倒的に内容が不足する。利用者毎にアセスメントを変えられる独自様式の利用やトップダウン評価の視点も必要である。 決まりきった項目そのものがナンセンスかもしれない。十人十色、疾患も人物像も、環境や、強みも弱みも