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過去は全員がひどいあがり症、今はどんな場面でも大丈夫!
話し方教室セルフコンフィデンスOBたちが語る「私たちのあがり症物語り1」です。どうぞお楽しみください。
あがり症と脳のはたらき
人があがるのは、全身に網羅された生命危機管理システムの稼働によるもの、ということは前に紹介しました。
本日は、あがり症と脳のはたらきについて書いてみたいと思います。
皆さんは、自分と脳の関係についてなど、考えてみたことありますか?
人間科学では人を、脳を起点としたコミュニケーションツールと捉え考察を深めます。
脳を起点としてコミュニケーションツールとはどのようなことか、以下に説明してみたいと思
ストレスをコーピングする
新田の専門はあがり症ですが、実はあがり症への理解や考察は人間まるごとへの理解であり考察でもあります。
だからというわけではありませんが、これからは少し執筆の範囲を広げ、あがり症関連だけでなく、ストレスコーピング術や社会的スキルの鍛え方などについても書いていきたいと思っています。
さて本日は、ストレスコーピングについて書いてみたいのですが、皆さんは「コーピング」という言葉ご存じですか?
コーピ
あがりと風邪は似ている?
皆さんは、長いあいだ疑問に思っていることなど、ありますか?
新田は、風邪薬が発見されたらノーベル賞もの、という言葉がずっと疑問でした。
風邪をひけばみなお医者に行って薬をもらうのに、なぜ風邪薬が発見されたらノーベル賞ものなんだろう・・・と。笑
でも、いまはその理由が分かります。
風邪は、鼻水や咳、熱、食欲不振などさまざまな症状の集合体で、病院に行けば症状に合わせて、鼻水を抑える薬、咳を止める薬、
あがり症は病気って本当?
皆さんは、あがり症が病気であることをご存じでしたか?
実は、あがり症はSAD(社交不安障害)という病気として、投薬治療の対象となっています。
ただし病気だからといって、全員に投薬治療が必要なわけではありません。近年ではよいお薬も開発されていますが、新田の提唱はやはり、「脳が安心すればあがらない」です。
同時に、あがり症は脳の機能の問題であり、脳を安心感で満たす言葉のマネジメントと、条件反射を遮
あがり症克服のファーストステップ
話し方教室セルフコンフィデンスのあがり症克服セミナーでは、最初のスピーチからドキドキせずに話すことを重視しています。
なぜかというと、最初のスピーチからドキドキせずに話せることが、あがり症克服のファーストステップだからです。
背景を少し説明しますと、あがり症の人は人前で話すたびにドキドキし、声が震え、膝もガクガクするという体験を重ねます。
その結果、脳の中はあがったときの記憶でいっぱいになり、ス
ドキドキの原因は自律神経?
自律神経が、活動的でエネルギッシュな交感神経と、リラックスに有効な副交感神経で構成されていることは、多くの人がご存じだと思います。
人が元気にはたらく日中は交感神経が活性化し、夜は副交感神経が優位になってリラックスして身心を休める。このふたつの神経がバランスよく動いてくれるからこそ、私たちは日々の暮らしを健康に営むことができるのですね。
では、あがったときにドキドキしたり大量の汗をかいたりするこ
はじめてのNOTE、楽しみます^^。
はじめまして、新田祥子と申します。私はあがり症と話し方の専門家として、話し方教室セルフコンフィデンスを主宰しております。
また、これまであがり症やコミュニケーション関連の本を14冊、上梓させていただきました。
人前で話すことが苦手、長年あがり症で悩んでいる、そのような方に向けて、あがりの原因と仕組み、克服するための方法など、あがりとあがり症の理論とツールを考案し、これまでたくさんの方のあがり症克