ワイ

・本の感想 ・考えたこと を書きます。意識低め。

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    人に見せれば達成できるかと思い…

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自分の仕事は、ブルシットジョブだと思う

タイトルのとおり、自分の仕事はブルシットジョブだと思う。 ブルシットジョブとは、ネット上の言葉になってしまうが、無意味で不必要で有害にも感じられる仕事を指す。 自分は広告関連業界にいる。クリエイティブ系や世間がイメージするバリバリの営業ではない。そして自分の仕事は無くていい仕事だと思っている。 ここで絶対に「世の中に不要な仕事はない」という突っ込みが入ると思う。確かに企業がある限り、広告業界が無くなることは考えづらい。ただこんなに関わる人は不要だと思っている。 一番違和

    • 仕事を冷静に見つめる:「やりがいのある仕事」という幻想【本紹介】

      ■概要 小説家である著者が「これからの働き方」をテーマに書いたエッセイ。 ■印象的な部分 ・人は働くために生きているのではない 労働していなくても、基本的人権は無条件で認められるはず。 働いているから偉い、働いていないと可哀そう、といったことはない。 「稼ぐ者が偉い」という考え方は産業革命でごく一部の人間が稼ぎ、社会を支配するようになったことで広まったもので、大昔からあった考え方ではない。 ・仕事はすごいもの、というイメージが作られている 「国を動かす」「未来を築く」とい

      • [やりたいことリスト63]10円でも自分で稼ぐ

        会社員を続けたくない、と漠然と思っているため、少しでも自分で稼いでみようと思ったのが発端。 1か月半ほどの実績がこちら。 アンケート 4件 タスク 2件 計:291円 10円は稼げた。ただ、文字通り10円だけ稼げればいいわけではなく、長期的にはまとまった額を生み出したい。 ということでもう少し時間がかかりそうなライティング等に応募してみたものの、応募以降が進まない… 特に返信がなく終わってしまう。 単発にしたい、といった希望があり、手あたり次第応募している訳ではないので

        • [やりたいことリスト87]ミスドに行く

          ミスドに行くなんて、やりたいことリストに入れるまでも無いと思われそうだが、広告効果で何となく行きたくなったのと、大人になると誰もミスドを買ってきてくれないので、あえて「やりたいこと」にしてみた。 ミスドの店内に入るのは5年ぶりくらいだったので混み具合が分からなかったが、休日に行ったところ次々と客が来店していた。さすがに人気なんだなぁと実感。 お目当てはポンデリングだけだったので、迷わず購入。 正直味はわかっていたので確かめに来ただけ、みたいになった。想定通りのもっちり感、

        自分の仕事は、ブルシットジョブだと思う

        • 仕事を冷静に見つめる:「やりがいのある仕事」という幻想【本紹介】

        • [やりたいことリスト63]10円でも自分で稼ぐ

        • [やりたいことリスト87]ミスドに行く

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        記事

          人口減の正体とは:「居場所がない」人たち

          ■気になった点 ・子育て支援は少子化対策にはならない 一人の母親が産む子どもの比率は現在と1980年代でほぼ変わらない。 出生数が減っているのは、子どもを産む対象である女性の絶対人口が減っているため。 ・人口減少の理由 人口が減少する要因は少子化だけではなく、死亡数が出生数を上回ることも含まれる。 1951年~2011年まで、人口千対死亡率が10%だったことにより一気に世界一の超高齢国家になったが、現在の高齢者が亡くなることで日本の多死社会化が始まる。 ・欠乏の心理

          人口減の正体とは:「居場所がない」人たち

          [やりたいことリスト41,94 ]蔵前に行く/Dean&Delucaのパンを食べる

          noteってこういうの書く場所じゃないんだろうなと思いつつ記録はしたいので書く 前から気になっていた存在、蔵前に行ってみた。 インスタでおしゃれなカフェを見かけると高い確率で蔵前、という意識が刷り込まれており、一度行ってみたかったのだ。 到着すると、まず思ったより車通りが多い印象。そして大きなスーツケースを持った観光客もちらほらおり、ホテルも多いみたい。浅草に近いから? 大きな道路から脇道に逸れると静けさがあり、このエリアは雰囲気が似ているなぁなどと感じた。 目当ての

          [やりたいことリスト41,94 ]蔵前に行く/Dean&Delucaのパンを食べる

          日本人は海外グルメに寛容と見せかけて、不寛容:「異国の味」

          ■概要 料理人/飲食店プロデューサーである著者が、日本における異国料理レストランの変遷について語るエッセイ。 ■気になったところ ・日本人ほど積極的に世界の料理を食べたがる民族はいない。一方で、日本人向けにアレンジされていなければ受け入れないという姿勢も見られる。 ・各国、現地の味を再現する→日本人のウケが悪いので日本人向けにアレンジするという変遷を辿っている。 例えばバーミヤンも元々は中国料理(=本場の味)を提供していたが、中華料理(=日本人好みに改良)にシフトしていっ

          日本人は海外グルメに寛容と見せかけて、不寛容:「異国の味」

          [やりたいことリスト5]栄養学の本を一通り読む

          ■概要 栄養学の基本、各栄養素、各食材、悩み別の対策などについてカラーで分かりやすく掲載。 ■感想 〇幅広い素材(肉、魚、野菜、穀物etc)の栄養素や上手な食べ方について学べる。マイナーな食材についても言及されてており、「お前、こんないいところがあったのか…」と今まで知らなかった一面を見たかのような嬉しい気持ちになれる。 〇定番レシピが各素材の栄養や組み合わせを加味して、合理的に作られていることが理解できた。 例えば ・にんじんはビタミンCを破壊する酵素が含まれており、こ

          [やりたいことリスト5]栄養学の本を一通り読む

          何かを辞めたいなら、「〇〇する」に置き換える

          AERA.dotの記事に「辞める」を実行するためにとても重要な考え方が掲載されていた。 悩みの要旨は「人に嫌われるのが怖い自分が嫌なので、変わるためのアドバイスが欲しい」というもの。 「皆から好かれることはまず無理だから周囲を気にしない」という相談者の言葉に対して、回答者はこう答えている。 自分も「ピンクのワニ」という文字を見た瞬間ピンクのワニが脳裏をよぎった。 確かに、行動をやめるならまだしも、頭ので考えていることを辞めるのは難しい。 また、何かを「辞める」と時間や

          何かを辞めたいなら、「〇〇する」に置き換える

          閉塞感、行き詰まりへの共感:小山さんノート

          ■概要 「小山さん」と呼ばれた女性が遺した膨大な日記を有志メンバーによって文字起こし、抜粋した一冊 ■感想 公園でのテント生活という厳しい環境の中でも、百円を拾った、喫茶に行った、等小山さんが小さなことに喜びを感じていたことが伝わってくる。 一方で、小山さんの鬱屈とした、どうにもできない閉塞感、同じことを繰り返していることへのやるせなさが全体を通して感じられる。 自分も数年前の日記を読んだところ、今と悩んでいることや感情が大して変わっておらず、いつになったら変わるんだと自

          閉塞感、行き詰まりへの共感:小山さんノート

          [読書]心の病気ってなんだろう?

          ■概要 精神疾患の症状や患者の中で起こっていることについて中学生向けに書かれた本。 ■気になった部分 〇統合失調症  主な症状は幻聴、妄想。思春期-青年期にかけて発症が多く、患者は「いい子」だった傾向が強い。 「いい子」であったことから主体的に何かできる、と言う感覚が少なく、主体的な自分がない、と感じるようになり、しっかりとした自分を見出そうと行動的になる。それが焦りにつながり、自律神経症状を発症。また、頭の中が騒がしくなる。なんの脈絡もない言葉が浮かんでくるなど。次にいろ

          [読書]心の病気ってなんだろう?

          ほとんど誰にも読まれないけど、noteを書く理由

          完全に自己満足で一銭にもならないけど、ネットに文章を残している理由。 〇ほんの少しの反応が欲しいから シンプルにただの承認欲求があると思う。書き残すだけなら日記アプリで十分なはずなので、やはり他の人にも読んで頂きたいという気持ちがあるのは認めざるを得ない。 ただ、炎上して自分の手に負えなくなるような状況は望んでいないので、たまに見られたな、と感じられる程度で満足している。 〇読んだ本の記憶がすぐ無くなるから 読書家とまでは言えないけれど、自分は今まで本を多く読んできた方だ

          ほとんど誰にも読まれないけど、noteを書く理由

          [やりたいことリスト92]新聞の記事をすべて読む:結論、現実的ではなかった

          ■やろうと思った理由 某新聞のデジタル版を購読しているのだが、1日に5記事程度しか読んでおらず、月額1980円の元を取れていないと思ったから。 ■所感 ・ちゃんと読もうとすると30分以上は掛かる。日常で全て読むのは現実的ではない。1週間分のうち、7割くらいは読めたけど、さすがに不毛に感じて断念。 ・新聞の利点は自分の興味の範囲外のことにも目が通せることだと思っていて、視野が狭い人間になりたくないという気持ちで購読している。だけど現時点で興味がない分野を読んでも目が滑るだけ

          [やりたいことリスト92]新聞の記事をすべて読む:結論、現実的ではなかった

          時間を作って行動に移す:”私の時間”はどこに消えたのか

          ■印象に残った部分 〇「時間給」に換算しない 時間をかければ必ずしも良い結果が出るわけではない、という指摘は確かに。 時間給労働から脱出したい。 〇スケジュールは前倒しで管理する 前倒しだからちょっとずれてもいいか、と結局なりがちだが、前倒しのスケジュールで終わるに越したことは無い。 〇やる気に頼らずついでの5分で取り掛かる やる気に頼っている時点でやらない方向に進んでいる、という指摘は胸に刺さる。 〇準備の時間を減らすより、決断の時間を短縮する 検討に必要な情報収集

          時間を作って行動に移す:”私の時間”はどこに消えたのか

          [やりたいことリスト93]季節のフルーツを楽しむ

          実家を出てから、フルーツにありがたみを感じるようになった。 おそらく自炊するようになり、調理の手間を理解したからなのだが、フルーツに対して「何も手を加えていないのに美味しくてすごい」という感想を抱くようになったのだ。 (もちろん品種改良や農家の努力の賜物とは理解している) 冬はリンゴ、春はイチゴや柑橘類、夏は桃、梨、秋はブドウなどなど。 最近一番感動したのが巨峰。一口食べて甘味と酸味のバランス、果汁があふれてきて頭の中のレーダーチャートが全項目(具体的には無いけど)最高得

          [やりたいことリスト93]季節のフルーツを楽しむ

          [生成AIだけじゃない]東京都同情塔

          ■あらすじ ■感想 〇生成AIの文章を実際に使ったことで知られているが、それは小説の一部で、それよりも短い文章の中でいろんな要素が詰まっていることが印象的だった。 ・カタカナ語への嫌悪に始まる言葉への執着 ・犯罪者の家庭環境 ・AIとの対話 ・東京オリンピック ・性差別 〇カタカナ語への違和感については、自分もカタカナ語が嫌いなので、よくぞ書いてくれた、という感じ。 〇全体的に主人公の頭の中のごちゃごちゃがそのまま文章になっていて、一般的にいうとちょっとめんどくさい奴

          [生成AIだけじゃない]東京都同情塔