記事一覧

どこで何が捻れたかわからず今も痛みを抱いたまま眠る

焦っているのかも 『あの頃には戻れない』の意味がだんだんわかってきてた気がする みんな変わってしまうのだろうか 私も変わってしまっただろうか 私だけがいつまでも…

ほの
6か月前

150円の価値

お腹を満たしてさあ美術館だ。とずんずん歩いていると女の子に声をかけられた。「150円くれませんか?」見た感じ小学校1年生くらいだろうか。周りには割と人がいたのになぜ…

ほの
6か月前
2

夜の波の音は地球の寝息みたいに聞こえる

夜の波の音は地球の寝息みたいに聞こえる ずっと朝日が昇り続けたならば世界は平和だったかもしれない 水面近く低く飛ぶ鳥が愛おしく美しい 水たまりの中に森のが映って…

ほの
9か月前
どこで何が捻れたかわからず今も痛みを抱いたまま眠る

どこで何が捻れたかわからず今も痛みを抱いたまま眠る

焦っているのかも

『あの頃には戻れない』の意味がだんだんわかってきてた気がする

みんな変わってしまうのだろうか

私も変わってしまっただろうか

私だけがいつまでも変われずに

ガキみたいな頭でいるような気がしているけれど

変わらなければならないのか

変わってしまっていいのだろうか

私の中の何かは壊れてしまわないだろうか

怖くてならない

なんのために?

誰のために?

変わらないと

もっとみる
150円の価値

150円の価値

お腹を満たしてさあ美術館だ。とずんずん歩いていると女の子に声をかけられた。「150円くれませんか?」見た感じ小学校1年生くらいだろうか。周りには割と人がいたのになぜ私なんだと思った。もっと気前の良さそうな人がいただろうに。

「何に使うの?」

「あそこのフクレルで遊ぶのにお金が足りひんからくれませんか?」

フクレルは小さな鉄道博物館のような施設だった。私にはそれほど面白そうな場所には見えない。

もっとみる

夜の波の音は地球の寝息みたいに聞こえる

夜の波の音は地球の寝息みたいに聞こえる

ずっと朝日が昇り続けたならば世界は平和だったかもしれない

水面近く低く飛ぶ鳥が愛おしく美しい

水たまりの中に森のが映っている。それを大事そうに飲む鳥が水たまりに切り取られている

地面に寝転んで空を見上げる。まるで別の世界に来たみたいな気分。

雲が大きい。空が広い。

砂浜の形は変わり続けている。私たちが生きていようといまいと。けれど私が歩いてできた

もっとみる