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#111 今の主治医に出会ったきっかけ

今日もお読みくださってありがとうございます!
(2024年5月24日にタイトル画像を足しました。生成AI画像に医師を高齢男性医師を描いてもらったらこうなりました。)

2月22日から連続投稿してきたというのに、5月5日は投稿せずに一日を終えてしまいました…!ガーン!

旅行の荷解きをしたり、撮った写真整理したり(2日間で1万8000枚くらい写真撮ってた。だって大神雄子と間宮佑圭が……以下略)、風呂に入りながら2時間スマホで病気に関するネット検索をしていたら深夜になってしまい、さて日記と思ったらPCのWifiが「インターネット接続なし、セキュリティ保護あり」という謎状態で再起動してもWifiの再設定をしても復旧しなくて日付をまたいでしまいました……スマホのフリック入力は苦手でむりだった…トホホ。

不具合は、「完全シャットダウン(Shift+シャットダウン)」したら治りました。でも、再起動って「完全シャットダウン+起動」なんですよね?再起動でダメだったのに完全シャットダウンではいけたのはなぜなのか……謎。
ホント嫌いだよ機械モノは。

かつて一年だけ情シスにいた

くらたは数年前何かの手違いで情報システム部門に配属されましたが、まあ上記のとおりの調子なので、内示が出た時には人生終わったと思いました。
毎年自己申告書に「人文学部文学科国文学専攻」って書いて提出してんだろ人事はバカなの?システムセキュリティについて入門編を学べたのは個人的にはよかったけど、人文学から批判的思考を学んだ擬ADHDに社内監視システム管理とかお門違いの極み。

人間、原理原則を守って管理することが得意なタイプと、臨機応変にあちこちにカウンターパート作って交渉しながらやっていくのが得意なタイプがいると思ってるんですけど(MBTIのJorPに近い)、社内監視は前者の人向きの仕事。くらたは根っからの、相当な、後者タイプ。
仕事が性に合わないだけでなく、情シスにいる人はほとんど原理原則管理タイプなので、人間も性に合わなくて辛かった。
職場一か所目の若手やIT企業からの転職者など、この仕事しか知らない人ばっかりだったので、くらたが思ったとおりに振る舞うと、「自由すぎる」とか「わがまま」とか「常識外」みたいに受け取られちゃうんですよね。
でも、Webサイトプランナーとか広報誌制作とか、こういうのが役に立つ仕事も世の中にはたくさんあるんだってば!

異動前の部署と情シスの関係が悪かったから、異動当初は恨みを一気に引き受けました。わたしの態度も悪かったんだろうけど。
また、上司だった係長は天才肌の上に自閉傾向が強くて、その特性の強さゆえに生きづらさが外に駄々洩れていて母性の強い女性にモテるタイプの、愛すべき人だったけれど、指示も出さない教えもしない人だったので仕事は習いづらかったです。
さらに、育ちが複雑で繊細で常時不機嫌な10歳下のこけし姫様の機嫌を取りながら仕事を習わなきゃいけなかったし、身体障害のある職員に対する差別的扱いも日常的にあって(身体障害のために自転車には乗れないのに乗れとか言われてた)、物理的な環境も改修時に設計ミスでLED照明入れ過ぎてとにかく眩しかったのも片頭痛持ちには辛かった。

本当にあそこは地獄でした。

9月くらいに、ようやく関係が安定してきたと思っていたこけし姫の御機嫌がめちゃくちゃ悪い日があって(生理前か彼氏と喧嘩したか、なんかそんな理由)、すんごい八つ当たりを受けて、昼休み泣きながらあーちゃんに電話したら、あーちゃんに「もう無理じゃない?」と言われて心がポッキリと折れました。
もうなじめるように頑張らなくていい、異動に向けて全力を尽くそう、と思った瞬間でした。
そのときは適応障害にはなりませんでしたが、めちゃくちゃつらかったなー。あーちゃんには、あのときよりは今のほうが元気そう、って言われます。そうかも。
そういえば、年明けてから異動内示が出るまでの間は、もう週5出勤できてなかった。祝日や有給で、週4通えれば御の字、という状態でした。

ただ、仕事も職員もすべてが嫌いだったしヒラだったので、係長になって現場を守りたいと思うようになった今よりは、立場がシンプルでした。
だから、いろいろと暴れまわって1年で異動させてもらいました。異動させてくれたことに関しては、そのときの課長に感謝しています。『千と千尋の神隠し』に出てくる「頭(かしら)」にそっくりでした。

今の主治医に出会う

そうそう、このときに通い始めたのが今の主治医です。

そのときは難聴にはならなかったけど、不眠、過呼吸、生理不順、不正出血、胃痛、下痢、腰痛と、十分不調のデパートみたいになっていました。
ストレスチェックにひっかかって産業医面談をしたものの、産業医は医師だけに頭だけいいって感じのオバサンでした。そいつが「生理不順も不正出血もよくあることよ」なんて、医師免許持ってなくても30年女性やってれば誰でも知っているようなことを言っているのを、「なんだろうこの時間」と思いながらただ聞くだけの無駄な時間でした。

これではいかんと、まずは近隣のメンタルクリニックに駆け込んだけれども、そこはカウンセリングはなくやたらめったらに薬を大量に出す医者で、アなんとかかんとか(忘れた)という、一度飲み始めたら簡単にやめられない薬を大量に出されました。

その状況を危ぶんだメンターの知人の紹介で、家からちょっと遠いけど今の主治医のクリニックを受診し、今に至っています。
主治医は、「あんたの状態にこんな薬はいらない。すぐにはやめられないんだから少しずつ減らしていくよ」と文句を言いながら薬をやめさせてくれ、カウンセリングも受けさせてくれました。

そのことを自己申告書に書いたり、障害者差別に関してパワハラ通報したりなんだり(結局いろいろあってパワハラとして認められなかった)、とにかく異動するためになんでもしました。果たして1年で異動することができましたが、これはなんというか、かしら課長の理解があってこそ。ここまでしても、課長が違ったら別の結果があったと思います。
(教えてもらえると思うなよ、のTちゃんに伝えたのはこのときの実体験だったけど、Tちゃんは何もしなかったし異動もしなかった。)

主治医とは、もう長い付き合いになりました。
でもこの付き合いがあったからこそ、今回はゆっくり休めるようにと診断書を出してくれました。

そういえば、くらたが情シスにいた年こそ、わたしが間宮佑圭さんをきっかけに女子バスケを知り、大神雄子さんを知り、また大神さんが引退したシーズンでした。

主治医も女子バスケも、いまやわたしの心身を守るための大切なセーフティネットとなっています。

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