平野啓一郎『本心』、森沢明夫『おいしくて泣くとき』を読んでみた
子供の頃から本を読むのが大好きで、小学生時代は毎年夏休みに本を50冊読んで、読んだ本のタイトルと簡単な感想を書いたノートを自由研究として提出していた私ですが、近年は電車に乗っても本よりもスマホばかり見てしまったり、そしてステイホームで仕事もリモートが増え、電車の中や外出先での喫茶店で読書する…というシチュエーションもご無沙汰になり、めっきり本を読まなくなっていました。
再び本に触れる機会は思わぬところからやってきました。我が子の中学受験に関わる中で、塾の国語のテキストやいろ